はなうたまじりにひとりごと

私視線で、観て聴いて♪素直に気ままに我儘に。主に宝塚の舞台のこと、その他諸々?についてお喋りを。

電話応対のはなし

2009-04-15 23:59:40 | Weblog
元の部署に戻って、2週間が経ちました。
…ええっ、もうそんなになるのか!!
自分で、数えてビックリだ。

もっと暇なのかな…と、思っていました。
その根拠は、
こないだまで、仕入先からの請求書を眺めていて、
仕事量が減っているように感じていたからなんだけど、
思っていたよりも、客先からの電話は、鳴る。

鳴れば、当然、電話をとるだろう?
私は、電話の呼び出し音が嫌いなので、早く電話を黙らせたい。
もぐら叩きの感覚で、電話をとるのだ。

電話をとれば…
それは、誰かに繋ぐだけの時も、ある。
中には、私が出た途端に、
「誰かいる?」
って、言うお客さんもいる。
誰か…って、私も多分、同じ仕事なんだけど?
…下町の問屋のおっちゃんなんで、そんなもんです。

それでも、電話をとれば、
何かしら、用事が発生します。
「これ、明日の配達でよろしくね」
なんて注文やら、
「これ、在庫ある?」
やら、とかいうのはまだよくって、
「○○のカタログが欲しいんだけど」
なんて場合もある。

この、○○がメーカー名ならば、まだよい。
しかし、品名だったりすると…じゃあどこのメーカーのがいいんだい?ということになる。

例えば、自転車置き場って言われて、
「自転車置き場ならば、D社ですかね」
って言ったら、
「D社のじゃないやつで」
なんて言われる。
「じゃないやつ」…って…(呆)。

こういう場合の対応も、担当営業によって癖があって、
何を勧めてよいとか、断るとか、パターンが異なるのです。
浦島気分な私は、時々記憶が欠落していて、そのパターンが掴めずに困ることもあるのが現状ですが、
それでも、電話が鳴れば、反射的に、とる。


こないだは、お客さんが、
「◎◎のカタログが欲しいんだけどさぁ」
と、おっしゃいました。
私「◎◎ですか?メーカーは?」
客「どこでもいいんだよね」
私「どこでもいいって言われたら、私は、◎◎ならば、TBさんになりますよ(ニヤリ)」

何故、TB社か?
前述の、営業の好みやパターンは、一切関係ありません。
TBさんは、THちゃんが勤務するメーカーさんだから、
ただ勝手に私が勧めるだけー(笑)。
THちゃんが、勤めてるからって、
別にTHちゃんの成績アップになるとかいうことも、一切無いんだけどね。

客「TBだったら、ウチにあるカタログの値段はあってるのかなー。あってたら、使えるんだけど」
そう言われて、ウチの事務所にあるカタログを調べてみたが、
お客さんが持っているとおっしゃるのと、同じバージョンのように見えるし、
大丈夫なんじゃないかなぁ?
客「ちょっと、訊いてみてよ?」

おおおっ。TBさんに電話をする機会が、到来だ。
因みに、前述のように、TBさんに電話をするってったって、
別にTHちゃんの部署にかけるわけではありません。

しかし、実は、私はこの機会を楽しみにしていたのです。
それは、THちゃんの愚痴を聞いたことによります。

TBさんでは、何やら新しい商品を発売されたそうです。
その名は、完全にお菓子の名前なんですが…

勿論、TBさんはお菓子屋さんではないから、食べられたりするもんではありません。
例えば、「シュークリーム」とか「ババロア」とか、それをブランドシリーズ名にしてしまったみたいな…
ここでは、本当の名称は伏せさせていただきたいので、
仮に「ババロア」ということにしましょうか。

TBさんでは、「ババロア」のシリーズをアピールするために、
電話をとるたびに、
「ババロア新発売のTBでございます」
と、言うことになったんだそうです。

THちゃんは、営業部門ではないので、あんまり商品を知りません。
私「ババロアぁ?何なのそれ?」
TH「よくわかんないんです」
しかし、お客さんからだって、訊かれたりする場合もあるだろう、ということで、
それに応えるためのマニュアルも配られたんですって。

この話をしたときのTHちゃんが、大変に不服そうだったのが、
これまた印象的でした。
この話を聞いたときには、私はギリギリ上のフロアに居て、
自分が直接、TBさんに電話する用事がない立場なのを、残念に思ったものでした。

しかし、急に、私のお仕事が変わったでしょう?
もしかしたら、チャンスはあるかもしれない、とは思っていたのです。

THちゃんは、少し疑っていました。
よその部門…営業所でも、このちょっと恥ずかしく、そして間違いそうになる言葉を、
ちゃんとつけて名乗っているのだろうか?
まさか、本社だけなのでは?

その疑問もまた、解き明かされる時が、やって参りました。
さてさて…腕まくりして、電話番号を調べ、いざ♪
出陣~(笑)。


つづく。

続☆初舞台開幕間近に

2009-04-14 23:56:59 | Weblog
演劇発表会も観てるはずなのに、
当時のレイちゃんの印象は、あまりありません。
私は、お顔に対する認識力が弱いし、
記憶中枢も弱いので、
はじめから注目していないと、キョロキョロした結果、
全く何も残らないのです。

音楽の発表会の頃には、レイちゃんへの認識があったので、
そこから後は、レイちゃんチェックが始まった、という感じ。
また、少しずつみんなのお顔がインプットされはじめたのが、この頃であることから考えても、
私が、お顔の特徴を見つけて覚えるまでに、いかに時間がかかる人なのかが、よくわかる(苦笑)。

そんなわけで、
レイちゃんは、どんなお芝居をするのか、とってもドキドキしていました。
この段階でのポイントは、どれだけ体当たりに、自分で工夫してお芝居に取り組んでるか、かなと思う。
結果、やりすぎてるくらいでもいいんじゃないか、と。
レイちゃんは、お芝居が好きな子かなぁ?

