花を愛でる

四季折々の花を愛でます、時折、亀吉の様子も

冬に咲くユリ科の花

2023-01-22 | 植物 花

冬に咲くユリ科の花を挙げてみました、「ラケナリア」です。

<「ラケナリア 」>

花が、筒状、壺状の形、花色も白、ピンク、オレンジ、青 、緑、其の複色と多彩で

原産地の南アフリカには、100 種 程の品種が有る様ですが

冬から早春に、混色の花を咲かせる「ラケナリア・アロイデス」Lachenalia aloides が、多く植栽されています。

「アロエデス」の名前は、「アロエ」に似ているとの理由からの命名とか

中でも、花の色が、多色の「ラケナリア・アロエデス ’クオドリカラー’」L.aloides var. quodricolor   等が人気です。

葉には、斑点が入ります、葉は、披針形、総状花序に花を咲かせます。

3色の変種の「ラケナイア・アロエデス ’トリカラー’」L.tricolor   等も有ります。

他に、此の時季に開花する品種には、白色で先端が青紫色の「ラケナリア・コンタミナタ」 L.contaminata 

青緑色の「ラケナリア・ヴィリディフロラ」L.viridiflora  が、人気の品種です。

秋や春に咲く品種は、他に多く有ります。

キジカクシ(ユリ、ヒアシンス)科、ラケナリア属、半耐寒性球根、別名「アフリカヒアシンス」

「ラシュナーリア」、学名  Lachenalia spp.、英名  Cape cowslip

白い色で、花冠が、青紫色の「ラケナリア・コンタミナタ」L.contaminata も冬咲きです。


青緑色が翡翠の様に輝く「ラケナリア・ヴィリディフロラ」L.vridiflora  も美しい花です。

今日も友人からの動画の再掲載です、交通事故を防いだお礼に手を差し伸べた様子かな。


”チャイニーズ” の名前が付いて(2)

2023-01-21 | 植物 花

今日の  ”チャイニーズ の名前が付いて” は、「チャイニーズ ホーリー」の赤い実です。

<「チャイニーズ  ホーリー」>

 「ホーリー」(西洋ヒイラギ)は、モチノキ科の総称、「チャイニーズ ホーリー」は、中国原産の「ホーリー」です。

葉が似ている日本の「ヒイラギ」は、モクセイ科ですので、別の植物になります、実も赤くなく、黒紫色です。

「ホーリー」 Ilex aquufolium   の葉より刺が少なく、帆掛け船の帆の様に4画なのが特徴です。

此の4角も成長に従って全縁になります、互生する光沢の有る濃い緑色の葉は、赤い実とのコラボで一層綺麗です。

「西洋ヒイラギ」と同様「クリスマス ホーリー」の名前でも知られています。

四角形をした葉の先端に棘が在りますが、楕円形で先端一箇所だけに棘が在るのも見られます。

モチノキ科、モチノキ属、雌雄異株、常緑低木、中国原産、学名   Ilex cornuta 、英名   Chinese holly

別名「ヒイラギモチ」(柊・)、「シナヒイラギ」(支那柊)、holly  とは、モチノキ属(Ilex)を指すとのこと

次の「セイヨウヒイラギ」(西洋柊)も、「ヒイラギモチ」同様、「クリスマス・ホーリー」の名前が付いています。

ヨーロッパ、西アジア原産なので、此方が、「クリスマス・ホーリー」の名前が、最初に付いた由

「ヒイラギモチ」とは、葉の形が違っていて、楕円形の葉の先に棘が多く着いています。

学名  Ilex aquifolium 、英名  English holly、European holly

「チャイニーズホーリー」との違いは、葉の形です、「チャイニーズ・ホーリー」が、帆掛け船の帆の様な

形で、葉の縁の棘の数が少ないのに対して、棘の数が、多いのです。

 

今日も友人から送られてきた動画の再掲載です、”招き猫” です、チョット無理な動作ですか ・ ・ ・ 


”チャイニーズ” の名前が付いて(1)

2023-01-19 | 植物 花

今日は、< チャイニーズ>の名前が付いた花を挙げます、「チャイニーズハット」の花です。

<「チャイニーズハット」>

円形に平開する額が、昔、中国人が被る帽子に似てるので此の名前が付いたとか

萼の中心から、細長い筒状の花冠が立ち上がり、其等の色は、黄色、ダイダイ色等が有ります。

シソ科(クマツヅラ科)、ホルムショルディア属、常緑低木、アフリカ、インド、ヒマラヤ原産

学名Holmskioldia sanguinea 、英名   Chinese hat plant、Cup and saucer

別名「テングバナ」(天狗花)、「カップ  アンド  ソーサー 」、「マンダリンズ ハット」

「ホルムショルディア・サンギネア」

 

