はなうたまじりにひとりごと

私視線で、観て聴いて♪素直に気ままに我儘に。主に宝塚の舞台のこと、その他諸々?についてお喋りを。

宙コパカバーナ語り・3

2006-08-20 13:51:13 | Weblog
☆まるで変わる日々
ミセス・ブリルのお部屋に照明があたる直前まで、反対側の上手で、ローラちゃんのオーディションが展開されてます。私はピアノ弾きくんの「俺の血圧を」の台詞が大好きで、ついついぎりぎりまでそっちを見ていて、気付くのが遅れてしまったんですが、お部屋に照明が入る前に、スタンバイに入る皆さんは、すでに芝居を始めておられるんですね。ピアノの前に座るトニーは、男の子たちに声を掛けたりしてる。
やーん、もっと早く気付きたかった!

三種類のバージョンを歌うのですが、とにかく、甘く軽やかで可愛らしいトニーの声が堪らない~。一番初めのバージョンの「ええっ聴いてくれないの?」というお顔と、一瞬弱まる声、そこからの逆切れシャウト♪このギャップがまた~

はじめは、キョーレツ過ぎると思った、ミセス・ブリルのキャラが、段々快感になって行きました。
スウィングと言われて、「むりむり!」と×サインを出してるトニーが押し切られてしまうのも納得。私の最後の観劇の時には、博多弁大連発、迫力倍増でした。

音楽配信に入るとしたら、最後のスウィングだけなんでしょうねぇ。ミセス・ブリルの台詞や、トニー達の反論を含めて、全バージョン欲しい!(笑)

☆消えな!あたいはコパガールよ!!
グラディスあおいちゃんは、至るところで大活躍ですが、やっぱりこの場面は圧巻ですね。
ただ、言葉の意味が分からない…どうして、そういう事を言うのかが、どうしても最後まで理解できませんでした。恐らくは、アメリカンジョークなんでしょうけど、言葉が汚いだけで終わってるフレーズもあって、どうも笑えなかったり。
翻訳の難点というか、難しさというのを一番感じた場面ですね。
歌うあおいちゃんは、歌詞の消化だけで本当に大変だったことでしょう。私は、英語が苦手ですけども、でも、なんとかしてあげたい!(おこがましい…)とつい思わずにいられない位、頑張ってる♪
あおいちゃんの歌唱力と迫力だけで、十分に面白かったのがスゴイ。

☆ピンクぅ!
サムっていう人は、多分、人一倍鋭い感性を持っているんだろうなぁ。
恐らく、小さい頃からコパカバーナで育っているので、優れたセンスを身につけている。だからこそ、我儘だったり、強引だったり、幼稚だったりしても、従業員がついてくる。コパカバーナが一流であり続けられるわけなんでしょうね。
蘭とむのお芝居が、サムのそういう部分の性質を、実にさりげなく細やかに演じていて、人物がしっかりと描き出されている。●カと天才はなんとやら、という、サム。それと、育ちの良い素直さと。

そのサムに、振り回されっぱなしなのが、ウィリー(悠未ひろさん)。この二人のやりとりも、とても目を楽しませてくれますが、途中で気づいたことがありました。
ホットドッグを買いに行かされたウィリーくん。トニーが、ローラをピアノの上から引き摺り下ろして、ああだこうだと作戦を語っているときに、大事そうに紙袋を掲げて帰って来てるんですね。
歓声を上げんばかりの勢いで紙袋からホットドッグを取り出す、サム。かじる…も硬い!そもそも買いに行かせるときに、「昨日のは革靴だよぅ」と文句を言っていた筈。ウィリーも「ジュゥーシーななめし皮」のを買ってきます、と言いながら出かけたのに…。
サムは、あっという間に、ホットドッグをつき返し、ポケットから毛布を引っ張りだして、半泣きですりすり…笑。そこへ、グラディスが駆け寄って何やらサムにぶつぶつ言ってるし

こんな面白いことが、背後で展開している間に、トニーはローラを変身させるんですね。
しかし、このホットドッグ騒ぎに気づいてしまったら、もう大変!トニーもサムも観たい私のオペラグラスは本当に大忙し。
(この作品は、こういう同時に見たいことが展開している場面が、あちこちにあって、本当に観ても観ても発見だらけでした。)

そもそもこの場面のはじめに、ピンクのテーブルクロスを用意しようとして、ヒステリックに怒られたウィリーくん。
トニーの「ピンクのスポットライト」をとの指定に、サム以上の神経質さで叫ぶ「ピンクは駄目だぁっ、シルバーさんが吐くぞうっ!」…ウィリー、可愛い


TCAネット音楽配信サービス

2006-08-20 00:59:20 | Weblog
「DAYTIME HUSTLER」や月中日公演のラインナップが入っているのに気付いた辺りから、愛用のサービスですが、今回は悔しさと喜びが半々のアップが続きました。

「やらずの雨」は、ひろみちゃん久しぶり~のバウで、歌も歌わないではなかったので、入ってもいいんじゃないの?くらいの気持ちでいたわけです。
ただ、とっても短い歌で、歌より台詞がメインという場面だったのが、不安材料としてあったのは事実。その不安が見事に的中した結果に、PCの前で、唸る唸る。

そこで、不機嫌に閉じてしまわなかった私はエラかった!笑
唇を尖らせたまま、下に送れば、なんとそこに目を疑うような写真。
「飛鳥夕映え」
へ?何で、今??……やったぁ♪
さえちゃんが退団してから始まったサービスなので、正直、全く期待していなかった。
アルバムの中身を見て、また狂喜
まあ、できたら、♪紫の~♪が入っていて欲しかったですが、それはま、仕方がないでしょう(何だかエラそうだ)。
素敵なラインナップですよ。六韜三略は役替り三人分入っているので、とっても楽しい。誰それさんのは要らない…なんて思っても、その位ならば、バラで買うより安いので、まとめて購入した方がお得且つ楽しい。
勿論、さえちゃんのは要らないって場合は別ですけど
比較するっていうことは、どちらかというと、更にご贔屓の好きな部分を探求できるものなのだと、痛感できますね。

願わくば、こないだ飛鳥探訪に行く前に、このアルバムが欲しかった!
あの時は、主題歌を音楽端末におとしていたのを無意識に持っていて、夕陽を眺めながら聴くことができたんですけど…これがとっても良かったのです。
このアルバムなら、もっともっといいじゃん!脳内「飛鳥夕映え」が、生き生き展開しちゃうったら。

今回のアップリストに「フェット・アンペリアル」も含まれていて、私は観に行かれなかった作品ではありますが、南海まりちゃんの曲が2曲もあったので、試聴。
当然、場面も何も分からないものの、美しいみなみちゃんのお声が、広がる広がる。…で、こちらもお買い上げ。

そこまでは、一昨日のお仕事?で、昨日は、あっそうだと思いついて星コパはどんなラインナップが入っているのか確認しようと…そしたら。
わたるさんの特集が組まれているのは知っていましたが、内容のチェックをしていなかった私は、突然飛び込んできた「貴城けい」の文字にびっくり。
「1914・愛」のアルバムも出ていたんですね。勿論、即、端末におとしました(笑)。

当初の目的、星組の「コパカバーナ」のアルバムを確認。結構、いろいろ入っているんですね☆
特に、「まるで変わる日々」は、期待していなかっただけに感動。宙も同じラインナップとは限りませんが、でも…宙でも入れて欲しいなぁ。