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220227:重松清のこと

2022-02-27 | 妙に知(明日)の日記
220227:重松清のこと
■AFP=時事からの引用です。――ロシアによるウクライナ侵攻をめぐり、西側諸国は厳格な対ロシア制裁措置に合意したが、「金融核兵器」とも呼ばれる国際銀行間通信協会(SWIFT、スイフト)の決済網からの排除については、エネルギー供給の途絶を懸念する欧州連合(EU)主要国の抵抗により発動が見送られた。――これをやれば、ロシアは息絶えてしまいます。しかし、それは自らにも襲いかかってくる刃でもあります。いわば伝家の宝刀なのですが。■重松清については、3作品の書評を発信しています。そのなかでは、『とんび』(角川文庫)を最も高く評価しています。本書は10人ほどにプレゼントしました。デビュー作『ビフォア・ラン』(幻冬舎文庫)には、おもしろい出逢いのエピソードがあります。詳細は書評欄をご覧ください。3冊目は『ナイフ』(新潮文庫)です。どうしても紹介したい作品でした。■重松清には、田村章の名での著作があります。『あした命はもっと輝く』(光文社)がそれです。雑誌のアンカーマン時代の集大成です。この経験が重松作品に色濃くでています。
山本藤光