バリボーママのひとりごと♫

福岡発東京経由シカゴ行!ご主人様よっちゃんの仕事の関係でシカゴへ。約7年の駐妻生活を経て帰国、今に至ります☆

クロスカントリー

2017年09月14日 | シカゴ中学校

最近の慌ただしさの理由のひとつが、これ。
王子の期間限定部活、クロスカントリー

先月の新学期後から練習が始まり
ようやく初めての対外レースが先日ありました


もちろんアタシ、全レース応援予定です

走る前。かなり元気な王子

8年生男子、スタート


昨年の経験から
「最初に飛び出さないと人が邪魔で前に出られない」ということを学び
スタート直後、いきなり猛ダッシュ

団体からは飛び出たものの、
2週目半ばで失速

王子様…
何事も
バランスですよ、バランス

でも、アタシの中では順位などよりも
練習に本番にがんばっているという事実が大事

現地校に通うだけでも大変なのに

野球もあり、
補習校もあり、
もちろん宿題もあり、
テューターのレッスンも受けて…と
毎日忙しい王子だけど
とてもよく頑張ってます

偉い
…アタシも見習わんと、な


イライラと反抗期に愚痴るアタシ

2017年07月12日 | シカゴ中学校
王子、ばっきばきの「反抗期」

張り倒したいほど頭にくる発言や態度もあるけど
もうアタシより力があるから張り倒せない

夏休みで一緒にいる時間も長い分
衝突も増える

なので

アタシも時折
1人で出かけることにした
タイムアウトと気分転換をかねて

そして

大好きなクラフトのお店に足を運び
時間を気にせずじっくりと商品を観察

道具をチェックして
これからのクラフトのためにお勉強

本なんか買わないけど
近くの本屋さんの中のスタバでコーヒーをゆったりいただく

ほんとは家にいてやりたいこともあるけどね


ついでに愚痴る。

最近は家にいても
一人でぽつんといることが多いアタシ。

もちろん、カード作ったり
なんやかんや家事をこなしたり
やることやってるんだけど

それとは違う
精神的に一人ぼっちな感じ、っていうのかな


みんなは部屋があり
それぞれの部屋で過ごす

アタシはいつもリビング
隅っこの自分スペースがあるとはいえ、部屋はない


ご飯の時間も予定が合わずバラバラ

なので各々携帯画面に向かって
黙々とアタシが作ったものを食べる。
ただ「お腹を満たすもの」として。

用があるときだけ呼ばれる便利屋。

どこかに送迎があるときのタクシー運転手。

やるべきことをやってないと「やってないのか…」と言われ
だからと言って完璧にこなしても特に気付きもされない

ま、家事自体が
「マイナス」を「ゼロ」にする要素が多いものやけんね~

なんだかな~
主婦、切ないぜ


そんなこんなで
最近、イライラがつのり、
悶々としてた。


もう少しコミュニケーション取りたいけど
みんなが画面を見てばかりの状態じゃぁ
何か話しかける気にもならんしっ

と半ばあきらめモードで
家族に関心を持てなくなって…

でも王子はぶつかってくる
姫は自分勝手、
よっちゃんは無関心…

そして悶々
発散するところもないので
また一番上の王子との衝突に逆戻り

結果、アタシの機嫌が悪くなり、
最悪スパイラル突入となるのであ~る


ふふ、

こんなこと
今まで一度もなかったわけじゃないっちゃけどね
冷静な今は「あ、またやね」って思うっちゃけどね

結局さ
「みんなが何もしない」「無関心」「勝手」というのは
アタシのメガネで見てることであって
実はみんなは特に何も変わってない

アタシのとらえ方・気持ちが変わっただけ

そこに気付いたら少し力が抜け
ようやくそこに落としどころをみつけました

日本にいたら友達と飲みに行って
わ~っと楽しんだら発散できていたものも
こちらではなかなか方法がないっちゃんね~~~~~


ケータイ、いらないんじゃないかな~
なんて思う今日この頃

あ、でもケータイなかった昔、
