元の部署に戻って、2週間が経ちました。
…ええっ、もうそんなになるのか!!
自分で、数えてビックリだ。
もっと暇なのかな…と、思っていました。
その根拠は、
こないだまで、仕入先からの請求書を眺めていて、
仕事量が減っているように感じていたからなんだけど、
思っていたよりも、客先からの電話は、鳴る。
鳴れば、当然、電話をとるだろう?
私は、電話の呼び出し音が嫌いなので、早く電話を黙らせたい。
もぐら叩きの感覚で、電話をとるのだ。
電話をとれば…
それは、誰かに繋ぐだけの時も、ある。
中には、私が出た途端に、
「誰かいる?」
って、言うお客さんもいる。
誰か…って、私も多分、同じ仕事なんだけど?
…下町の問屋のおっちゃんなんで、そんなもんです。
それでも、電話をとれば、
何かしら、用事が発生します。
「これ、明日の配達でよろしくね」
なんて注文やら、
「これ、在庫ある?」
やら、とかいうのはまだよくって、
「○○のカタログが欲しいんだけど」
なんて場合もある。
この、○○がメーカー名ならば、まだよい。
しかし、品名だったりすると…じゃあどこのメーカーのがいいんだい?ということになる。
例えば、自転車置き場って言われて、
「自転車置き場ならば、D社ですかね」
って言ったら、
「D社のじゃないやつで」
なんて言われる。
「じゃないやつ」…って…(呆)。
こういう場合の対応も、担当営業によって癖があって、
何を勧めてよいとか、断るとか、パターンが異なるのです。
浦島気分な私は、時々記憶が欠落していて、そのパターンが掴めずに困ることもあるのが現状ですが、
それでも、電話が鳴れば、反射的に、とる。
こないだは、お客さんが、
「◎◎のカタログが欲しいんだけどさぁ」
と、おっしゃいました。
私「◎◎ですか?メーカーは?」
客「どこでもいいんだよね」
私「どこでもいいって言われたら、私は、◎◎ならば、TBさんになりますよ(ニヤリ)」
何故、TB社か?
前述の、営業の好みやパターンは、一切関係ありません。
TBさんは、THちゃんが勤務するメーカーさんだから、
ただ勝手に私が勧めるだけー(笑)。
THちゃんが、勤めてるからって、
別にTHちゃんの成績アップになるとかいうことも、一切無いんだけどね。
客「TBだったら、ウチにあるカタログの値段はあってるのかなー。あってたら、使えるんだけど」
そう言われて、ウチの事務所にあるカタログを調べてみたが、
お客さんが持っているとおっしゃるのと、同じバージョンのように見えるし、
大丈夫なんじゃないかなぁ?
客「ちょっと、訊いてみてよ?」
おおおっ。TBさんに電話をする機会が、到来だ。
因みに、前述のように、TBさんに電話をするってったって、
別にTHちゃんの部署にかけるわけではありません。
しかし、実は、私はこの機会を楽しみにしていたのです。
それは、THちゃんの愚痴を聞いたことによります。
TBさんでは、何やら新しい商品を発売されたそうです。
その名は、完全にお菓子の名前なんですが…
勿論、TBさんはお菓子屋さんではないから、食べられたりするもんではありません。
例えば、「シュークリーム」とか「ババロア」とか、それをブランドシリーズ名にしてしまったみたいな…
ここでは、本当の名称は伏せさせていただきたいので、
仮に「ババロア」ということにしましょうか。
TBさんでは、「ババロア」のシリーズをアピールするために、
電話をとるたびに、
「ババロア新発売のTBでございます」
と、言うことになったんだそうです。
THちゃんは、営業部門ではないので、あんまり商品を知りません。
私「ババロアぁ?何なのそれ?」
TH「よくわかんないんです」
しかし、お客さんからだって、訊かれたりする場合もあるだろう、ということで、
それに応えるためのマニュアルも配られたんですって。
この話をしたときのTHちゃんが、大変に不服そうだったのが、
これまた印象的でした。
この話を聞いたときには、私はギリギリ上のフロアに居て、
自分が直接、TBさんに電話する用事がない立場なのを、残念に思ったものでした。
しかし、急に、私のお仕事が変わったでしょう?
もしかしたら、チャンスはあるかもしれない、とは思っていたのです。
THちゃんは、少し疑っていました。
よその部門…営業所でも、このちょっと恥ずかしく、そして間違いそうになる言葉を、
ちゃんとつけて名乗っているのだろうか?
まさか、本社だけなのでは?
その疑問もまた、解き明かされる時が、やって参りました。
さてさて…腕まくりして、電話番号を調べ、いざ♪
出陣~(笑)。
つづく。
…ええっ、もうそんなになるのか!!