有り難いことに、
レイちゃんは、割に沢山画面に登場していて、
すぐに発見できました。
巧みではないけれど、せっせと積み重ねているところが、いい。
まず、印象に残るのが、椅子を盾に身を守ろうと、床に転げるお芝居で、
あのフットワークの軽やかさ…好みだ。

これで、レイちゃんの舞台に於ける要素は、
一通り見せていただいたという気分。
やっぱり、いいな、レイちゃん。

お芝居については、
みんな、とっても上達したんじゃないかな、と思った。
1組を生で観た時にも思ったけれども、
演目が昨年よりよいのか、観ていて、本当に面白かったのだ。
正塚先生のお芝居は、テンポと間が重要だと思うのだけど、
それを彼らなりに乗りこなしているのが、面白かった理由だと思う。

2組も、ダイジェストではあるけれど、
健闘している様子が伝わってきました。
お互いを高め合う、いい団結を感じる期だと思う。

それをびしばし感じたのが、
ダンスの部でした。
生で観たときの、自分のテンションがどんどん上がっていった感覚を、思い出しました。
今、見直しても、やっぱり、
レイちゃんと、まりなちゃんが対称の位置にいるのがわかる。

そして、レイちゃんの踊り方が、
また、私の好きなタイプのダンスなんだよなぁ。
キメの残し方…というのか。
それを再確認して、すっかりご満悦(笑)。


どうにも、口を開けば、レイちゃんへのファントークになってしまう…。
まぁ、間違いなく、新しいご贔屓さんなんでしょう。

私があまりにも、レイちゃんラブなことを言うので、
口上の日程が出たときに、MMちゃんの日程を知らせてくれたHMちゃんは、
併せてレイちゃんの日程まで、メールしてくれました(笑)。
勿論、せっかくですから、レイちゃんの口上も、観て来られるように、スケジュールに入れましたとも!

本来ならば、初日が明けたら、
すぐに、観に飛んでいきたいのですが、
どうにも経済的危機が深刻なので、今回はGWまで、お預け。
気づけば、初見が、レイちゃんの口上の日ということになります。

おおお…これも、一種のご縁かも?
(さすが私、無意味にポジティブ…)

初舞台開幕間近に

2009-04-13 23:57:53 | Weblog
THちゃんから、メールを頂戴する。
初舞台ロケット、観ましたよ。
MMちゃんは、上手(かみて)から数えて☆番目でしたよね。

そのとおり。☆番目です。
更に、こことここにも居る、とお返事すると、
ちゃんと、わかりました!と返ってきました。

更に、別のお友だちにお会いしたら、
「あの子、目立つよね?」
と言われる。
うん、目立つ目立つ(笑)。何が、あんなに目立つんだろう?
多分、濃いんだろうなぁ。

「今年の初舞台生って、綺麗な子、多いよね」
うん、多い。お気に入りの子もいるの♪
「早っ。もう、いるんや~(笑)」
そうなの。レイちゃんっていうの♪♪♪

私を笑っておきながら、お友だちは、おっしゃいました。
「男役でな、すっごい綺麗な子が、居ててん。顔ちっさくてな…」
ん?それはもしや、レイちゃんでは?
「何とか、光って書くねん」
だから、それがレイちゃんだから!

レイちゃんのお名前について、ひとしきり説明はしたんだけど、
レイちゃんが素敵ダンサーさんであることも、
ピアノがお上手なことも、教えてあげるのを忘れてしまいました(笑)。

ダンサーさんなのは、観てたらそのうちわかるけど、
ピアノは…わかる機会はないかもしれないなぁ。
知らなくてもいい情報とも、言えるけど。

そんな、レイちゃんに、はしゃぐ私を、
別のお友だちが、ちょっと離れたところから、
ニヤッと見ておられるのを感じました。
う…またもや、レイちゃん自慢が始まった…と、思われているのに違いない。
自慢…そう、なんでこんなにも得意な気分なんだろうか?(笑)


文化祭のダイジェスト番組。
思っていた以上に、ダイジェストな感覚が強かった。
よく考えたら、お芝居は2組に分かれていたから、
両方放送しようと思ったら、全く時間が足りないのだ。

そのダイジェスト状態の中で、
歌やダンスは、引きの映像も多くて、
もう、観ていて、目がきょろっきょろになって、大変。

しかも、とりあえず、ザッと目を通そうなんて、早送りを混ぜたもんだから、
MMちゃんの立ち位置は?
ここには、出てなかったよね、レイちゃんやまりなちゃんは?
なんて思い出そうとするのも、忙しい。
…プログラムを見ながら、観ればいいんだけどね。

なかなかに、楽しい番組でした。
生で観たとき以上に、
やぁ、このMMちゃんの立ち位置、めちゃめちゃ美味しい♪と思ったし、
お稽古映像も、よかった。

中でも、嬉しかったのはお芝居だった。
私は、1組を観せていただいたので、2組のお芝居を初めて観ました。
MMちゃんと同じ役を2組で演じた子のお芝居を観られたのも、大変に興味深かったし、
レイちゃんやら、まりなちゃんやらという、気になる人たちが、
こちらの組に居て、それを観られたのも嬉しかった。


つづく。

逆転裁判4

2009-04-12 23:54:27 | Weblog
終わりました。
ああ…案外頑張っちゃったね…(笑)。

本当は、今日は、
星公演を立見で観ちゃおうかな、と思っていた。
この、立見でいいやという気持ちが、そもそもいけないらしく、
私が日比谷に着いたときには、当日券の列は、物凄い行列になっていました。
こんなの、久しぶりに見たなぁ。

座席で観る気持ちがあれば、もっと早く出掛けたんだけど、
立見のために、早くから行くのは嫌だなぁって思っていた。
星組さんの、楽屋待ちの見学をしてたら、この状況を把握してるもんだろうけど、
そうでないから、知らない。
通常の他組の倍くらいかなぁと計算してたら…
なんと3倍以上みたいで。

ここまで、激しい敗北だと、
もはや諦めもつく。
まぁいいや。

おかげで、並んでるときから、
上演時間の間も、ずーーーっと逆転裁判をしていて…
そしたら、終わってしまった。
ああ…。


こんなに、すっ飛ばして終わってしまった理由のひとつは、
成歩堂くんの変わりようでした。
そこに何があるのか?が、事件に平行して潜んでいるのがわかるから、
ついつい、追ってしまう。

追っていたら、突如、成歩堂くんの一人称に戻るパートが現れて、
これまた、かじりついちゃうでしょ?
一人称になれば、成歩堂くんは何にも変わっていなくて、心底ホッとしたし、
その一方で、御剣くんの出てこない孤独も、物凄かった。
御剣くんは、最後のギリギリのところは、絶対に信じられる相手だった…
やりながら、御剣くん助けて~、みたいな気分に襲われる…

何でなのかな。
ああいうゲームの登場人物は、若者ばかりでなくてはならないのかしら?
大人の逆転裁判では、ダメなのかなぁ…なんて思ったりする。
ゲームが難しくなりすぎちゃうかな?