確かアタシも自分勝手やった
なんかごめんね~おかあさ~ん
自分の若かりし頃の言動を振り返り、
猛烈に反省もしたりする今日この頃


来週は王子の遠征旅行に家族旅行…と予定盛りだくさん
そこで楽しい気分転換するぞ~


playmates

2017年07月11日 | シカゴ中学校

先日のプレイメイト

チームは違うけど同じようにトラベルチームでがんばる日本人のお友達
補習校ではよくそれぞれのチームの野球のハナシで盛り上がるようですが
最近みんな試合で休みがち…
なかなか学校でも会えないので我が家で集合してみたよ


申し合わせたわけではないのに
双子×2のようなTシャツ


さんざん野球ゲームで盛り上がった後
お腹が空いた~ということでランチ

おにぎりとから揚げと卵焼きと…って感じの
ランチというより「ヒルメシ」だけどね

その後、野球道具を持ってグラウンドへ



このメンバーが集まるとゲームも遊びも全部野球

帰ってからは狭い我が家で卓球大会

案外盛り上がりました

そしてタウンハウス内のプールへ
住宅街の中なので水着に着替え、歩いて自分たちで行きました
その間、アタシは早めにお迎えに来たお母さんたちとお茶したよ

プールからはびしょぬれで水着のまま帰ってきました

あっという間のプレイメイトな一日

補習校もようやく夏休み~
で、アタシもお弁当からしばらく解放される~

だからまた遊びを企画したいと思いま~す


夏休みの過ごし方 王子編

2017年06月27日 | シカゴ中学校

夏休みに入ってすでに3週間。
王子の夏休みの過ごし方。

野球




またまた野球


そして野球


野球仲間との遊ぶ時間

この日はチームメイトほとんど全員でプール

試合前にプレイメイト

なぜかいつもトランプのスピード対決
しかもなぜ正座

それから野球のテレビゲーム


ある日は夕方から
一つ上の学年のチームが人が足りない…となり助っ人試合


ふふふ
全部野球がらみ

あとの時間は、
昼間は図書館で勉強(補習校の宿題など)や家庭教師(週2)。

今年は何のサマーキャンプにも申し込まなかったけど
野球のおかげでお友達のみんなと楽しく過ごせてます

のんびりした2017年、夏





















トンネル week9 つまり…少し成長したかな、ってこと。

2017年03月09日 | シカゴ中学校

だらだらとミーティングのことを時系列で書いていると、
頭の中がだんだん整理されてきて、落ち着いた(笑)

結局、こんなことだったんだろうと思う。


日本人サイド

渡米から今まで、がんばってきたけど
とても楽しかった一時帰国をきっかけに
「なんでアメリカにいるんだろう」
「なんで親友Rのいない淋しい環境にいなければならないのだろう」
「日本にやっぱり帰りたい」
と思って心を患った王子

加えて、グレーな空の寒いシカゴの冬
太陽を浴びて外にいることが多かった王子は
ちょっと季節鬱のようなことになってしまい

学校に行きたくても、体が反応して行けなくなってしまった。。。


それでも、だんだんと自分の心を整理し、
少しずつまたこの環境に慣れようと努力していたけど、
何に関してもアタシに似てスロースターターな王子は
なかなか元の健康な心の状態に戻るのに時間がかかった

そんな王子を理解していたアタシたちは
彼のリズムで、彼のタイミングで立ち上がるのを待って
そこからまたもう一度やり直せばいい、と思っていた



アメリカ人サイド

新学期から何にも問題なく勉強も学校生活も送っていたのに
なぜ突然勉強が難しく感じ、学校に行きたくなくなったのか

心を閉ざし、人形のように感情も表情もなく、
心が壊れていくような王子を見て、いてもたってもいられず
カウンセリングやセラピーなど
彼のためにできる最大限の可能性を探していた
(これが言葉のしっかり通じる子なら、ここまで大変には感じなかったのかもしれない)

