ふうせんのホームページ

合唱とパソコンを趣味として、つれづれなるままに、書き連ねます。

2010-03-17 09:21:43 | 日記
桜の季節になった。
桜前線が北上を始めた。

この季節になると、いつも思い出す地がある。

「大阪市立少年保養所」という、施設があった。

そこで3回1,000か3,000本ほどの桜の開花を見た。

桜を見て、感傷に浸った。

桜を美しいと思っていたのに、その頃は、桜を見ると哀しくなった。
同僚に、感想を聞かれて、そのことを言うと、何か言われたのだが、なんて言われたか
思いだせない。

けなされたり、批判されたりではなかったことだけは覚えている。

今の職場で沖縄の早咲きの桜の話題が出て、この施設のことを披露した。
1992年(平成4年)に廃止になったらしい。

あの桜たちは、あの頃と同じようにまもなく満開をむかえるのだろうか。

春になると、あちこちで桜が花を咲かせ、夜店が出たり、カラオケに興じたり、
通り抜けで楽しむ人で賑わう。

今では桜をみても哀しくなることはなくなった。

さて、今年はどこの桜を愛でに行こう。