はなうたまじりにひとりごと

私視線で、観て聴いて♪素直に気ままに我儘に。主に宝塚の舞台のこと、その他諸々?についてお喋りを。

宙コパカバーナ語り・2

2006-08-18 22:59:48 | Weblog
☆3分あげちゃう!
蘭とむが、本当~に可愛い!
私は、「カナリア」のわんこになっちゃってる姿に惚れたクチなので、こんなに生き生きと柔軟にお芝居してくれてるとウキウキしちゃいます。
甘ったれた部分と、偉そうな部分とをくるくると見せてくれるお芝居のテンポが見事。間の取り方が絶妙!
ビシッと言った後、言っちゃった♪と言わんばかりに崩れてしまう、このメリハリに溢れてるサムの憎めない人柄が堪らない。

そして、毛布!
これは、やっぱり「プロデューサーズ」でのレオの毛布とほぼ同じ使われ方ですが、その頬にあてて、何とも恍惚とした顔をする蘭とむが愛らしくて
少しでもヤなことがあったら、毛布!なんで、舞台の後ろ~にいる時でも、すりすりしてたりして、油断?できない(笑)。

☆また、会おうね
ローラに出会ったトニーが、ローラにはまっていく。♪一目で恋におち~という様子が、かしちゃんの表情からよく伝わってきます。
田舎娘っぽいところが、また可愛らしくて堪らなくて、ついついそこをからかっちゃって、むっとしてる姿に更に吹き出して。ちょっとかっこつけて自分をアピールするも、嫌われちゃって。でも、それでも、気を悪くしてるローラのそんなところが堪らないって顔に書いてある!

その一連の台詞の「また、会おうね」という声の響きが、かしちゃんの声の、私の一番心地よい甘く深い部分で、うっとり。ある意味、「愛してる」って言ってますよね、あれで!

☆スィート気分
原曲タイトルは「Sweet Heaven」なんですね。何でそのまま「ヘヴン」ではいけなかったんだろう?
今回の翻訳は、ところどころなぜそんな言葉を使うんだろう?と思うところがありますが、この「スィート気分」という言葉も、私は気に食わなくて。
この歌が、可愛くて、大好きで、気づくと口ずさんでるのですけど、自分では「ヘヴン」と歌っちゃう。
♪ねぇ、ローラ!二人は薔薇色♪ってところが(日本語としてはここもおかしいかもしれないけれど)非常にツボなだけに、本当に残念

とても幸せそうに夢いっぱいに、とろけんばかりに歌っているのに、切なくなっちゃうのは、恋するトニーの気持ちが流れ込んでくるからですね。
歌の最後に、胸に手を当て、ん!と顔を上げる時の表情が、かぁわいくて可愛くて…少年の顔!
ぱっと暗転になってしまうのが淋しい~(笑)。

☆ゴウくん。
オーディションの始まりに登場するのが、暁郷くん。
はじめは、どうして客席から笑いが起きるのか理解ができなかったんですけど、3回目の観劇からは、私も思わずくすくす笑ってました。
毎回違うキャラで出てくるんですね。髪形も違う。歌い方も違う。いつも、今回は何バージョンだろう、と楽しみでした。
ロックシンガーだったら、「サンキュー!」と言いながら去るし、花輪クン(ちびまるこちゃんの)風の時もあったし、、、一体いくつバージョンがあるんでしょう?

☆グィーン、グィーン
歌劇の座談会で言ってたのはこれか!(笑)
この歌の訳も、あまりにも直訳過ぎて好きではなかったんですが…或いはそれは狙いなの?
でも、アカペラでハーモニーは綺麗なのがお見事。最後の「グィーングィーン」が案外ゴキゲンで、マイクを抱え込んでるトニーが大好き。


宙コパカバーナ語り・1

2006-08-18 19:41:56 | Weblog
では、物語の順を追ってお喋りします~。

☆その調子!
幕開け。
スティーヴンの背後から掛かる掛け声が大好き。CSで観た時から、妙にワクワクして心躍っていたけれど、生は更にたまらない~。かしちゃんの甘い歌声がその上に乗ってくよう。
みんなが次々と、かしちゃんにとろけるような笑顔を向けてくのも、こちらが幸せになります。
だけど、そんなみんなの眼差しそっちのけでマイワールド中で産みの苦しみと楽しさに夢中になっちゃってるスティーヴンが愛しい♪

☆両耳を切って~♪
るいちゃんサマンサのシャワーシーンは、すごーくセ~クシィ。くるんくるんとおちる巻き毛の動きがツボ。
その相当セクシィに悩ましい音使いのサマンサの声すらも半分上の空で、手探りに自分の音楽を辿ってくスティーヴンの表情が何とも色っぽくて…最後の観劇では、サマンサの声すらほとんど耳に入らなかった自分にびっくりでした。
スティーヴンと一緒に音を探り…。彼女の言葉が、メロディを手繰り寄せる鍵としてだけ耳に入ってくる、その感覚を味わったのかも?
それだけサマンサの甘い声が聞き心地いいんでしょうね。我を忘れて作曲に没頭するスティーヴンへの、包み込むような母性愛みたいなものに満ちてる…。

スティーヴンは、その声の中を浮遊しながら、微妙な音階を探っていく。芸術家のはりつめた作業を、コミカルながら、かなりリアルに演じこんでるかしちゃん。
気付くと、サマンサの姿を見なくなってました。ごめんなさーい、サマンサちゃんっ。

☆ダンシング・フール
あれだけ踊って、あれだけ歌っちゃったら、そりゃかしちゃん大変でしょう?
お茶会で、そのまま舞台に残ってお芝居している方を尊敬する、と語っておられましたが、あのダンスの中あそこまで声を響かせてメロディラインを歌うなんて…えらいナンバーですよね(汗)。
かしちゃんの髪の毛は毎回仕上がりの雰囲気が違うんですが、私はその動きの違いが大好きでした。
頭をちょっと上に振った時、ふわっと上がったのが初見で、固めならばばさっと上がって、踊っているうちにゆっくり形を変えてく♪

ハードにかっこよく踊る男役さんを率いて、身体じゅうでセクシィに歌い踊るかしちゃんを観るのが、本当に幸せでした!