SAILIN' SHOES

デジタル一眼、ライカ等でのスナップ写真や、カメラ、音楽、鉄道・車、子育ての日々雑感です。

アナログからデジタルへ  ネットオーディオとデジカメ

2010-11-07 | カメラ・レンズ
昨晩、保育園仲間の家で夕食会があった。
子供達はみんなで遊び、ママは学校関係や教育関係の話し、
そしてパパはカメラやメカニカルな話し。
大体のパターンである。
そこに集まった3人のパパ連のうち、私はカメラのデジタル化は早かったほうで、
1名は今年、SONY NEX-5を購入してその描写に感激し、
集合したお宅のパパはSONY α55を購入して、その連写のすごさに感激し、
私はα900を持参していたのだった。
たまたま3人ともSONYなのは、偏屈なわけではなく、ましてや私の策略ではない。
会社関係でそうなったのだ。




遊びに行ったお宅のパパは、α55の前は一眼レフではコンタックス派。
レンジファインダーではM6.
私のズミクロンを貸したりしていたのだった。

Ariaはコンタックスでも最も軽量で小型の機種だが、
こうやって久しぶりに持ってみると、ずっしりと凝縮した重量感がある。
金属の重さというかメカニカルな重さというか、これがカメラだ。という感じだ。
ライカのMシリーズなどを持つと更にそのイメージは深まる。
今のデジカメは大きければ重量があるが、凝縮した固まり感に乏しい。
私のα900は、ちょっとそんなアナログカメラの感触が強くて、
そこが気にいっている。
彼はα55のダブルズームのセットを買ったのだが、やはり単焦点が欲しいらしい。
プラナー50mm/F1.4で撮っていたのだから、ズームでは物足りないはずだ。
幸いにしてSONYのαマウントには50mm/F1.4が安くてよく写るレンズとして
ラインナップされている。
レンズ構成はライカのズミクロン50mm/F2.0とそっくりなレンズだ。

デジタルの良さはコストと便利さだ。
α55でこの秋の運動会を撮った彼は、去年までのコンタックスとは大いに
速射性が違っただろう。
なにせ、秒間10コマの高速だ。
何千枚か撮ったらしい。






さて、オーディオだ。
写真は我が家のリビングに鎮座するアンプだ。
プリアンプは蓄電池駆動で、パワーアンプは自然なパワー感のものだ。
アナログオーディオはすぐに聴けるのが美点だ。

今月、一気にネットワークオーディオの本が出版された。
時代はデジタルだ。
まだ呼称がまちまちな感じがするが、
大くくりに「ネットオーディオ」と総称しようと、
デジタルハリウッド大学の杉山知之学長が提唱した。

ネットオーディオには、
PCオーディオ、ネットワークオーディオ、デジタルファイルミュージックなどが
含まれるというものだ。
オーディオ雑誌では老舗の「季刊オーディオアクセサリー」を出版する
音元出版も「Net Audio」誌を発刊した。Vol.1である。

LINNなどで本格的はネットワークオーディオを組むのはまだ敷居が高く、
手が出ないだろう。
ようやくMARANTZから10万円以下のネットワークプレーヤーが登場して、
一般化しつつある。
それでもネットワークを構築して、長い時間をかけてリッピングする作業が
いかにも大変であれば、PCから直にオーディオに接続するUSBオーディオが
気楽だろうか。
いわゆるDAコンバーター(DAC)やDDコンバーター(DDC)などを追加することだろう。
それでも機器選びは難しいので、よく研究しなければならない。
しかし、その選択という作業が楽しいだろう。
その機器も美しく、メカニカルだからだ。

せっかくUSB DACがあってもPC音源の再生が汚くては仕方がない。
たとえば最も普及している「iTunes」などは音があまりにもさびしい。
音質の良いソフトがたくさん出てきている。


こうやって世の中はデジタル化が急速に進んできている。
今まで、趣味の世界はアナログが主流だった。
映像、音声、動画、静止画・・・
10年後はどんな姿がスタンダードになっているだろうか?

願うのは、それを使う側も利便性だけでデジタル化するのではなく、
アナログよりも高品位、高音質、高画質であることが判断できていなければ
ならないことだ。
ということは、まずはアナログも体験しなければならないということかもしれない。

なので、ライカが売れないのである。(屁理屈)













コメント (8)
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