学校に来れたときには
できるだけ早く順応できるように
クラスに行くことを勧め王子を励まし続けた

そんな学校側の努力も空しく、よくなったり悪くなったりを繰り返すのをみて
自分たちには何もしてあげられることがないのかもしれない、と
いろんな教育機関・医療機関に相談し、
日本人の多い学校に転校するのも彼のためかもしれないと提案してきた

このままじゃ彼がどんどん悪くなり、取り返しのつかない状況になるかもしれないと
焦り、結果彼を急かし、やることなすことうまくいかず四面楚歌だった


随分大きなくくりで「サイド」という言葉を使ったけれど(笑)
やっぱりサイド、なんだよ。アタシにとっては。
なかなか交われない、わかりたくても分かり合えない「サイド」


でもさ、
こうやって、落ち着いて時系列を追っていくと
お互いのサイドが「王子のため」と思ってやっていたことが
違った形で伝わり、誤解を招き、
親と先生という立場が加わってますます理解しあえなくなってしまったのかも、と思う


とにかく、ベクトルが同じ方向を向いていることが分かった今は
もっとお互いの違いを認め合って、解決策を探せる気がします

王子のことでの学校との話し合いは、きっとまだまだ続くだろうけど、
「サイド」を理解したうえで、「チーム」としてやっていける。
今ではそんな風に思えるようになりました。


つまり、
王子だけではなく、
みんながそれぞれ、
一段理解の階段を上った、ってことです
やっぱり最後は感謝しかありません。

何が言いたいか、まだわからんけど(笑)
ま、そんな感じ。



トンネル week 8 終盤のバトル 

2017年03月08日 | シカゴ中学校

校長先生にお呼ばれし、
総勢7名という人の多いミーティングに行ってきたところから。

それまでのメールのやり取りで、
どうにも校長や担任のセンセと話の折り合いがつかず、
アタシもだんだんイライラし始めていた

だってさ、

心が沈んでしまっている王子に追い打ちをかけるような
怒涛の「これもあれもやりましょう」的なプッシュ発言
(…実際はそう聞こえていただけで、
学校サイドにもそんな気はさらさらなかった、と後々判明)

やる気になってがんばっているのに「やってない」的な発言

んっっも~~~~~
い~~~かげんにしてよっ

と思ってた


ミーティングの日程として決まったのは
こういった気持ちでメールをやり取りしていた約10日後

よし
この10日で文句なくしてやろ~じゃねぇ~~~~のっ
と、なんだかよくわからん魂に火がついたアタシ


それからというもの、
どんどんと気持ちの面で元気になっていく王子と
『学校にとやかく言わせない作戦』を練り、
『一日一目標を掲げ、達成する』というミッションを取り決め、
地道に頑張った

結果、ミーティングの日には「転校」の「て」の字も出ず、
これまでの経緯、お互いの折り合い点、学校にできること、本音の話、
こういったことを誤解のないように
通訳のセンセを通して話し合うことができた(と思う)


王子の行動、思考、その他諸々に関しては
随分意見が食い違ったし、「そうじゃない!」と訴えても
わかってもらえないことも多かった


でもね、一つわかったのは
そこにいる7人が全員、王子のことを考えて、彼のためを思い、
彼のこれからを案じて集まっていた、ということ。


あれだけ言い合った校長センセが
実は夜は眠れないほど王子のことで悩んでいた、なんて話も出て、
アタシもうっかり泣きそうになった

そして、王子自身の成長しなければならない部分、という話では
その場のほとんどのみんなが「だよね~」となるような話題で
よっちゃんもアタシも苦笑い
その辺に関してはアタシたちも納得(笑)

