SAILIN' SHOES

デジタル一眼、ライカ等でのスナップ写真や、カメラ、音楽、鉄道・車、子育ての日々雑感です。

α900を使った印象02

2008-10-27 | スナップ
週末は大変忙しかった。
土曜と日曜は家の前の商店街の1年で一番大きなフェスティバル。
大変な賑わいだ。
小学校のおやじの会での出店が有り合間合間に手伝い。
ママは同様にサッカークラブ出店の売り物の御菓子を製作。
ママの前職のお店も出店。ママはそれの手伝い。
午前中は次男が通う保育園のバザーがあり、ママはお店当番、私と長男は
買い食い。当の次男は留守番すると言う。
夕方は長男のサッカー練習あり。
私は会社のオーナー宅に行く用事もあり。
日曜は、委託された私立学園の文化祭への出店の搬入・搬出・御菓子の販売で
夕方まで家族全員で出動。
戻って、私はおやじの店。ママは喫茶店のお手伝い。
子供だけになる空白時間は、クラスメイトの家へ。
残念ながら打ち上げには参加できず。


そんな合間にα900で写真をすこし撮った。
何せ手が汚れる仕事ばかりなので、真新しいカメラを汚したくないとか、
ゴチャゴチャしてる時に落下させたくないとかもあり、
あまり多くは撮れなかったのだが。


保育園の近くに居た猫。
拡大すると髭はもとより、毛の1本まで解像している。
ものすごい解像力だと思うが、データはjpg1枚でエクストラファインでは
20メガ弱だ。PCが悲鳴を上げそうだ。
スナップなら、もう少し小さく仕上げても良いかもしれないが、
最初のうちは様子見で、最高画質と最高サイズで撮ってみることにする。
だって嬉しいじゃないですか。




保育園のバザーにて長男。
露出はやはり最新機だけあって、的確で使いやすい。
今までの苦労が嘘のようだ。
但し、カメラの液晶表示は明るく詳細できらびやかなので、PCの画像とは
かなり印象が違うので慣れが必要。
液晶表示は明暗の調整が必要。
だが、PCでの写りは適正だから心配は要らない。(まあPCモニタも調整がいろいろだが。)




わざと遠めで撮って、トリミングしてみた。
ふだんはトリミングはしない主義だが、α900では少々のトリミングは
画実低下は少ないことが判った。
この写真のオリジナルは、長辺短辺を半分にしたので、面積では1/4.
ファイルサイズも1/4で、5メガまで落ちた状態。
ブログはさらに300kbまで落としての表示になるので、そういう差については
何も判らないが。



上記と同様に1/4までトリミング。
流し撮りは遠目で撮ると楽。
それをトリミングするというズル。
でもα900なら1/4までトリミングしてもα-7Dと同等の画像は保証される。






2日目の印象
・まだ大柄に感じるが、グリップは私には最高にフィットしており、重さは感じない。他社にリードしている部分。

・私が使うシリコンパワー社製の安い8G266速CFはエラーが頻発している。
α100はスルーしてくれて、PC上で自動的に修復画面が毎回表示されていた。
α900は賢いのか、エラーが出た時点で、液晶の裏面・上面ともにカードエラーと
表示されて、動作がストップしてしまう。CFの出し入れで回復。
賢いが面倒くさい。
余計なお世話。(まあエラー勝ちなCFは使わないほうがいいのだが。)

・マウントのはめ込みがかなりきつい。α100は軽くロックする。
そういう仕様か?

・土曜日に実際にまっくらな部屋を撮る場面があった。
まったくの暗闇。水で冠水した地下室。漏電の恐れがあり電気は付けず。
外部ストロボで撮る。
AFは瞬時に合った。
補助光は外部ストロボが発光したにしても、AFが迷わなかったので感動。

・不評のシャッター音。
私には最高。
気に障らない音で、軽快に作業が進む感じ。
プロ向けの音だと思う。
しかし銀座SONYビルで触ったβ機α900とは音質がすこし変わった気がした。
ただし、装着するレンズによってシャッター音は大きく変わるということを
忘れてはいけない。
単焦点レンズでは軽快な音質に聞こえたりするものだ。

・ファインダーは今までとは雲泥の差がある。
しかしLeica M3は当然として、M2にも及ばない。
機構上、レンジファインダー機で凝ったファインダーには負けるか。
とにかくLeicaのファインダーの感動は一眼では超えられない。
どんなレンズでも暗くならないのは最高だ。
ちなみにコシナレンダーの最近の外付けファインダーも最高である。
言っても仕方がないが。

・色味はほんのわずかにイエロー寄りか。
今までのα100が明らかな青寄りだったので違和感がまだある。
α-7Dは完全なイエロー寄りだったので、使いにくかったが、
それほどではない。
基本的には中庸でコクもある。
クリエイティブスタイルはまだ使っていない。

・説明書に驚く。
サイズは文庫本サイズ、薄い。まるで「カフカの変身」の文庫本ぐらい。
再生紙丸出しで、たいへんなエコ仕様。
30万近くも出したのだから、立派な物が欲しかった。
ベンツの操作説明書は皮製だ。(嫌味ですが。)
SONY監修のマニュアル本を無料で送ってくれるなら許しても良い。


土曜日にSONYの社員、キヤノンの社員に会った。
SONYの社員はα900を触って、「よくできてるなあ」と感動していた。(笑)
キヤノンの社員は、「ついに一線を越えちゃいましたね!」と。(笑)

SONY α900、タムロンA09



コメント (12)
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