はなうたまじりにひとりごと

私視線で、観て聴いて♪素直に気ままに我儘に。主に宝塚の舞台のこと、その他諸々?についてお喋りを。

新刊コミックスを手にして

2012-01-20 20:54:26 | Weblog
昔ほど、漫画を読まなくなりました。
今現在、コンスタントに買ってるのは、コナンくんくらいかな。

昔は、雑誌を立ち読みしたりしていたけれど、
今は、そういう気力も無くなったのもあるのかも。
コナンくんは、作者氏の前作の連載開始からの読者で、
昔は、それこそ、毎週連載を見学し、
コミックスが出ると買ってたもんです。

今は、そういえばそろそろ新刊が出てるかも?
と、書店へ赴き、
これは持っていないよね?と包装の隙間から覗いて確認したりする。
発売日チェックはしなくなりましたが、
出れば、買う位には楽しみにしているのです。

これも、連載、、、長いよね?
え?もう、何年くらいになるんだろう?

しばらく前に買ったコミックスに、
コンピューターの導入について書かれていました。
ああ~、漫画もコンピューターグラフィックの時代なのか?

それが、具体的にどういうものなのかは、わからない。
スクリーントーンが要らなくなったり、
枠もコマ割りも、コンピューターで出来そうなイメージはありますが…

ここから、コンピューター入ってますよって書いてあった辺りでは、
一体何が変わったのか、わからなかったのですが、
今回は、読みながら、絵の感じが変わった…という違和感を感じたのです。

コンピューターを使いこなせるようになって、
変化が生まれたのか?
私の先入観なのか?

まずは、哀ちゃんが、大人っぽい顔になったなぁ…
と思ったことから始まり、
アニメっぽくなった?
と感じたり……

確かに、20年も読み続けている漫画家さんなので、
絵が変わってくるのも、見守って来ているはずなんだけど…
何か、今回感じた変化は、今までとは違うような。

手描きの味というのは、
何か人に与えるものがあるのだろうか?
所詮、印刷物なんだけど、
それでも、その微かな差は、伝わるものなのか?


手縫いだから、身体に沿わせることができる
…某仕立て職人の物語の台詞を思い出したりして。


漫画家さんのお仕事の負担を考えたら、
コンピューター化もいいことには違いないのでしょうけど、
コンピューターには代われないこともあるのかもしれないってことが、
また少し嬉しかったりもして。

漫画家さんの能力は、
コンピューターに追い付けない部分もあるってことで、
また、線の太さが均一に出ていないことによるよさ、みたいなものも、
そこには関わっているのだと思うし。

2Dにしか出せないよさがあるはずだ!
…って、この台詞も同じ戯曲家に拠るものですね(笑)。


…今回の変化も、
見慣れたら、違和感にはならなくなるのかもしれません。
でも、変化を感じたことは、ファンとして、大切に覚えていられたら…
と思います。