国は違って、話す言語も違って、
何かと理解はし合えないけど、
それでも尚、この異国の地でがんばる7年生の日本人の男の子を受け入れ、
何とかして学校で居心地良く過ごしてもらうために…と策を講じ、
親まで巻き込んで、考えてくれているのだなぁ、と思うと

結局アタシの口から出てくるのは
Thank youという感謝の言葉だった


王子も少しずつ現状を受け止め、
変わろうと努力したミーティングまでの10日間で

先生たちの王子への印象はガラッと変わったようで、

『この2週間の王子なら、まったく問題ない。
 このままがんばっていけるか、何か学校に要望はないか』と
歩み寄る姿勢を見せてくれた

今まではなかなか返事もままならなかった王子だったけど、
この2か月の一連の出来事の中で大きく変わってきたこと、
それは『返事をするようになったこと』

簡単そうで簡単じゃなかった、
低そうで高かったハードル、一つ越えました

何が言いたいかよくわからんくなったけど…
続く。

トンネル week 6 最期じゃなかったハナシ(笑)

2017年02月24日 | シカゴ中学校

アタクシ、随分免疫がついて強くなったようでございます

前回のELのセンセからのメールを受けて、
「もうしばらく彼をありのまま受け入れて様子をみてくれないか?」
と返事をしたところからのハナシ。


その後、アタシのことをすっ飛ばして(笑)
よっちゃんのとこに電話が入った。
しかも、校長から。

「彼は全くプログレス(進歩)が見られない。
心配だから転校(日本人が多い学校に)も考えてみたらどうか?
ミーティングをしたいのでお父さんが来られる日を設定する」と。


はぁ?

学校に行けなかったのが行けるようになり、
クラスに入れなかったのが入れるようになり、
全部の授業に出られなかったのが出れるようになり…


コレのどこがプログレスが見られないの?
しかも、アタシをものの見事にすっ飛ばして、よっちゃんに電話するとは。
今まで感情むき出しに、泣いたりしたことは謝るけど(笑)
そこまで見事にぶっちぎること、なくない??????


アタシ、本気でイラッ


なんか、絶対アタシや王子と、センセや校長など学校側のとらえ方が違う!と思い
ソッコーメール(笑)


「できないことができるようになったのに、どうしてそんなに急ぐのか?
実際彼はプログレスしている。」
ほかにもたくさん書いたけど、割愛。

…はい、返事やいかに(笑)
まだまだ続きそうな予感…しかしない…


トンネル 最後?に感謝

2017年02月22日 | シカゴ中学校
追記したいことがもう一つ。
苦しいさなかに本当に本当に
たくさんの人に支えられたこと。


衝突はしたけど(笑)学校の校長先生Mrs W,
なかなか分かり合えないけど(笑)担任のセンセMs B,
家庭教師のセンセKセンセ、ソーシャルワーカーのMr L,
日本人カウンセラーのMs G,

王子を支えてくれる学校で数少ない話せる友達、A, J

それに加えて
昨年の野球チームで知り合った仲良しCの家族
彼らに事情を話すと、家に招待してくれたり、一緒に出掛けてくれたり、
楽しめる環境を一緒に探して王子を誘ってくれた

そして今年のトラベルチームのコーチM
なんと、「いつかみんなと野球以外で遊べないか」と相談すると
その翌週にはチームの男の子たちを一同に集め、
トランポリンやボルダリングのある遊べる施設へ王子を一緒に連れて行き、
帰ってきてピザパーティ、それからコーチの家でビデオゲーム大会、という
とても楽しい会を企画してくれた。

そしてこれからもこういう機会を増やしていくから、
楽しく仲良くなって行こう、彼なら大丈夫だ、と励ましてくれた。
そしてコーチはアタシにこういったのだ
「いい提案をしてくれてありがとう。」と…
お願いしたのはアタシなのに、ありがとう返し。泣ける。