自分で、数えてビックリだ。
もっと暇なのかな…と、思っていました。
その根拠は、
こないだまで、仕入先からの請求書を眺めていて、
仕事量が減っているように感じていたからなんだけど、
思っていたよりも、客先からの電話は、鳴る。
鳴れば、当然、電話をとるだろう?
私は、電話の呼び出し音が嫌いなので、早く電話を黙らせたい。
もぐら叩きの感覚で、電話をとるのだ。
電話をとれば…
それは、誰かに繋ぐだけの時も、ある。
中には、私が出た途端に、
「誰かいる?」
って、言うお客さんもいる。
誰か…って、私も多分、同じ仕事なんだけど?
…下町の問屋のおっちゃんなんで、そんなもんです。
それでも、電話をとれば、
何かしら、用事が発生します。
「これ、明日の配達でよろしくね」
なんて注文やら、
「これ、在庫ある?」
やら、とかいうのはまだよくって、
「○○のカタログが欲しいんだけど」
なんて場合もある。
この、○○がメーカー名ならば、まだよい。
しかし、品名だったりすると…じゃあどこのメーカーのがいいんだい?ということになる。
例えば、自転車置き場って言われて、
「自転車置き場ならば、D社ですかね」
って言ったら、
「D社のじゃないやつで」
なんて言われる。
「じゃないやつ」…って…(呆)。
こういう場合の対応も、担当営業によって癖があって、
何を勧めてよいとか、断るとか、パターンが異なるのです。
浦島気分な私は、時々記憶が欠落していて、そのパターンが掴めずに困ることもあるのが現状ですが、
それでも、電話が鳴れば、反射的に、とる。
こないだは、お客さんが、
「◎◎のカタログが欲しいんだけどさぁ」
と、おっしゃいました。
私「◎◎ですか?メーカーは?」
客「どこでもいいんだよね」
私「どこでもいいって言われたら、私は、◎◎ならば、TBさんになりますよ(ニヤリ)」
何故、TB社か?
前述の、営業の好みやパターンは、一切関係ありません。
TBさんは、THちゃんが勤務するメーカーさんだから、
ただ勝手に私が勧めるだけー(笑)。
THちゃんが、勤めてるからって、
別にTHちゃんの成績アップになるとかいうことも、一切無いんだけどね。
客「TBだったら、ウチにあるカタログの値段はあってるのかなー。あってたら、使えるんだけど」
そう言われて、ウチの事務所にあるカタログを調べてみたが、
お客さんが持っているとおっしゃるのと、同じバージョンのように見えるし、
大丈夫なんじゃないかなぁ?
客「ちょっと、訊いてみてよ?」
おおおっ。TBさんに電話をする機会が、到来だ。
因みに、前述のように、TBさんに電話をするってったって、
別にTHちゃんの部署にかけるわけではありません。
しかし、実は、私はこの機会を楽しみにしていたのです。
それは、THちゃんの愚痴を聞いたことによります。
TBさんでは、何やら新しい商品を発売されたそうです。
その名は、完全にお菓子の名前なんですが…
勿論、TBさんはお菓子屋さんではないから、食べられたりするもんではありません。
例えば、「シュークリーム」とか「ババロア」とか、それをブランドシリーズ名にしてしまったみたいな…
ここでは、本当の名称は伏せさせていただきたいので、
仮に「ババロア」ということにしましょうか。
TBさんでは、「ババロア」のシリーズをアピールするために、
電話をとるたびに、
「ババロア新発売のTBでございます」
と、言うことになったんだそうです。
THちゃんは、営業部門ではないので、あんまり商品を知りません。
私「ババロアぁ?何なのそれ?」
TH「よくわかんないんです」
しかし、お客さんからだって、訊かれたりする場合もあるだろう、ということで、
それに応えるためのマニュアルも配られたんですって。
この話をしたときのTHちゃんが、大変に不服そうだったのが、
これまた印象的でした。
この話を聞いたときには、私はギリギリ上のフロアに居て、
自分が直接、TBさんに電話する用事がない立場なのを、残念に思ったものでした。
しかし、急に、私のお仕事が変わったでしょう?
もしかしたら、チャンスはあるかもしれない、とは思っていたのです。
THちゃんは、少し疑っていました。
よその部門…営業所でも、このちょっと恥ずかしく、そして間違いそうになる言葉を、
ちゃんとつけて名乗っているのだろうか?
まさか、本社だけなのでは?
その疑問もまた、解き明かされる時が、やって参りました。
さてさて…腕まくりして、電話番号を調べ、いざ♪
出陣~(笑)。
つづく。