そんなふうに思うくらいに、
成歩堂くんに感情移入しすぎていて、どうにもならない自分に気がつくのでした。
そして、綾里の人たちは、どうなったのか…
真宵ちゃんもDVDを送ってくるばかりでもあるまい。
ああ…気になるんだなぁ。

そんなことを思いながら、やってたら、
終わっちゃいました。
ありゃー。

4は、成歩堂くんの事情を背負いすぎていて、
ちょっと、辛かった。
もう少し、1話ずつが、バラバラでもいいよなぁ…と思うのは、私の好みか。

でも、4では、ほとんど成歩堂くんに会えないんじゃないかと誤解していたので、
やっぱり、逆転裁判は、成歩堂くんの物語なんだな、という点では納得しました。

あとはさぁ…
逆転検事に、成歩堂くんが僅かでも出てくれたらいいんだけどなぁ…
やっぱり、遠くともどこかで繋がってる友情って、欲しいんだよなぁ…。

なんて思いながら、
週末から、CAPCOMの携帯サイトでDLできるようになった、
御剣くん一人写りの逆転検事待受画像を、待受にしています。
色彩が、妙に私の電話に馴染むもんで。


おまけ。
さて、お写真は、本日のお散歩コース。
どんなのどかな郊外に行ったかと思うでしょう?
しかし、ここは…東京のど真ん中。
桜田門も程近い辺りなのであります。

6カラット

2009-04-11 23:57:22 | Weblog
しかし、なんだって、呼び名の最後に、「カラット」をつけるのか?
あくあ某ふぁいぶ(本人たち談)に対抗して、とか言うんだけど、
もはや、モトネタのユニットの域を、逸脱してるんでは?(笑)

なんて思っていたら、
私は、まだまだ甘かった。
どうやら、喋る言葉の語尾にも「カラット」をつけるらしい。
「流行らせて欲しいですね」
と、ちーちゃん。
…それは、どこまでメンバーの皆さんが浸透させられるか、ですが?

はじめに、ショーの話をしてから、お芝居の話に。
お芝居…正塚先生のお芝居といえば、音楽学校の文化祭を除けば、
一番最近に観たのが、マリポーサの花。
オソロシク、登場人物が少なかったという印象を拭い去ることができません。

配役を見れば、
薔薇の方が、マリポーサよりは、まだ役が多いのかな?
なんて思っていたんだけど、
どうやら、本当にあのキャスト以外は役がないらしい…
ということが、大ちゃんとちーちゃんの口ぶりから伝わってきた。
ひょお~…

確かに、ちーちゃんには「警官」という役が書いてあったが、
大ちゃんは、配役に含まれていなかった。
あの…大ちゃんは、新人公演で二回も主演して、それを卒業したばかりなのですが…?

それだって、なんかあるだろう?と思ってたのに、
「ダンス担当」の一言で終わってしまった。
うわっ…

その一言が持つ意味が判ったのは、ちーちゃんの「警官」のご説明の時。
「私もダンス担当ですが、一場面だけ警官を」
ああ…そういう役すら、配役発表しなくちゃならないくらい、
役が少ないのか。

しかし、ちーちゃんは、やっぱりちーちゃんだった。
その一場面の警官役を、実に豊かに、ご説明してくださったのでした。
「カラット回ってたりするとこなんかも」
上手いっ!
まさに、「くらえっ!!」された気分でした。

またこれが、お隣のみーちゃんが、ちょっと嬉しそうに、
「空回ちゃった?」
と口を挟んだことに対する切り返しだったりするのが、
大変に面白く…
逆転裁判を観た皆さんは、思わず身を乗り出したでしょ?

さて、こんな6カラットのご活躍のご紹介がありました。
「そこでは、蘭寿さんと北翔さんとのコラボレーションで」
だの、
「そこは、蘭寿さんとコラボで…」(スカイレポーターズの二人ともご一緒らしい)
だのという、思いがけないご活躍情報まで得られて、きゃあきゃあ言う私(笑)。

しかし、そこまでコラボなんだったら、
もはや、7人目のメンバーみたいなものなのでは?(笑)

ベビーピンクなユニット、6カラットは、
CDデビューを目指すにも、
「引退宣言をしたので…」
と頑なにおっしゃる方が…えりカラットです。
「引き留めるも何も、結成が決まった時には、(退団が)決まってしまっていたので…」
さらっとしながら、でも優しく温かい、ともカラットのお人柄を感じるコメント、一幕でした。

悠未さんの「Brilliant Dreams」を観たときにも思ったことですが、
悠未さんの人間性の大きさ、みたいなものが、
いいリーダーシップを生むタイプの人なんですね。


さて、6カラットと宙公演に逢えるまで、あと一週間。
…って、私は、当分まだまだ生では観られないのですが、
とりあえず、CSニュースを楽しみに、食いつなぐぞ~!

“薔薇雨”@CS

2009-04-10 23:49:44 | Weblog
初舞台ロケットのお披露目映像を観る。
例によって、最初に、必要なところ以外の映像をカットしてしまうのが、
私の見方です。
それで、10分後まで飛ばして、前に前にと、お披露目映像の終わりを探したんだけど、
なんだか、その短い時間の間に、
いろんな映像が入り込んでいる。
どんどんはじめに近付いてるのに、なかなかロケット軍団が画面に入ってこないじゃないですか?
一体、どれだけ短いんだ?

よく考えたら、ロケットの時間自体が、10分もあったりするわけじゃないから、
そんなに長いわけがないか…
とは思ったものの、編集が終わって、最初から観てみたら、
その短さに、先生方のコメントまで入っていて、
…ますます、不安に駈られる。
毎年、こんな感じだったかなぁ?

ロケット自体は、多分ダイジェストではあるのでしょうが、
一応全員が、お顔が映る感じにはなっていました。
さて、MMちゃんは?そして、レイちゃんは?

MMちゃんの位置は、ここでははっきり申し上げられませんが…
そうだな、上手側、と言っておきましょうか。
私が見た手応えでは、なかなかにいい位置をいただいてるんじゃないかと思いました。
入学当時は、踊れなくて苦戦していた子が、よくぞここまで漕ぎ着けた、
無責任に、成果は上がるからと励ましてきたことが、ウソにならなくて、本当によかったと思った。それだって、MMちゃんが頑張った成果です。

そして、何人か目を引く中に、
レイちゃんがいました。
うーん、レイちゃんは、やっぱりお綺麗で、キラキラしている。

私は相変わらず、娘役さんたちの名前と顔の見分けがつききらず、
目はキョロキョロ泳ぐし、
まりなちゃん(七生くん)は、最後に、順にカメラの前を通るところでは、なぜだかどうにも見分けられず…
なんでだろう?横顔が、私の頭に入っていないのかなぁ。
そう、並んでいるところでは、見つけられたのに。

まぁ、こんな感じで、
3~4分の映像を、何度も繰り返して観たわけです、が。
大変に不満なことがありました。
この映像を楽しみにしていた、もう一つのポイントが、
全く映っていなかったからです。
それは…観ている宙組生の表情。

以前、何年か前かもしれませんが、やっぱりこのロケットお披露目映像を見た時には、
最後の一瞬、称賛の拍手をおくる上級生の表情をなめていたような印象が残っているのですが、
気のせいかなぁ…。

今回も勿論、画面の端には、
壁際に並んで座って、ロケットを観ている宙組生たちが、映ってはいます。
あたたかく、手拍子を入れている後頭部(苦笑)。

最後まで、後頭部で終わっちゃって、
すぐにその後、成績上位者のインタビューになっちゃった。
あああ~。

淋しい。
みんなの笑顔が見たかったのに。
せめて、トップさんか、組長さんか、へのインタビューがあったって、いいじゃないか!


