そろばんでお店やさんごっこ

2019年01月23日 08時29分53秒 | 日記
りょうちゃんにとって、そろばんは本当に難しい。例えば、3+4をしたいときは、まず1玉を3つあげてから、4を足すためには1玉が足りないので5玉を下げて、1玉から余分な1を取る。
つまり、足し算をするために引き算も求められる。

引き算というよりは、補数という考え方で、4と1、1と4、2と3、3と2という組み合わせを覚えておくのが一番なんだけど、それを分かってて始めたわけじゃないから、とても混乱するんだと思う。

もともと、りょうちゃんは数字が好きだし、「りんごが2つありました。みかんが3つありました。全部で何個?」みたいな問題は分かりやすいみたいなんだけど、数字って概念だから、多分いまいちピンときてないんだと思う。

それで、問題をひたすら解かせようとすると嫌がるので、色々頭をひねって考え出したのが、リアルお店やさんごっこ。つまり、駄菓子をたくさん買ってきて、自分で値段をつけ、本物のお金を使ってお客さん役が買い物をし、お店やさん役がそろばんで会計をする、という遊びにしてしまうことにした。

りょうちゃんに提案したら、大喜びで、

「りょうちゃんがねだんつける‼️ テーブルにならべる‼️」

と大張り切り。

りょうちゃんは、問題集をするときは、計算を間違えて答えが違っているのを本当に嫌がるんだけど、お店やさんごっこにしたら、間違えを指摘して計算し直してもらっても全然嫌がらない。

そして、この遊びのいいところは、何度か店員さんとお客さんを入れ替わりながら遊んだら、最後にお菓子を2個選んで食べられるところ

計算は問題集を解くほどにはたくさんできないけど、そろばんが計算に役立ったり、お金と結びつけて考えられるようになれば、ただ数字を弾いてても、少し実感を持ちやすいんじゃないかなと思った。

幼稚園の子でも、公文やなんかでたくさん問題を解いたりしてる子はいると思うけど、私は正直、そういうことをさせたいとは思わない。机に向かっての勉強なんて、これからいくらでもできるんだから、幼稚園の時には無邪気にたくさん楽しいことをして、自分で楽しみを見つけられる子に育ってほしい。「そろばん嫌いだったけど、やり方によっては楽しくなるんだなぁ」ということを、今回のお店やさんごっこでなんとなく感じてもらえたら、それだけで儲けもんだと思ってる。

どうしたら、辛い練習が楽しくなるのか、りょうちゃんと一緒に考えながら進んでいけたら、それだけで儲けもんだ😄✨
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