「ウイルスって、ピンとこない。よくわからない」という方のために
ちょっと、まとめてみました。
今では「ウィルス」と言うと、パソコンなどのウイルスを連想する人が増えました。
パソコンの普及の初めの頃は、単なるおどしとか、びっくりさせるとかの他愛のない簡単な物が多かったと聞いています。
人が作り出すウィルスは、段々巧妙化、かつ危険度が増して、起業や官公庁に多大な損害を与えたり、ユーザーがウイルスをまき散らす加害者にされることもあります。
「ウィルス」と言う言葉は元々は、ウイルス菌によって人に病気を感染するものでした。
それが、電子の世界の感染するという現象が似ているというところからパソコンなどの感染についても、「ウィルスに感染した」と「ウィルスにやられた」などと言われるようになったと聞いています。
ベネッセと言う会社が被害を受け、ユーザーに誤ったり、図書券を配ったりしたことがありました。まだ記憶に新しいかと思います。
官公庁では、ホームページを改ざんされて、ホームページを凍結。
しばらく公開できなかったりしました。
職場での感染の時は、ウィルスの除去作業をする間パソコンが使用できなくなって、仕事が滞りましたし、駆除ソフトを作って一台一台、駆除作業をすることになり、2,3日作業にSEたちが追われることになりました。
他の職場での感染の時は、CDの駆除ソフトが渡され、SEでもないのに慣れない作業をすることになって、1台につき30分くらい?だったかかかった覚えがあります。
その頃のウィルスは、被害と言ってもこうした駆除作業のマイナスですが、最近では、ベネッセのように、個人情報の漏洩とか、実質的な被害が発生することもあり、これは企業や官公庁だけの問題ではありません。
個人のパソコンも今は24時間起動されていることも多く、ハッキングされて、情報を送るための基地にされることもあるので、安心できないのです。
昨今のウィルスは一ユーザーが被害者になって、そして加害者になることも、あるのです。
なので、パソコン一つひとつに、完璧ではないけれど、ウィルスソフトを入れて、監視して欲しいということから、セキュリティソフトを入れてとしつこく言われるようになってきたのです。
但し、セキュリテイソフトを入れたら、完璧にPCがウィルスから守れるという意味ではありません。誤解する人が結構多いようですが、ウイルスソフトは、マシンに登録されているパターンと同じものが入ってきたら、駆除したり、削除したり、して防ごうとするものです。
人がこういうウィルスがあるとしてパターンを毎日のように作成して各ユーザーのソフトに登録しているのです。
ですから、登録が古いところへ、新規のウィルスが入ってきても防いではくれません。
なので、いつもパタンを更新しつつ、リアルタイムでのチェックと、出来れば毎日の再チェックが必要になってくるわけです。
*一言、お断わりを、・・・。
この知識はもう5年以上以前、デジタルの世界では化石の知識になっているかもしれません。
でも、ウィルスソフトのパターンファイルは週に一度は少なくとも、更新されているようなので、防止としてのウィルスソフトの役割は、今までと同じなんだろうと思います。
下記にウイルスについて啓蒙しているサイトなどがありましたので、紹介します。
出来ましたら時間を割いて、ちょっとずつでも知識を得ていただければ幸いです。
ウィルスの実害
http://allabout.co.jp/gm/gc/52666/
ウィルス対策・セキュリティソフト
http://pasores.web.fc2.com/virus.html
マカフィーのウィルス疑似体験サイト
http://www.lasical.com/2011/01/12/501/
知らないと怖い、スマホにもウィルス対策ソフトを
コンピューターウィルスに感染するとどうなる?
https://www.sony.jp/support/vaio/beginner/school/security/05.html