その淋しさを慰めてくれたのが、
その後に流れた、宙組公演お稽古レポでした。
スカイレポーターズを抜いた出席者数は、6名。賑やかです。

ユニットを結成しました!
その名も、6(シックス)カラット!!

いやぁ、可笑しかった。
リーダー悠未さんを筆頭に、いりすくん、七帆くん…
あ、そう呼んではいけないのか!

呼び名があるんですよね?
と言われて、
「まさこカラット♪」
と呼びかける、悠未さん…もとい、ともカラット。
「なぁに?」
この、まさこカラットのお返事のテンポが、可愛い。

メンバーは、
ともカラット、まさこカラット、えりカラット、みーカラット、だいカラット、ちーカラット。
宙組スター、大きい子チーム6名です。
ああ、可愛いメンバー。大満足です。



つづく。

逆転裁判3から4へ

2009-04-09 23:55:56 | Weblog
3が終わりました。
終わった、といっても、なにぶん、3は先に最終話を終えているので、
感覚はむしろ、「網羅した」というイメージ。

しかも、よりによって、3は、
最終話のひとつ前の話が、最終話への導入になっている、というか、
時間軸としては第一話の前の話になっている、というか…
確かに、そういう関連性だから、第一話のすぐ後に、最終話をやってもついていけたんだけど、
しかし、この最終話の一つ前の話は、突然に結末を迎えてしまうので、
最後にやるには相応しくない。
あ…ここで終わっちゃうのか…!
茫然です。

時間軸の関係上、その結末も、既にわかっているのに、
わかっているがために、何とも後味が、取り残されたような気分になるという…
ここで、そのまま最終話へ突入すれば、一種の解決をみることもまた、わかってはいるけど、
ここは、やり直しするより前に、4に進みたい。
そんな訳で、私は4をはじめました。

かねてから、パンフレットを熟読してあったので、
成歩堂くんは、いきなり7年前に弁護士をやめたという状況で登場することは、知っていました。
しかし、これが、こんなにも淋しいことだとは!

まずは、あまり正面から見る機会がなかった人物なので、
そこからして、違和感があるんだけど、
妙に悟りの世界にいる、というのか、クールというのか。
成歩堂くん…?と顔を覗き込めど、別人のように思える。
それほどまでに、彼を大人にのしあげたのは、一体何なのだろう?

それが、あまりにも気になって、
今日は朝から、電車の中で、ゲームでした。
今は、基本的には電車ではブログを先に書こうという、自分の中の約束があるんだけど、
はじめたら、止まりませんね。

乗り換える前までにしよう、
と思ったのが、
行きの電車は、ゲームにしよう、に変わり、
更に、
帰りの電車の乗り換え前まで、に延びて、
結局、最寄り駅まで、やり通してしまった。

以前は、この旧いDSくんを電車の中で取り出すことについて、
ちょいと抵抗がありました。
しかし、こないだ、朝の電車の中で、私と同じDSをプレイしている男の人を発見したのです。
なんと、色まで同じ、赤い初代DS。

わぁ~、お揃いじゃん♪
と、さりげなく寄っていく。
これで、逆転裁判なんかやってたら、すごいよなぁ。
彼の背後に廻り、ひょいと画面を覗き込むと、画面には、なんと、、、
茜ちゃん!!(爆笑)

思わず、その場で、私もDSを取り出して、
横でプレイしてやろうかと思いました。
お兄さんが気づいたら、面白いよね。
目があったら、ニヤリとしてやりたい。

ということで、皆様。
電車の中で、赤いDSで逆転裁判をプレイしているお兄さんを見掛けても、
それは私ではありませんので、ご注意ください(笑)。

この事件について、係長に報告すると、
彼も勿論、大変喜んでくれました。
いやぁ、こんなこともあるんだなぁ…
というか、
本当に人気があるゲームなんだなぁと痛感した。

こんなことがあったので、
自分だけが、このゲーム機でプレイしてるんじゃないと思えるようになりました。
それで、堂々と車内プレイに踏み込めるようにもなったんだけど、
それにしても、ゲームしてると、通勤時間が短く感じるったらありゃしない。

携帯電話でゲームしていたときよりも、相当やりやすいため、
集中する度合いも強いのでしょう。
いつもの半分くらいの時間で、会社に着いてしまったような気がした。
そして、しばらく、ゲームワールドから抜け出しきれず、
駅から会社まで、ぽやーっとしながら歩く結果になったのでした。(苦笑)

成歩堂くんは、
裁判が進むにつれ、徐々に成歩堂くんのお顔になってきて、
ここもまた、やめられなかった原因ですが、
そうなってくると、嬉しくてたまらない。
こういう絡み方とは、思ってなかったからなぁ…。

法廷から「卒業」したようにも見える成歩堂くんの「真実」、
といった餌に「釣り上げ」られてるような気分。
このペースだと、4もあっという間なのか?

逆転検事発売の相当以前に、終わってしまって、
ジリジリして待ってそうだなぁ。


折しも…
私が、3を網羅し終えた夜に、
Hちゃんも、蘇る逆転をやり終えたそうです。
彼女は、その前に2を終えているので、次は3という訳ですが…。
少なくとも、追い付かれてしまうということは、なさそう?

まぁね、御剣くん♪ってならば、
3も4も無しで、逆転検事に進んでもいいのかもしれないな。
でも、私は、逆転検事にも、僅かでいいから、成歩堂くんに登場してほしい…と思っちゃうんだよなぁ。

桜の散りはじめに

2009-04-08 21:11:47 | Weblog
車窓からの景色に、桜が多いことに驚かされます。
世の中に、いかに桜の木が多いものなのか、浮き上がって見えてくる。
ほぉぉと思っても、およそ翌年まで覚えておられないので、
また、季節の到来の度に、新鮮に感心する私。
ある意味、おめでたい。

案外、電話の画面を眺めている時間の方が長いから、
さほど、景色は見てないんじゃないかとは思うのに、
こんなに、目に入るんだものねぇ。
年に一度の、桜の自己主張にも思える。
おおい、ここにいるよ~!