そしてアタシもいろんな人に助けられた。

日本人の数少ないママ友達、Sさん
野球でご一緒のSさん夫妻
王子の友達Jのママ、J
英会話のテューターのL
そしてアタシの数少ない日本人の友達、もちろん(笑)Yさん、
それから話を聞いてくれたNさん、Mさん。

そしてそして、
心配しながらもそっと見守ってくれた
日本にいる
アタシのお母さん、
アタシの大大大親友よーこ、
王子の大親友Rのママ、心の友Uちゃん


ありがとうが止まりません。
見てない人もいるけれど、この場をかりて
ほんとうにありがとう。


しばらくブログを休んでいたことで
書きたいことめちゃくちゃ盛りだくさん。
一時帰国も残しておきたいし、


毎日続けるのもいいけど
充電期間を設けるのもいいね!


「何事にも意味がある」
うん、納得。いろんな意味で納得。


まだまだ王子の様子は不安定だけど
明日からはまた
面白いことも探して書こうと思います

トンネル week 5 小さなことからこつこつと。

2017年02月20日 | シカゴ中学校

全授業コンプリの翌日、
がんばりの副作用か、頭痛で早退はしたけれど(笑)
その翌日からまた、なんとか全授業コンプリの目標を達成すべく、ガンバッテマス王子。

ELのセンセとは………

ま、昨日書いた通りの現状(笑)
いくらELのセンセといえども
他国に住んだことのない方と、
その他国に住んでるまっただ中で奮闘中の人とが分かり合うというのは
なかなか難しいことに思えます。
相手の気持ちになって想像する、それは簡単そうで難しい。
だからセンセの気持ちもまったくわからんわけではない、そう思う今日この頃。

ま、何はともあれとりあえず、
まだまだ月曜日はドキドキだけど、

少しほっとしていたのが
もう少しほっとできそうなところまできました!
道は一つじゃない。
長い人生を考えても今この一瞬を逃したところで
大変なことが起こるわけじゃない、そう思うことにしました。


王子はよく話をしてくれるようになり。
どんなに沈んでても、アタシとは話してくれたのでそこは安心だったな。
そして暴れたり、一人の世界に閉じこもったりはしなかったのでそれが救い。


毎日リクエストの豪華な(笑)ご飯をもりもり食べて、
大好きな野球をしていたことがよかったのかな。


「学校に行かないと楽しいこと(野球・ゲーム)はできないよ」
ある人はこう言ってみれば?と言ってたけど
アタシは違うと思ってた。言わなくてよかったな、と今でも思ってる。

アタシもたくさん自分で考えて行動した。

ある日、アタシは
ノートに独自のカウンセリングシートを作り、
それに沿って心の整理をするお手伝いをした。

今現在いろんなことをどういう風に思っているか。
それを改善するには自分は何ができるか、そして周りにどうしてほしいか。

何が不安なのか、探るために。
解決策を見つけるために。


それ以外は

食べたいと言うものを一緒に作り、
買い物では「重たいから王子よろしく~!」と頼り
ただひたすら王子と楽しく時間を過ごすことを考えた。

心が閉じてしまわないように。

彼の意見に口は出さないようにして
まずはしっかり受け止めるように。



今回のトンネル事件で
「自分の行動に責任を持つ」ということを考え始めた王子


学校では、いつもチョイス(選択肢)で質問されてたのだけど

この授業に出るかでないか、
誰だれと誰だれのどちらの隣に座りたいか、
このワークはできるかできないか、
ランチはカフェテリアで友達と食べるのか、オフィスで一人で食べるのか…となんでもチョイス(笑)

それを選んで答えるのは王子自身なので
センセは「あなたのチョイスでそうしているのよ」とたたみこんでくる。

よく考えればチョイスは二つ以上存在する質問もあったので
言葉のあや、見えない操作ではあるけれど(笑)

