ハルキストじゃないと言いながら、本屋にあれば買ってしまう不思議な魅力の村上春樹。
疲れた時、脱力したいとき、旅に出たいとき・・・そんな気分の時に買ってしまうようだ。
この中国行きのスロウ・ボートは最近、オリジナル装丁でハードバック本が出ていて、
文庫本も見つけたので買った。
村上春樹の短編集の1冊目なんだそうだ。
安西水丸さんとも初仕事。
1980年4月から1982年12月までの7編。
淡々と進み、振幅の無い短編にしょうと考えたのがわかる感じ。
最初の2編ぐらいはまだ村上節がかえって目立つ感じで、あまり好みではない。
1982年ぐらいになると、展開が少しあって、好みになってくる。
しかし、まだまだ初期の感じがして、ワクワクはしないかな。
ジャケットは良いね。
「午後の最後の芝生」が一番好き。
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