身近なところで、通り掛かる中学校の桜も見事です。
私は通いませんでしたが、いわば、HMちゃんや、MMちゃんの母校。
ここいらでは、一番古くからある中学校で、
昔は、かなり遠方からここまで歩いて通ったものだそうです。

そんな歴史ある中学校に相応しく、
大きな桜の木が、グラウンドの一辺に、どん、どん、どんと植わっている。
木が大きいから、どん、どん、どんで、
サッカーコートが余裕一杯に1面入るグラウンドの、縦一辺を飾れてしまう、
かなり立派な桜です。

やぁ、見事だなぁと、遠目から桜を見上げて歩きながら、
グラウンドの中が見えるところまでやって来る。
と、中学校のサッカー部員たちが練習をしていました。

このユニフォームの色が、ピンク!
今まで、何で気づかなかったんだろうか?
可愛い、と言ってもいいような、ピンクなのだ。
シャツもピンクなら、パンツもそれよりやや濃いピンク、
そして、ハイソックスまでピンクなのでした。

えええっ年頃の男の子たちが、これで、オッケーなの?
と、桜をさておいて、ユニフォームに目を奪われていると、
向こうから歩いてきたカップルの会話が、耳に飛び込んできた。

「嫌がったりしないのかな?あれで…」
…やっぱり、思うことは、同じらしい(笑)。
桜を背景に、ピンクずくめのユニフォームの男子…
だから何?と言われたら、まぁそうですが、
見事なコントラストでは、ありました。


そして…
そういえば、見ていないな…と思い付いて、
最寄り駅のホームの上を移動する。

通勤時というのは、結構同じ車両を利用するもんです。
最寄り駅には、ホームの一部に、桜スポットがあるんだけど、
いつも乗る車両から離れているので、今年は忘れていた。

見上げると…なんだか、景色が違うような気がする。
桜が遠いような感じなんだよなぁ。
よくよく枝を見たら、
ホームに向かって伸びていた枝が、ことごとく切り落とされていることに気がついた(写真)。
がーん。

多分、花弁が散るとお掃除が大変なことに始まり、
この先、毛虫のシーズンを迎えることを考えれば、
まぁ…ホームにせり出してこられていいのは、今のシーズンだけなのかもしれませんが?
しかし、何とも淋しいような気持ちもするのであります。


さて、桜といえば、入学式。
新しいスタートを連想します。
昨日、95期生の文化祭のダイジェストが放送になりました。
しかも、昨日は、初舞台ロケットの、宙組上級生へのお披露目の日だったようで…
もしかして、それに合わせて初回放送を持ってきたのか?
すごいなぁ。

その話題は、また、改めて。

終†旧岩崎邸訪問

2009-04-07 22:32:23 | Weblog
洋館から渡り廊下が続き、
気付けば、日本家屋に入り込んでいる、という感じ。
解説を読めば、今残っているのは、ほんの一部、
かつては、ものすごい規模であったそうです。

…って、図面上で見ただけでも、半端ではなく…
これは、ちょっとした宮殿?みたいな感じだったのではないだろうか。
ああ、惜しい。
全部残っている姿を、見てみたかった。

現存する和館は、
それと比較すれば、非常に慎ましい広さ(公開されている部分が、かもしれない)ですが、
その薄暗い室内に使われているのは、
最高級の材木だそうで…しかし、
薄暗いのと、私の知識も暗いので、よくわからない。

ただ、残っている襖に描かれた桜が…
これは、季節に合わせて、桜の襖なのか、
たまたま桜なのかは、よくわからないけれど、
時を経た紙の変色に、染み込んでしまいそうになりながら、
ぱらりぱらりと白く浮き上がっているその花は、
非常に可憐で、淡い儚さを漂わせているのでありました。

室内は、全体に、非常に落ち着いた空気が漂う。
小さな中庭に、こぢんまりとした、日本庭園。
洋館の前に広がる芝生とは対称的に、
こんな小さなお庭がいくつもあったんじゃないのかなぁ。

お茶を楽しめるスペースがありました。
白玉ぜんざいというのは、まだ、わかるメニューとして、
バームクーヘンのセット、というのは、一体???
この、薄暗い、純和風スペェスにて、バァムクゥヘンとは、こはいかに?

勿論、和菓子が苦手な方もいらっしゃるわけでしょうし、
実際に召し上がっておられる方もいらっしゃいました。
世の中のバームクーヘン流行り?の反映で、
数ある洋菓子の中から、バームクーヘンが選ばれたのかな?
これが、洋館だったら…お紅茶にバァムクゥヘン…納得なんだけどな。

そんなの、確かに余計なお世話(笑)。
因みに、バームクーヘンに、緑茶のセットだったと記憶していますが…。

お写真を見ていただけたら、
部屋の薄暗さが、わかっていただけると思います。
そんなに寒い日ではなかったのですが、
メニューの看板のところにわざわざ、
「ホットカーペットを使用しています」
と書いてあり、更に、膝掛けまで用意されていました。

きっと、冬の間は、これ無しには居られないくらい冷える、
ということなんだろうなぁ。
さすが、昔の日本家屋。

実際に、岩崎家の方たちが生活されていたときには、
もっともっともっと、広いお屋敷だった訳で…寒さは格別だったことでしょう。
寒い廊下を、縮こまりそうになりながら、歩いていく人影を、想像してしまう…。
しかも、お屋敷の端から端まで…
遠っ!


建物好きな私としては、大満足な見学となりました。
相変わらずの、てきとー気ままな見方ではありますが…。

文明開化の音がお好みの方、
或いは、「明治村」に行くと血が騒ぐ、けれども、遠くておいそれとは、行かれないというあなたには、
大変にお奨めなスポットです(笑)。
不忍池の隣、
入園料は、大人400円。
年間パスポートは、確か、1600円…とありました。

…年間!!
こんな都立の庭園(という扱い)で、
年間パスポートって発想に、まずびっくりだ(笑)。

都内には、このような庭園がいくつもあるようですね。
最近は、貴重なこういった文化遺産が、火災に遭う例もちらほらあるようだし、
観られるときに、見学するのもいいなぁ、と思った次第です。

再び、このような見学の機会に恵まれましたら、ご報告を…また、いずれ。

続々†旧岩崎邸訪問

2009-04-06 21:16:35 | Weblog
金唐紙。
お部屋に入ると、その豪奢な壁紙に、溜め息が出ます。
これが、金唐紙というものだそうで。

これを作れる方は、どうやら限られるようで…
って書いてあるということは、現在の壁紙は、今の作家さんによる再現で、
当時の物ではない、ということですね。

だからこそ、金の色彩も鮮やかに、
華やかさで部屋を包み込んでいるのでしょう。
部屋ごとに違うデザイン。
本当に見事です。

金唐紙、と言って、ご存じの方がどのくらいいらっしゃるのか。
因みに、私は、全く知りませんでした。

パターン柄が浮き彫りのように浮かび上がる壁紙の、
浮いている部分に金箔があしらわれている、といったらよいのか…。
浮き上がる部分のみが金なので、
無用にきんきらしていない、非常に上品で、洗練された感じがする。