しかしながら王子は、そうやって
自分の選んだほうの道に責任を取る必要があると初めて学んだのかも知れません。


ティーンネイジャーとはいえ、
今までは家の中で一番小さな生き物だったので
母、姉、そして父…と誰かしらが守ってくれ、誰かしらが手を貸し、
誰かしらが王子の行動をコントロールしていた。
ま、たぶんほぼアタシだけど(笑)

それに気付いて
それをアタシがやめてみた。




○たとえ話。
ランニングして帰宅。汗かいてるからシャワー浴びたら?の答えに
本人が「風呂は入らない」と言ったとする。

前なら「汗臭いし寝具汚れるし、明日臭いから入って」と言って半ば無理やり
そしてシャワー浴びずにダラダラしてたら「早く入って!」のダメ押し。

今は「あ、そう?」で終わり(笑)
寝具汚れても臭くても彼が選んだチョイスだから(笑)


○たとえ話2。
髪の毛が伸びてきたとする。

前なら「王子、パパにきってもらったら?」
もしくは「パパ、王子の髪切って」

今はな~んにも言わない。
100歩譲って何か言うならば(笑)「そろそろ伸びたね~」くらいにする。
彼の髪の毛は彼が切りたいときに切ればいいんだもん。

アタシがこう変わったことで
王子は自分で決めた、自分の選択、という気持ちが芽生え、
責任を持とうと努力しているのがわかる。

いつも我慢していたのかもしれないな~。
アタシのそういう口出しに。
アタシ自身は無意識だったけど、操作しようとしてるアタシに。
…ま、今更だけど。

そういって若干落ち込み気味なアタシに
「人は飛ぶ前に一度しゃがむんだ」、とよっちゃん
王子もアタシも沈むところまで沈んだから、あとは大きく飛べるよ、と。

たまにはいいこというじゃん、ナイス(笑)

そうよね。
このプロセスを考えただけでも大きく成長だし、
アタシ自身もティーンになった王子との関係を改めて考え直すいいチャンスだと思う。

小さな気付きから
あ~だこ~だ迷いながら
こつこつと改善に取り組んでいく。

これは人生でず~っと行っていく学びであり、成長。

その一つが今だった、
そして登校拒否だった、ということを
アタシも王子もしっかりと受け止めて
最終的に笑顔で締めくくれればいいな、と思ってます。





トンネル week5 分かり合えないところ

2017年02月19日 | シカゴ中学校

順調に学校に行き始めて、
授業に出始めてまる一週間がたった時、
担任のELのセンセ、Ms Bからメールが来た。

『ようやく学校に来て、全部の授業に出るようになってよかった。
しかしながら、彼はやる気が見られない…blah, blah, blah…』


アタシ、これ読んで唖然


あれだけ説明したのに。

学校に行くことが
授業に出ることが、
何より、
そうやってプッシュされることが、王子を苦しめているのにっ!


アタシ、怒り


わがままやただの行きたくない気持ちで授業を聞かないわけではないのに、
まったくもって伝わってない。

あ~残念すぎる。



しかし、これが文化の壁の典型なのかもしれないな、とも思う。


ということでアタシ、
家庭教師のKセンセにお手伝いしてもらって、こんな返信を出しました。

『王子のことをいつも思ってくれているのは本当にありがたい。
でも今アタシは、王子がようやく学校の全部の授業に出られるようになって、ハッピーなんです。
申し訳ないですけど、今の段階ではそのままの彼を受け入れてくれませんか?
(ま、言ったら「ほっといてくれていい」ってことね(笑))
アナタが彼を思って助けてくれているのにはとても感謝しています。
でも、今もっともっと、とプッシュし続けたら彼はまた自信を無くしてしまうかもしれない。
今の最優先は学校に行き、全授業に出ることだとアタシは思っています。
また何かあったらご連絡ください。』


さ、どういう対応がくるか。

…も~こうなったら何でもかかってこい!

負けない!