最後のスイミング

2021年06月28日 09時03分00秒 | 日記
幼稚園の年中から通っていたスイミング。
ついに先週の土曜日で最後を迎えた。
コロナによる経営悪化のため、というのは仕方ないけど、りょうちゃん自身が辞めると決めて辞めるんじゃないから、なんだかなぁ😞 と、むしろ、りょうちゃんよりもママの方が微妙な心境だったかも。りょうちゃんは、ケロッとしてるように見えたし。

最後の日は特別テストで、進級試験が行われた。

りょうちゃんはバタフライなんだけど、1回腕を回したら2回キックするところ、時々3回キックしちゃうらしく、残念ながら不合格だった。

それでも、テストの後は同じスイミングの友だちと楽しそうに遊んでて、最後の見学に行ったママは、なんだか余計に残念な気持ちになった。

こんなに楽しく通って、気持ちよく泳いでいるのになぁ。学校の違うスイミングの友だちもできて、毎週会うのを楽しみにしてたのに。。。


スイミングの後、いつものように友だちと公園で遊び、でも、それも今回で最後となった。りゅうご君とは、これでなかなか会えなくなるので、お母さんと連絡先を交換して、また遊ぼうと約束した。

その後もあれこれあって、夜、りょうちゃんは、学校の作文の宿題にスイミングのことを書くことになった。

いつもだとグズグズして取りかからず、ちょっと書いては遊んで、という感じなのに、今回は書き始めたらほんの10分ほどで、

「終わった」

と言って、そのまま

「うわぁ〜ん😂」

と泣き出したもんだから、ママ、びっくり仰天。えっ、何も怒ってないし、どうした⁉️ と聞いたら、

「オレ、スイミング楽しかったのに。大好きだったのに。なんでコロナのせいでなくなっちゃうんだよ。テスト合格したかった。がんばったのに。オレの人生、台無しだ」

と、切々と訴えながら泣きていた。

その言葉を聞きながら、ああ、りょうちゃんも顔に出さなかっただけで、色々考えてたんだ。「テストに受かっても、どうせスイミングなくなっちゃうから意味ないしね」なんて言ってたけど、やっぱり受かりたかったんだなぁと思ったら、ママも泣きそうになった。でも、最後の「オレの人生台無し」ってところで吹き出しそうになって、涙も引っ込んだ。

でも、考えてみれば、たしかにそうだよね。

たった9年しか生きてないりょうちゃんが、4年も通ってたんだから。それって、ほぼ人生の半分なんだよね。りょうちゃんにしてみたら、「人生台無し」くらいの衝撃かもしれないなぁ。

嫌になりかけた時を乗り越えて本当に楽しめるようになって、泳ぐのが大好きになって、これからもっとうまくなるはずだったのに。

りょうちゃんが行きたいなら、他のスイミングに行ってもいいんだよ、と言ったら、

「オレは、○○○○が好きだったから、他のところには行きたくない」

とのことだった。その気持ちはわかるなぁ。特に今はそうだろうね。

人生って、理不尽なことがたくさんあって、りょうちゃんにしてみたら、今回のことは理不尽そのもの。だけど、いつかこれが、何かの糧になってくれたらいいな。そう思うくらいしか、今のママにできることはないんだけど。

今年の夏は、なるべくたくさん、泳ぎに連れてってあげよう。それくらいしか、ママができることはないからね。




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