バリボーママのひとりごと♫

福岡発東京経由シカゴ行!ご主人様よっちゃんの仕事の関係でシカゴへ。約7年の駐妻生活を経て帰国、今に至ります☆

トンネル week 8 終盤のバトル 

2017年03月08日 | シカゴ中学校

校長先生にお呼ばれし、
総勢7名という人の多いミーティングに行ってきたところから。

それまでのメールのやり取りで、
どうにも校長や担任のセンセと話の折り合いがつかず、
アタシもだんだんイライラし始めていた

だってさ、

心が沈んでしまっている王子に追い打ちをかけるような
怒涛の「これもあれもやりましょう」的なプッシュ発言
(…実際はそう聞こえていただけで、
学校サイドにもそんな気はさらさらなかった、と後々判明)

やる気になってがんばっているのに「やってない」的な発言

んっっも~~~~~
い~~~かげんにしてよっ

と思ってた


ミーティングの日程として決まったのは
こういった気持ちでメールをやり取りしていた約10日後

よし
この10日で文句なくしてやろ~じゃねぇ~~~~のっ
と、なんだかよくわからん魂に火がついたアタシ


それからというもの、
どんどんと気持ちの面で元気になっていく王子と
『学校にとやかく言わせない作戦』を練り、
『一日一目標を掲げ、達成する』というミッションを取り決め、
地道に頑張った

結果、ミーティングの日には「転校」の「て」の字も出ず、
これまでの経緯、お互いの折り合い点、学校にできること、本音の話、
こういったことを誤解のないように
通訳のセンセを通して話し合うことができた(と思う)


王子の行動、思考、その他諸々に関しては
随分意見が食い違ったし、「そうじゃない!」と訴えても
わかってもらえないことも多かった


でもね、一つわかったのは
そこにいる7人が全員、王子のことを考えて、彼のためを思い、
彼のこれからを案じて集まっていた、ということ。


あれだけ言い合った校長センセが
実は夜は眠れないほど王子のことで悩んでいた、なんて話も出て、
アタシもうっかり泣きそうになった

そして、王子自身の成長しなければならない部分、という話では
その場のほとんどのみんなが「だよね~」となるような話題で
よっちゃんもアタシも苦笑い
その辺に関してはアタシたちも納得(笑)

国は違って、話す言語も違って、
何かと理解はし合えないけど、
それでも尚、この異国の地でがんばる7年生の日本人の男の子を受け入れ、
何とかして学校で居心地良く過ごしてもらうために…と策を講じ、
親まで巻き込んで、考えてくれているのだなぁ、と思うと

結局アタシの口から出てくるのは
Thank youという感謝の言葉だった


王子も少しずつ現状を受け止め、
変わろうと努力したミーティングまでの10日間で

先生たちの王子への印象はガラッと変わったようで、

『この2週間の王子なら、まったく問題ない。
 このままがんばっていけるか、何か学校に要望はないか』と
歩み寄る姿勢を見せてくれた

今まではなかなか返事もままならなかった王子だったけど、
この2か月の一連の出来事の中で大きく変わってきたこと、
それは『返事をするようになったこと』

簡単そうで簡単じゃなかった、
低そうで高かったハードル、一つ越えました

何が言いたいかよくわからんくなったけど…
続く。

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