王子を朝学校に送っていくときのハナシ。
いつもぎりぎりマンの彼、
8:15授業開始なのに
起きてくるのは早くて...
7:45
早くて、だよ
起きてきてもまだ
リビングのソファでゴロゴロ

朝ご飯がわりのスムージーを飲みながら
おい、余裕だな
学校が近いってのもあるけど
ぎりぎりにも程がある

毎朝焦るのはなぜかアタシ
ちなみに...全く信号に引っかからず、
ドロップレーンという乗り降りするところが混んでなければ
5分で王子を運べるくらいの距離感...という
かなり条件付きでの「近い」なんだけどね

信号には引っかかるし、
朝は送迎の車でごった返しとるもんで
混んでないなんてことは絶対ないんだけどね
ソファゴロゴロタイムを満喫したのち、
8:00を数分過ぎると
のそのそと起き上がり
着替えて道具を部屋に取りにいく
動きはナマケモノ級に遅い
ある日はちょっと出遅れて
始業には間に合わなさそうな時間に
「ねーねー、大丈夫なん

」
焦るわけでも急ぐわけでもない王子に聞いてみたら
返ってきた言葉は
「大丈夫」
ちょっと余裕すら感じる声色で...
絶対間に合わんやろ〜

と
助手席の彼をチラチラみていると
それに気づいた王子が放った一言におったまげた
「あのさ、心配してそうだから言うけど
オレの”大丈夫”は
『間に合うから大丈夫』ってことじゃないんだよね。
そこは問題ではない」
...は

ハテナしか飛びかわないアタシの脳みそ
続けて
「間に合うか間に合わないかの問題に大丈夫って言ってるわけじゃなくて...
少しくらい遅れても大丈夫ってこと

ブザーから2分はギリギリセーフだから

」
あ〜だから大丈夫なんだ〜


...って
オイ!
大丈夫

って聞き方をした
アタシの方が間違っていたかも知れないとまで思ってしまったこの会話

次からは「間に合うの

」って聞くことにする
18歳男子、謎な生き物やわ〜