金唐紙の作り方の展示がありました。
巨大な綿棒の表面に、柄のパターンが彫り込んである…といった感じの木の版型、
これを、錫(すず)を引いた和紙の上を転がしながら、型を移す。
その上から、金箔を貼り込み、
最後に、余分な部分の金を削り落としていく…
簡単にいえば、こういうことと、私は理解しました。

手触りを体感できるサンプルが置いてありますが、
この手触りが、何とも優しく…僅かな弾力が、指先に戻ってくる。
うーん、高級。

売店では、この金唐紙を使ったしおりやら、カードケースやらが、販売されていました。
しおりが1000円、カードケースは10000円也。
しおりか…もう少し良いものはないのかしら?
確かに、加工が少なくて済むには違いないけどさぁ…。

そんなことを思いながら、ショーケースの横に立っていると、
販売の係りの人が、せっせと、佇む人に話しかける。
その話の様子から、
どうもこの方たちは、売り子として雇われている人員ではなく、
博物館としてのこの施設の、学芸員さんなのではないかと想像された。

多分、このお屋敷について、尋ねたいことがあれば、
彼らに訊いてみるのが、一番確かだろう。
一言尋ねれば、知りたかったことの10倍の返事が返って来ること、請け合いです。

私が、知りたかったのではありません。
隣のカップルの青年が、多分、金唐紙の無料パンフレットに手を伸ばしただけなのですが、
そこから、金唐紙の講義が始まってしまいました(笑)。
しかし、その話の内容が、実に興味深かったので、思わず一緒になって聴いてしまったという…。

金唐紙は、江戸末期に誕生した手法であるけれど、
日本国内では、ほとんど知られていない技術です。
専ら海外輸出用に生産され、国内ではあまり使われなかったからです。
万国博などでも、大きな賞賛を受け、
海外の城の内装に、沢山使われました。
そうして、日本が外貨を稼ぐのに大きな役割を果たします。

はじめは、官のものであったこの工房は、やがて、
官だけが儲けるのでは不公平だと批判が起きたことで、民間にも広がって行きます。
また、この技術は、大日本帝国造幣局の高度な技術に発展して行くのです。

それまでの、ヨーロッパの城では、
革に版でパターンを入れたものを、紐で繋いだものを、壁紙として使っていました。
それでは、どうしても、革と革の継ぎ目が気になってしまう。

しかし、和紙である金唐紙を使うと、
継ぎ目も分からないほどに、柄がピシッと合う。
柄の美しさと共に、欧米人の心を捉えて行くのです。

やがて…
アールヌーボーの様式へも影響を与えていく存在になっていく…
というお話。
なるほど、ジャポニズムの一翼を担っていたのですね。

現在、日本で残っているのは、
国会議事堂の一室…一般の人が近寄れない場所にあるのみで、
あとは、この旧岩崎邸…ということになるそうです。

しかし、小さなしおりのような切れ端で1000円ならば、
部屋の壁を被う面積の金唐紙は、一体全体、おいくら万円するもんなんだろう…
そして、そんなお部屋が何部屋も!

ああ、流石に財閥の主。
お金持ちってスゴい…。

まぁ、暖炉も大理石だし…
しかも、細かい彫刻が入ってるし…
そして、この洋館は、あくまでも来客用であって、
岩崎のご家族の皆さんは、隣接する、日本家屋にお住まいだったそうです。

はぁぁぁ…。


つづく。

写真は、お庭の桜の激写です。
室内は、別に撮影禁止では無いようですが、シャッターを切る勇気がありませんでしたので…。

続†旧岩崎邸訪問

2009-04-05 23:54:51 | Weblog
お屋敷に入ると、そのゴージャスさには、目を見張るものがあります。
入って正面の階段の手すりの柱には、細かい彫刻が施され、
何から何までの、細工が実に繊細。

そんなに沢山見たことがあるわけではないですが、
ヨーロッパのお城の内装と較べて、の、最大の違いは、
この繊細さだと思います。

敷地面積も、建物のサイズも、
確かに、小さな国、体格の小さい人のスケールなんだろうとは思うのですが、
その代わり、細工や調度品が、実に細やかで、そこに贅の粋を極めたり!といった印象。

今回は、このお屋敷を設計した、日本の洋館設計の源というべきコンドル氏のパネル展示会が、
各部屋で少しずつ行われる期間中でした。

今まで、そういう視点から見たことがなかったので、
当然コンドルという名前も知らなかったわけですが、
名だたる彼設計の洋館リストを見ると、ほほほぅと思わずにはいられない。

彼自身の設計でなくとも、
彼の作品の影響が、その後の日本の洋館建築を作り上げて行ったのは、
事実であるらしい。
確かに、日本の洋館って、考えたら特徴あるデザインだ…と、
正直初めて気がついたのです。

岩崎家は、このコンドル氏に、何棟も洋館を設計してもらったらしく…
現存するものがどれだけあるのかは、ともかく、
そのお屋敷のリストには、あちこちの地名が載っておりました。


さて、お屋敷の中には、床を守るための絨毯が敷き詰められ、
時々剥き出しにされて、見られるようになっているフローリングには、
さすがに傷みを感じるけれど、どうも、モザイクのような模様になっているらしい。

色の違う木を使って…寄木細工みたいな要領なのか?
いや、あんなに細かいわけではない、普通のサイズの床材木の組み合わせなんだけれど、
絨毯を取り除けば、美しい模様が現れるんじゃないかと思う。

床、と言って思い出しましたが、
このお屋敷は、土足厳禁です。
洋館だけど、靴を脱いで上がります。
しかも、この靴袋は、使い捨てでした!

