金魚が死んだ

2015年12月18日 08時19分38秒 | 日記
この前公民館の縁日でもらってきた3匹の金魚。
ずっと元気に泳ぎまわっていたのに、おととい1匹死んでしまった。

お外に埋めに行こうね、と言うと、

「アリさんにあげちゃうの? アリさんが食べちゃうの?」

と心配して泣きそうな顔をしていたので、金魚さんは土に還るんだよ、そして、いつか生まれ変わるんだよ、と言うと、

「そっか」

と安心した様子でニッコリしていた。土に還るっていう意味は分からなくても、食べられちゃうわけじゃないと思ったのかもしれない。

「また、りょうちゃんのところにくるんだね」

と言うので、いつか来てくれるといいね、それまではお星様になって、りょうちゃんのこと見ててくれるよ、と言ったら、

「えっ、おほしさま⁉︎」

とビックリしていた。

本当は、星になるなんて、言わない方が良かったのかな。だけど、もう二度と帰ってこないとか、生きてるものは誰でもいつかは死ぬとか、そんなことは、やっぱりいまのりょうちゃんには言えなかった。

多分、もう少し大きくなったら、りょうちゃん自身が、死んだらどうなるの? 自分もママやパパもいつか死ぬの? と考える時がくる。その時に、またちゃんと話してあげられたらいいな。

私も子供の頃、死ぬのがすごく怖かった時期があった。きっと、それは誰でもがいつか通る道なんだよね。

りょうちゃんは今年、2つの死に出会った。
ベティちゃんと、名もない金魚。
他の子より、ちょっと早く死ぬということを知ったのかも。

昨日は、じいじに自分から金魚が死んだことを話したらしいし、「もうほしになった?」と聞かれた。

家に帰ったら、「きんぎょ、いきてた!」と喜んでもいた。

金魚を大事にしてあげようって、思ってくれたらいいな。