SAILIN' SHOES

デジタル一眼、ライカ等でのスナップ写真や、カメラ、音楽、鉄道・車、子育ての日々雑感です。

中国行きのスロウ・ボート / 村上春樹

2024-06-09 | 読書感想

ハルキストじゃないと言いながら、本屋にあれば買ってしまう不思議な魅力の村上春樹。

疲れた時、脱力したいとき、旅に出たいとき・・・そんな気分の時に買ってしまうようだ。

この中国行きのスロウ・ボートは最近、オリジナル装丁でハードバック本が出ていて、

文庫本も見つけたので買った。

村上春樹の短編集の1冊目なんだそうだ。

安西水丸さんとも初仕事。

1980年4月から1982年12月までの7編。

淡々と進み、振幅の無い短編にしょうと考えたのがわかる感じ。

最初の2編ぐらいはまだ村上節がかえって目立つ感じで、あまり好みではない。

1982年ぐらいになると、展開が少しあって、好みになってくる。

しかし、まだまだ初期の感じがして、ワクワクはしないかな。

ジャケットは良いね。

「午後の最後の芝生」が一番好き。


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