はなうたまじりにひとりごと

私視線で、観て聴いて♪素直に気ままに我儘に。主に宝塚の舞台のこと、その他諸々?についてお喋りを。

消しゴムはんこを作ってみる◆2

2009-04-28 23:57:20 | Weblog
テレビで見た作り方を、ざっくり紹介しましょう。

下絵を描く。
下絵をトレーシングペーパーに、鉛筆で写しとる。
消しゴムの表面を練り消しで、綺麗にする。
消しゴムに、トレーシングペーパーを裏返して、重ねる。
爪で、トレーシングペーパーの上から擦って、鉛筆の線を、消しゴムに写し込む。
カッターや、彫刻刀を使って、彫る。
彫り終わったら、表面を練り消しで掃除する。
スタンプ台を、消しゴムのハンコ面に叩くようにして、インクをつける。
押す。

一つには、この練り消しの使い方は、
なかなかに、カルチャーショックだなと思った。
ごみ取りかぁ…なるほど。


とにかく、まず、材料を集めに行きました。
私は、ポストカードサイズのカードに、どんと押せるサイズのハンコが欲しかったから、
消しゴムは、大きいサイズの物がよかったんだけど…
案外、売ってないもんなんだなぁ。

地元の文房具屋さんには、300円の大きい消しゴムがありましたが、
これでも、まだ小さいと思った。
そして、テレビでも言ってたように、
ハンコを彫るための消しゴムなるものも、売っていました。
1,000円也…高いっ!

消しゴムに1,000円だとぉ?
あり得ない、許せない。
えええ…300円の消しゴムで妥協するか?

300円消しゴムを手にとって、しげしげ眺めたけど、
やっぱり、納得がいかない。
もっと、大きな文房具屋に行けば、
いい消しゴムがあるかもしれないし。

それから、彫刻刀。
むかーし昔、図工で木版画をやったときに買った彫刻刀のお値段は、
4本くらいで、500円程度だったイメージ。
それこそ、30近く年前じゃんって言われるかもしれないけど、
だけど、ノートとかなんかは、あんまり値段が変わらないじゃない?
だから、そのくらいの感覚でいたのですよ。

ところが…
この文房具屋さんで売ってる彫刻刀は、バラ売りでした。
1本が300円近いお値段でした。
ううう…。

ここでも、怯みました。
実は、この文房具屋さんに立ち寄る前に、
途中下車して、1軒、100均を覗いてありました。
彫刻刀を置いてないかな?と思って。

しかし、その店では、収穫を得られなかったため、
文房具屋さんに、望みをかけていたのですが…。

ダメだ!
もう一軒、100均に行こう!

この100均は、前述の100均とは、
経営系列が異なるお店で、
置いてある物が、だいぶ違います。
「強さ」というイメージからすれば、1軒目のお店の方が、展開力から言っても、強い感じがする。
しかし、2軒目は、ときどき、やるじゃん!と思わせてくれるのが、ポイントなのだ。

すると…
ここにも、彫刻刀はありませんでしたが、
消しゴムはありました。
その名も、KY消しゴム。

どういう意味よ?
って思ったら、要するに、大きすぎることが、KYだということらしい。
確かに、絶対に持ち歩きはしたくないサイズだし、
というか、この消しゴムをペンケースに入れたらば、もはや鉛筆は入らないね。
いや、むしろ、ちょっとしたペンケースほどの大きさがあるのだ。

素晴らしい!!
私は、そのズシッと重たい消しゴムを手にして、感動した。
消しゴムとして…果たしてよく消えるのだろうか?
とも疑われる質感ではあるけど、
そんなことは、この際、全く関係がありません。

これで、彫る物が手に入った。
そうなると、私のせっかちクラブな性分が、もぞもぞする。
早く、作りたい!!

図案は、ぼんやりとした形でしか、頭にありませんし、
まだまだ材料が揃ってない訳ですよ?
だけど、早くやりたいんだぁぁ。

翌朝。
早速、私のデスクには、どどんとでっかい消しゴムが、傍らに鎮座しておりました。
目に入るところにあると、イメージを形成しやすいからです。
アイディアを、何かと形にしていきやすいのだ。

どんな図案をこしらえたかといえば、
ちょうちょと薔薇を組み合わせた、
消しゴムの形をそのまま活かしたデザイン。
私らしい、行き当たりばったりで構成する。
…計算?そんなの、あるわけがない!

一応、彫れるかどうかを気にしたつもりではありましたが、
消しゴムに図案を描き切れたときには、自分に呆れました。
ハードル、高すぎないか?

とはいえ、描いたからには、やってみるしかありません。
出来なかったら…そこを削り落としてしまうしかないね。
失敗して元々、こんなとき、消しゴムが100円でよかった、なんて思ったりもするし(苦笑)。

ええい、とにかく、突き進め~っ!


つづく。

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