テレビで見た作り方を、ざっくり紹介しましょう。
下絵を描く。
下絵をトレーシングペーパーに、鉛筆で写しとる。
消しゴムの表面を練り消しで、綺麗にする。
消しゴムに、トレーシングペーパーを裏返して、重ねる。
爪で、トレーシングペーパーの上から擦って、鉛筆の線を、消しゴムに写し込む。
カッターや、彫刻刀を使って、彫る。
彫り終わったら、表面を練り消しで掃除する。
スタンプ台を、消しゴムのハンコ面に叩くようにして、インクをつける。
押す。
一つには、この練り消しの使い方は、
なかなかに、カルチャーショックだなと思った。
ごみ取りかぁ…なるほど。
とにかく、まず、材料を集めに行きました。
私は、ポストカードサイズのカードに、どんと押せるサイズのハンコが欲しかったから、
消しゴムは、大きいサイズの物がよかったんだけど…
案外、売ってないもんなんだなぁ。
地元の文房具屋さんには、300円の大きい消しゴムがありましたが、
これでも、まだ小さいと思った。
そして、テレビでも言ってたように、
ハンコを彫るための消しゴムなるものも、売っていました。
1,000円也…高いっ!
消しゴムに1,000円だとぉ?
あり得ない、許せない。
えええ…300円の消しゴムで妥協するか?
300円消しゴムを手にとって、しげしげ眺めたけど、
やっぱり、納得がいかない。
もっと、大きな文房具屋に行けば、
いい消しゴムがあるかもしれないし。
それから、彫刻刀。
むかーし昔、図工で木版画をやったときに買った彫刻刀のお値段は、
4本くらいで、500円程度だったイメージ。
それこそ、30近く年前じゃんって言われるかもしれないけど、
だけど、ノートとかなんかは、あんまり値段が変わらないじゃない?
だから、そのくらいの感覚でいたのですよ。
ところが…
この文房具屋さんで売ってる彫刻刀は、バラ売りでした。
1本が300円近いお値段でした。
ううう…。
ここでも、怯みました。
実は、この文房具屋さんに立ち寄る前に、
途中下車して、1軒、100均を覗いてありました。
彫刻刀を置いてないかな?と思って。
しかし、その店では、収穫を得られなかったため、
文房具屋さんに、望みをかけていたのですが…。
ダメだ!
もう一軒、100均に行こう!
この100均は、前述の100均とは、
経営系列が異なるお店で、
置いてある物が、だいぶ違います。
「強さ」というイメージからすれば、1軒目のお店の方が、展開力から言っても、強い感じがする。
しかし、2軒目は、ときどき、やるじゃん!と思わせてくれるのが、ポイントなのだ。
すると…
ここにも、彫刻刀はありませんでしたが、
消しゴムはありました。
その名も、KY消しゴム。
どういう意味よ?
って思ったら、要するに、大きすぎることが、KYだということらしい。
確かに、絶対に持ち歩きはしたくないサイズだし、
というか、この消しゴムをペンケースに入れたらば、もはや鉛筆は入らないね。
いや、むしろ、ちょっとしたペンケースほどの大きさがあるのだ。
素晴らしい!!
私は、そのズシッと重たい消しゴムを手にして、感動した。
消しゴムとして…果たしてよく消えるのだろうか?
とも疑われる質感ではあるけど、
そんなことは、この際、全く関係がありません。
これで、彫る物が手に入った。
そうなると、私のせっかちクラブな性分が、もぞもぞする。
早く、作りたい!!
図案は、ぼんやりとした形でしか、頭にありませんし、
まだまだ材料が揃ってない訳ですよ?
だけど、早くやりたいんだぁぁ。
翌朝。
早速、私のデスクには、どどんとでっかい消しゴムが、傍らに鎮座しておりました。
目に入るところにあると、イメージを形成しやすいからです。
アイディアを、何かと形にしていきやすいのだ。
どんな図案をこしらえたかといえば、
ちょうちょと薔薇を組み合わせた、
消しゴムの形をそのまま活かしたデザイン。
私らしい、行き当たりばったりで構成する。
…計算?そんなの、あるわけがない!
一応、彫れるかどうかを気にしたつもりではありましたが、
消しゴムに図案を描き切れたときには、自分に呆れました。
ハードル、高すぎないか?
とはいえ、描いたからには、やってみるしかありません。
出来なかったら…そこを削り落としてしまうしかないね。
失敗して元々、こんなとき、消しゴムが100円でよかった、なんて思ったりもするし(苦笑)。
ええい、とにかく、突き進め~っ!
