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出産経過3:陣痛室から分娩室へ

2012年05月26日 16時22分48秒 | 出産経過
一時的に授乳時間が短くなっていたふくちゃんですが,
それはほんの数日のことでした。
いまは両方のオッパイをグビグビと1時間近くかけて飲むこともしばしば。
そしてオッパイの要求もしばしば。
飲むのはもちろん,おしゃぶり代わりにもなっているような・・・。

その結果,体重がみるみる増えて,だいぶポッチャリした感じになってきました。

生まれた時のシワシワの足はぷっくり。

細かったあごは二重あごに。

か細かった声が力強くなり,表情もかなり豊かになってきました。

昨日なんて,キャッキャッキャッと声を出して笑ったのでビックリ。

実際には笑ったわけじゃないんでしょうけどね。




    *   *   *   *   *




先生の診察で自然分娩の続行が決定したあと,助産師さんが

「もし,いまの強さの陣痛が間隔を置かずに来たら呼んでください。
今日中に出産できれば十分に安産だからね」と言って去っていきました。

今日中なら安産

ということは,今日中に生まれない可能性もかなり高いということです。

この言葉を聞いた時には,正直,泣きたくなりました

私の気力も,この時点ですでに限界に近づいていたと思います。



しかし,その直後,確か午後4時頃だったと思いますが,
ピークの痛さの陣痛が,間隔を置かずに3~4回やってきました。

ハッキリ言って,この時は息を吸う余裕もないほど。

ひたすらうなり続けていました。

痛みが治まったところで助産師さんを呼び,診察していただくと,
なんと子宮口が5センチになっているとのこと

これまで12時間以上3センチのままだったのに,たった30分くらいの間にすごい変化です。

早く産みたい  この苦しみから逃れたい

という必死の思いが,ふくちゃんに届いたのかもしれません。

これがあったから,私はこの後も気力を保って,最後まで頑張れたような気がします。



そして,夕方5時過ぎ。

いよいよ分娩室に移動するときがやってきました。

分娩の担当は,それまでとは別の助産師さん。

病院だから仕方ないんですかね・・・。

でも,もうそんなことはどうでもいいです。

一刻も早く産ませてくれるなら。




・・・つづく。