使い捨て…何故、取り立てて言うかといえば、
よくお寺さんとかだと、リサイクルだったりするでしょ?
晴れた日ならば、まだいいけど、
時々、袋の中が濡れていて、不愉快な思いをさせられたりする。
それが嫌ならば、寺巡りには、マイ靴袋を持参すればいいのだろうけど…

まぁ、そうだよね。
エコバッグ時代なんだから、リサイクル袋を持ち歩けばよいのだ。
でも、大概そこまで気は回らないもんで、濡れた袋を渋々使う羽目になるわけです。

しかし、岩崎邸は、オール使い捨て!
なんか、ゴージャスだぞ?と、ここから既に感じさせてくれるじゃん?
単に、入り口と出口が、違う場所だから、使い回ししにくいとかいう事情かもしれないけど、有難い。

ここで、プチゴージャスな気分になったところで、
更にゴージャスなのは、係員の数でした。

いちいち、順路を繰り返しアナウンスしながら、誘導している人が、何人も。
「奥には、女性用のお手洗いがございます」
なんて言うから、女性用だけ?と思えば、
昔のお手洗いの公開でした。

いつ頃設置されたものかはよく判らないけれど、
ちゃんと洋式の陶器製の便器に、木の便座。
ハイカラだよねぇ。


今夜は、昨日よりは沢山書いてみましたが、
とりあえず、つづく、にさせていただきます(笑)。


つづく。

☆写真は、バルコニーから見た、お庭の様子です。
これでも、敷地は、昔の半分くらいしかないようで…。

旧岩崎邸訪問

2009-04-04 23:57:48 | Weblog
桜満開ですね。
上野に桜でも見に行こう…と、そのついでに、
旧岩崎邸に行ってまいりました。

岩崎邸、と言えば、三菱財閥。
猛き黄金の国、です。
岩崎邸が見物させてもらえる、と知ってから数年。
憧れていながら、思いきってでかけたことがありませんでした。

意外と建物が大好きな私。
明治村に、数回行ったことがあるくらい、ですからね。
昔のお金持ちのお屋敷に、惹かれないわけがない。

念願達成の岩崎邸。
なかなか、素晴らしいところでした。


つづく。

元の席に戻る

2009-04-03 23:09:25 | Weblog
4月になりました。
私も、籍が下のフロアに移りました。
カムバックです。

しかし、1年の壁は、厚い!
何がショックだったって、まず、
請求書を郵送するのに、
封筒に入れる折り方が、わからなくなっていたこと。

これは、先週、Aさんがお休みだったときに、
お手伝いして、発覚。
体は覚えてる、けれども、頭が逆らうのです。
えええ?どうだったっけ?

封筒の窓に、請求書の宛名が出るようにするのに、
ちょいとコツが要るというサイズなのが、問題。
そりゃ、宛名が見えりゃいいわけですよ?
正解は一つではない。
だけど、私の正解は、確実にあったのです。

ああ…
しばし、呆然と、請求書をみつめる。
私って、こんな人ですからね、そりゃ、
日頃、読んだ本の内容を、すぐ忘れちゃうのも、当然ですよ。

記憶を繋ぎ合わせるように、
試して折っていたら、手が勝手に動くようになりました。
何でも、体まかせにするのがいいのかな…と、ここで悟ってはいたのですが。

一応、浦島太郎宣言は、声高にしてありました。
だけど、いざ、着席しても、自分に何の道具が足りないのかも、よくわかんないの。
机の中に、何にも入っていないから、
入れるものがあるはずなのに、何をどこに入れるべきなのか、それが思い付かない。
ここまで、ダメなのか!!

傑作だったのは、電話が鳴ってるから、とろうかなと思ったときのこと。
体は、自然とメモ用紙を探しました。
しかし、…そうか、用意していなかった!
それまで、メモ用紙が無いことにも気付かなかったのです(笑)。

メモ用紙は、上のフロアでも使っていた。
滅多に電話もとらなかったけど、使ってた…当たり前か。
だけど、持って引っ越す必要もないだろうと思ったから、置いてきたのです。

下のフロアに降りて、何から手をつけたらよいやら、
頭が真っ白だったから、そのことすら、忘れていた。
電話をとって、もしも注文だったら…
メモ用紙が無いと、どうにもならない。
聞いただけで、暗記できるわけがないもん。

そこで、隣の係長の隙を見て、呟いてみた。
「あのー、Yさん、私、メモがないんですけど…(笑)」
私は、係長が、自分の紙をいくらか掴んで、私にくれる姿を思い描いていたのですが、
係長は、やおら立ち上がり、コピー機のところまで走っていった…。

帰ってきたら、カッターで、ニュッと紙を切り、はいっと渡してくれました。
「え?これ、新しい紙じゃありません?」
「うん、俺のも無いんだけど、メモを作る余裕がなかったから」
裏を使ってある紙を、調達してくるゆとりすらないのか!

ああ、上のフロアの備品担当が見たら、目を剥くなぁ…
絶対に理解できなさそうな、方なのです。
そうやって、物を大事にするのは、美しいようだけど、
その為に使ってる時間を考慮すると…(ぐったり)
そのバランス、は、絶対にあるよね。

私は、広告の切れ端やらを、B6サイズに、鋏で1枚ずつ切ってる彼女の姿に、
ストレスを感じて、死にそうでした。
そんなのまとめて、カッターでサクッと切れば、あっという間だし、
しかも、その方がキレイに切れるじゃん。
私は、せっかちな上、ずぼらな割に、切り口が汚いのが嫌いなのだ。


しかし、係長の1年の苦労は、
この時点では、まだまだ見えていなかった。

お客さんに送る納品書の控えを、所定の箱に片付ける作業をする。
今の箱は、私が配分した箱で、
省スペースを心がけて、一つの箱に、昔より沢山の客先が入るようになっています。
この箱が、妙に痛んでいることが、まず、気になりました。
まだ、箱はセットして2年くらい…なのに、なんでこんなにいびつになっているんだろう?

自分で箱を引っ張り出してみると、
箱の中が、ぎゅうぎゅうに詰まっているのがわかりました。
箱が重いのを、無造作に引き出すから、箱が歪んでしまうのだ。
しかし、なんでこんなにぎゅうぎゅうなんだろう?

私が、箱の数をけちったせいか!
いきなり、自己反省会が始まりました。
不景気で、納品書の枚数は減っているだろうと思ったのに…
あまりにも、ギリギリな配分だったのか…。

私が、以前受け持っていて、
1年間係長が受け持ったのを、今回返されたのは、2営業所分。
片方の営業所の納品書を片付け、
もう一方の営業所に移った辺りで、ようやく、何が原因なのかに気がついた。
箱の中に、昨年の1月の日付の納品書が入っている!

基本的に、
半年に1度、箱から納品書を取り出して、束ねてお片付けすることになっている。
つまり、箱の中には、多くとも、半年前の日付の納品書しか、入っていないはずなのだ。

それが、1年前の納品書があるということは、つまり…
係長は、私がいなくなって、一度もこのお片付けをしなかった、というわけで、
そりゃ、箱もいっぱいになるよ…。

なんだ、私の落ち度ではなかったのか。
それは、よかったわ。
だが…私が戻らなかったら、係長は一体どうするつもりだったんだろう?

