『いつも、いつでも元気炸裂!』

どんな環境やどんな状況でも、どんな人とでも明るく元気な笑顔で交流するよう心がければ自他ともに更に元気な心が増幅します。

カムカムエヴリバディの感動のシーン・・・

2021-11-20 17:50:16 | 喜怒哀楽をポジティブに
一昨日(18日)のカムカムエヴリバディには胸が熱く、
そして痛くなるような場面が多く、感動の連続であった。

雉真家の次男、勇は子供のころから安子のことが好きだったが
兄、稔のために諦め、稔に政略結婚的な縁談を勧める父千吉に
『家のための結婚は俺がする』と訴え、兄稔と安子の結婚を
認めてほしいと願い出た勇の心情に心を動かされた千吉が「たちばな」
を訪れるシーンでは稔の父とは知らない安子がどこか寂しそうで
元気のない千吉を見て戦況下の原料不足のため作れないおはぎの
代わりに亡くなった祖父が好きだったお汁粉を勧める場面・・・
安子の優しい人柄や丁寧な応対、千吉が心動かされるような表情・・・
これらの一つ一つが目の前で起きているように思えた。

そして
訪問者が雉真千吉だと気づいた安子の父、橘金太は父杵太郎が
あの世へ旅立つ時に履いた足袋が雉真繊維のものであることと
勘当した息子算太が出征するときに自分が見送らなかったことへの
後悔の念を伝えるとともに、これから学徒出陣をする稔について
『息子さんを悔いのないように送り出してください』と話す場面。

橘家のお汁粉を食べたこの千吉と技術を大切にする金太の
お互いの職人魂や仕事への誇りを認め合い、お互いに子を思う
強い気持ちの表れる会話と二人の顔の表情には私も思わず涙が・・・

あの何か重大な決意をしたような千吉と日頃は頑固者の金太の
表情がまさにあの時代の男を物語るようであった。

昨日の放送では安子の優しくしっかりとした人柄に感動し、
安子こそが息子稔をしっかりと支えてくれる人だと確信した
千吉が稔と銀行の頭取の娘との縁談を断り、祝言のために岡山に
戻った稔を安子に引き合わせ、『このお嬢さんこそがお前の嫁に
相応しい人だ』と言い、結婚に結び付けるというこれもまた
感動的な場面であった。

感動的と言えば・・・
その前の放送で、勇が稔の下宿先へ行き、自分の気持ちを吐露
しながら、兄、稔を思うあまりに殴りかかり稔をねじ伏せるシーン・・・、 

家のため、会社のために銀行頭取の娘との結婚を受け入れざる
を得ないと不本意な覚悟をしたまま弟と対峙した稔も
ついにはもって行き場のない感情を表すように
『もう…どうだってええんじゃ・・』と言いながら声を挙げて泣く
様子も胸に響いた。

今週は家族愛、親子、兄弟の愛情、男女の愛、男と男の友情、
友愛など、「様々な愛」を感じさせる「カムカムエヴリバディ」だった。
来週もこの「戦争と愛」がどのように展開されるのか注目していきたい。

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「つわものの想い」を (ポエット・M)
2021-11-21 13:15:48
fumiel-shimaさん こんにちは。
おっしゃるように「様々な愛」が、自分らしい生き方を見出していく過程で見られる、
朝ドラには心が揺さぶられますね。このように丁寧に創られるドラマが少ない中で、
ホッとするとともに、大切に見守っていきたいと思います。

なお、「水曜サロン」へコメント頂きありがとうございます。
「もみじ葉は ほむら立つごと 燃えもえて
         色競うがに 海の夕映え」の短歌への過分な歌評を頂き恐縮しています。

私は、焔立つごとに燃える紅葉には、木々が終焉に見せる矜持を感じ厳粛な気持ちになります。
滅びに向う覚悟と言いますか、その瞬間に己の全てを燃焼しつくす
「つわものの想い」を感じてしまうのかも知れません。
そんな思いを込めて詠んでみましたがfumiel-shimaさんに受止めて頂き嬉しいです。

なお、焔を「ほむら」と表現したのは、深い意味はないのですが、
「表記の工夫」として、漢字の重なりを少し避けてみた結果です。
かつてリコさんも、おっしゃっていましたが、短歌の調べと共に
「漢字、仮名のバランス表記」への努力として見て頂ければ嬉しいです。
本当は深く大切な意味が・・・ (fumiel-shima)
2021-11-21 16:18:18
ポエットMさん、こんにちは。

もっともポエットMさんらしさの溢れるコメントをありがとうございます。

焔を「ほむら」と表現したのには
「感じの重なりを避ける」「調べと共に、漢字、仮名の表記のバランスをとる」など・・・『本当は深く、大切な意味』があったのですね。
他にも通じるものとして勉強になりました。

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