つづく。
下絵を描く。
下絵をトレーシングペーパーに、鉛筆で写しとる。
消しゴムの表面を練り消しで、綺麗にする。
消しゴムに、トレーシングペーパーを裏返して、重ねる。
爪で、トレーシングペーパーの上から擦って、鉛筆の線を、消しゴムに写し込む。
カッターや、彫刻刀を使って、彫る。
彫り終わったら、表面を練り消しで掃除する。
スタンプ台を、消しゴムのハンコ面に叩くようにして、インクをつける。
押す。
一つには、この練り消しの使い方は、
なかなかに、カルチャーショックだなと思った。
ごみ取りかぁ…なるほど。
とにかく、まず、材料を集めに行きました。
私は、ポストカードサイズのカードに、どんと押せるサイズのハンコが欲しかったから、
消しゴムは、大きいサイズの物がよかったんだけど…
案外、売ってないもんなんだなぁ。
地元の文房具屋さんには、300円の大きい消しゴムがありましたが、
これでも、まだ小さいと思った。
そして、テレビでも言ってたように、
ハンコを彫るための消しゴムなるものも、売っていました。
1,000円也…高いっ!
消しゴムに1,000円だとぉ?
あり得ない、許せない。
えええ…300円の消しゴムで妥協するか?
300円消しゴムを手にとって、しげしげ眺めたけど、
やっぱり、納得がいかない。
もっと、大きな文房具屋に行けば、
いい消しゴムがあるかもしれないし。
それから、彫刻刀。
むかーし昔、図工で木版画をやったときに買った彫刻刀のお値段は、
4本くらいで、500円程度だったイメージ。
それこそ、30近く年前じゃんって言われるかもしれないけど、
だけど、ノートとかなんかは、あんまり値段が変わらないじゃない?
だから、そのくらいの感覚でいたのですよ。
ところが…
この文房具屋さんで売ってる彫刻刀は、バラ売りでした。
1本が300円近いお値段でした。
ううう…。
ここでも、怯みました。
実は、この文房具屋さんに立ち寄る前に、
途中下車して、1軒、100均を覗いてありました。
彫刻刀を置いてないかな?と思って。
しかし、その店では、収穫を得られなかったため、
文房具屋さんに、望みをかけていたのですが…。
ダメだ!
もう一軒、100均に行こう!
この100均は、前述の100均とは、
経営系列が異なるお店で、
置いてある物が、だいぶ違います。
「強さ」というイメージからすれば、1軒目のお店の方が、展開力から言っても、強い感じがする。
しかし、2軒目は、ときどき、やるじゃん!と思わせてくれるのが、ポイントなのだ。
すると…
ここにも、彫刻刀はありませんでしたが、
消しゴムはありました。
その名も、KY消しゴム。
どういう意味よ?
って思ったら、要するに、大きすぎることが、KYだということらしい。
確かに、絶対に持ち歩きはしたくないサイズだし、
というか、この消しゴムをペンケースに入れたらば、もはや鉛筆は入らないね。
いや、むしろ、ちょっとしたペンケースほどの大きさがあるのだ。
素晴らしい!!
私は、そのズシッと重たい消しゴムを手にして、感動した。
消しゴムとして…果たしてよく消えるのだろうか?
とも疑われる質感ではあるけど、
そんなことは、この際、全く関係がありません。
これで、彫る物が手に入った。
そうなると、私のせっかちクラブな性分が、もぞもぞする。
早く、作りたい!!
図案は、ぼんやりとした形でしか、頭にありませんし、
まだまだ材料が揃ってない訳ですよ?
だけど、早くやりたいんだぁぁ。
翌朝。
早速、私のデスクには、どどんとでっかい消しゴムが、傍らに鎮座しておりました。
目に入るところにあると、イメージを形成しやすいからです。
アイディアを、何かと形にしていきやすいのだ。
どんな図案をこしらえたかといえば、
ちょうちょと薔薇を組み合わせた、
消しゴムの形をそのまま活かしたデザイン。
私らしい、行き当たりばったりで構成する。
…計算?そんなの、あるわけがない!
一応、彫れるかどうかを気にしたつもりではありましたが、
消しゴムに図案を描き切れたときには、自分に呆れました。
ハードル、高すぎないか?
とはいえ、描いたからには、やってみるしかありません。
出来なかったら…そこを削り落としてしまうしかないね。
失敗して元々、こんなとき、消しゴムが100円でよかった、なんて思ったりもするし(苦笑)。
ええい、とにかく、突き進め~っ!
つづく。