とにかく、
係長は、日々の業務に追われ、ファイリングにまで手が回らず、
だからといって、残業代なんか出ないから、
そうでなくとも、サービス残業してるのに、それ以上やる気になれなかったのだろう。

暇そうにしていた、今回辞めていったシルバーの方たちは、
何故、お片付けをしてあげなかったのだろう?

いや、それより、何故、私に窮状を言ってくれなかったのか?
暇な時期は、極端に暇だったのに…。
って言ったら、係長は、爆笑していた。
いや、笑い事ではないだろう?

多分、係長の意地だったんだけど、
そんな意地は、彼らしいというだけで、さっぱりいいことを生み出しちゃいない。
誰も助けてくれないばかりか、そんなに限界まで働いてる、というアピールすら出来ず…
私までも、暇だったときにやっておけば楽だったお片付けが、
今やらねばならないと、なかなか、はかどらないじゃないか!

辞めていったシルバーの方の机にそびえ立つ、1年分の納品書の山。
とりあえず、箱から出したものの、インデックスを書くことができずにいるから、
山のまま、週末を越す。

残業代が出ないから、私も無理には片付けません。
いや、私と向かい合って座ってるお兄様方は、どんどんファイリングが完了してる様子なんですけど…?


つづく。

夜桜見物

2009-04-02 23:45:55 | Weblog
今夜は、営業の、突然の夕方の誘いにのり、
お客さんの令嬢と、他社営業くんの恒例花見の宴に参加して参りました。

花見…というか、
まずは千鳥ヶ淵をお散歩し、靖国神社の屋台で、いっぱいひっかけて、
最後は、神田の某名古屋系居酒屋さんにいく…というコース。

桜自体は、まだ、7~8分先咲き、そして、寒い…
しかし、平日にも関わらず、結構の人出でありました。
しかし、例年に比べて、ライトアップの照明が暗かった模様。

それについての、他社営業くんのコメントが面白かった。
「こんなところにも、不景気が影響してるんッスね!」

なるほど、そういう見方があったか!
照明器具が変わったから、とかではないんだ?
電気代をケチった、と(笑)。

そんな感じで、ずっと笑っておりました。
他社営業くんたちってのも、面白いなぁ…
と、ずっと年下の男の子たちを眺めて、楽しませていただきました。


桜は、まだまだですね。
皆様、お楽しみくださいますよう…。

またもや、びっくりボケをかます

2009-04-01 23:59:35 | Weblog
私は、説明書を読まない人です。
全く読まない訳じゃないんだけど、読まないで済むなら、読まない。

今どきの機械って、
読まないでも、済んでしまうことが多いでしょ?
携帯電話だって、はじめだけ読んで、すぐにポイでした。
結局、せっかちクラブだから。

そして、
逆転裁判3も、説明書を読んでいません。
携帯電話でやったときに、説明書なんてなかったけど、プレイできたから、
今さら、説明を読む必要もないだろうと、思った。
キー操作は、触ってたらわかる問題だ。

ちなみに、私は、タッチペンを使いません。
煩わしいから。
使わねばならないゲームでもないし、
そもそも、携帯電話くんでプレイしてたときに使ってなかったわけで。

「調べる」の時だって、
ボタン操作でカーソル(いや、絶対カーソルって言わないんだと思うが)を滑らせていくと、
調べるポイントになると、合図が出るじゃない?
そこで、その場所でオッケーってボタンを押した方が、早いんだもん。
…ほら、せっかちクラブだから(笑)。

偉そうに、タッチペンを使わない方が、
くまなく「調べる」できる、なんて言ったりもしたんだけど、
よくよく考えたら、せっかちなだけだったわけです。

せっかちで、説明書を読まない私。
とにかく、突き進む。
あとから考えたら、どうしてこうなっちゃったのか、よくわかんないんだけど、
自分としては、導入に近い第一話を通り、次に進んだつもりでした。
やっちまった事態に、全く気づかなかった。

だって、話は何となく繋がってるんだもん。
第一話に出てきた、女の子やら、
第一話で絡んできた、千尋さんの過去に関係ありそうな展開だし…

って書くと、
逆転裁判3をクリアした方たちには、私が何をやってしまったか、お分かりでしょう?(笑)

多分、一話をクリアしたら、必然的に二話に進むもんだと思い込んでいたのが、
これまた失敗の一つの要因だと思う。
携帯電話版をやってた時に、
配信版では、自分が欲しい話だけ飛ばして購入することができる、
と説明があったから、
配信系だけが、「選んでプレイ」できるんだろうと、勝手に理解していた。

この辺りが、ゲームを知らない、おのぼりプレイヤーだよねぇ。
多分、ゲームの常識ではあり得ない勘違いなんじゃないかしら?…と今は想像してる。

とにかく、話が佳境になってきて…
というか、ゴドー検事が、「まるほどう」って呼んでも、ナルホドくんが無反応だったり、
真宵ちゃんが、ズヴァリって言ったりしてるのを見て、おかしいなとは思いはしたのよ?

ゴドー検事が出てきた瞬間に、正体はわかるし、
知らない人物の名前や、話が、チョロチョロ出てくるのも、変だなと思った。
そして…ゴドー検事の成り行きには、おやややや?となって、
で、何よ?そのフランス料理店は?
…と思っていたら、、、製作スタッフの名前のテロップが流れてきた。

は?
エンディングが流れてるし…?
何故にエンディング?

いくらなんでも、これでエンディングでは、
ゲームとして、短すぎるだろう?
まさか、私、ゲームソフトを壊しちゃったんだろうか?

恐る恐る、よくよくいじってみると…
ははぁん、ここか。
一話が終わった後に、次はどこをやるのか、選べたわけか…
ということに気付いたのでありました。
一話の次に、知らず知らずのうちに、最終話を選んでしまった…と(笑)。

あまりのバカさ加減に、笑える。
最終話か!盛り上る訳だわ…

しかも、御剣くんの活躍に、ちょっと涙ぐんだり、
(続演が決まっているのに、もうこんな場面を観られないというのが、どうにも切ないらしい)
冥ちゃんがムチを振り回す様を喜んだり、
何も知らず、実に、豊かに満喫していただけに、
そんなそそっかしくめでたい自分が、滑稽で面白い。
道理で、感動的なセリフ、連発なわけだよ。

いきなり最終話!!
と思うだけで、思い出し笑いしちゃうのです(笑)(笑)(笑)。
さすが、私!!

おかげさまで、只今、
戻って、第二話をプレイ中(苦笑)。
Hちゃんの追い上げに、逃げ切って3を追えられるか?
4を、逆転検事発売までにクリアしきれるか?
この目標との闘いは、まだまだ続くのであります…。