上記の「ホルムショルディア・サンギネア」は、此の時季の花ですが

夏が、開花期の「ホルムショルディア・テッテンシス」H.tettensis が、有ります。

萼が、ピンク色、花が、薄紫色で、涼しげな夏の花です。

アフリカ原産、英名 Tahitian hat plant、Parasol flower、別名「タヒチアンハット」、「パラソルフラワー」

因みに、中国人の帽子は、下図の様な形です、似ているかも ・ ・ ・ *借用した画像です。*

他に、「天狗花」や「カップ  アンド  ソーサー」の名前も付いていますので、此等も妥当かと。

今日も友人から送られてきた動画の再掲載です、”長鳴き鳥の失敗” です、息が切れて失神しました。


冬、クリスタルの輝き

2023-01-17 | 植物 花

前回の ”銀の輝き” の次は、今回の ”クリスタルの輝き” です、「キリスタルリリー」の花の輝きです。

冬に咲くユリ科の花「クリスタルリリー」(オニクソティス)の花です。

<「クリスタルリリー」>

”クリスタル” の名前の通り、キラキラとした純白の花弁です。

純白の花弁6枚は、星形の花で、中心に赤紫色の斑が入り、コントラストが、一層引き立ち、黄色い 色の雄蘂が、目立ちます。

ユリ(イヌサフラン)科、オニクソティス属、常緑多年草(球根)、南アフリカ原産

学名    Onixotis triquetra 別名「オニクソティス」、「ディピタクス・トリクェトラ」


 
上載の煌めく名前の「クリスタルリリー」は、今が、開花期ですが、秋から晩秋の頃に咲く「ダイヤモンドリリー」も

ユリ科の植物です、煌めく状態の命名ですので、載せました。

<「ダイヤモンドリリー」  / 「 ネリネ」>

南アフリカ原産の原種から改良した園芸種が数多く、花の色も白、黄、ピンク、紅色、濃赤色と豊富です。

散形花序に10から20個の花を咲かせ、花びらの形が違う種類も有ります。

原産地には、300種位の品種が有るとのこと、交配種も多いようです。

花期も長く、今月頃から12月後半頃迄愉しめます。

「ダイヤモンドリリー」の名前の由来は、陽に当たるとダイヤモンドの様にキラキラ光るからとか

似た花に、「ヒガンバナ」、「ショウキラン」、「キツネノカミソリ」等の

「リコリス」  Lycoris spp.  が有りますが、「ネリネ」とは、違った種類です。

亦、花と葉を同時に着けるのも、他のヒガンバナ科と違うところです。

ヒガンバナ科、ネリネ属、半耐寒性球根、南アフリカ原産、学名 Nerine Hybrids

英名 Nerine (ネリネ)Diamond lily (ダイヤモンドリリー)

別名「ヒメヒガンバナ」(姫彼岸花)

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多彩な花色と花弁の形状です。



今日も友人からの動画の再掲載です。


冬に明るい色の花を愛でる

2023-01-15 | 植物 花

寒い冬明るく明るく暖かいパステル調の色の花を愛でます、「チオノドクサ」、「ハツコイソウ」の花です

<「チオノドクサ」>

「チオノドクサ」は、寒さに強い植物です、真冬から早春が開花期になります。

雪、霜、凍結も問題なく花を咲かせます。

別名「ユキゲユリ」(雪解百合)、英名も「グロリーオブザスノー」 Glory of the snow

寒さには、平気なことを著わす命名ですか、雪を被った花弁が顔を出します。

「チオノドクサ」の名前は、ギリシャ語でも、Chion + doxa  <雪+輝き>の意味とか

キジカクシ科、チオノドクサ属の総称とのことですので、花色等の違いで、数種の品種が有る様です。

主な品種は、「チオノドクサ・フォーブシー」  Chionodoxa forbosii

「チオノドクサ・ルシリアエ」  C.luciliar「チオノドクサ・ギガンテア」  C.gigantea   等々が主な品種です。

キジカクシ(ヒヤシンス)科、チオノドクサ属、地中海沿岸、西アジア原産

学名    Chionodoxa spp. 



 次は、「ハツコイソウ」(初恋草)、”春の響き” ですね、別名は、「レケナウルティア」「レシュノールティア」です。

<「ハツコイソウ」>

五弁花で、2枚は、小さく他の3枚は、大きく花を広げた蝶の形です。

パステル調の花色で、黄、オレンジ、白、青色と豊富です。

特に、ブルーの花色の  Leschenaultia biloba  が、人気です。

品種としては、主に3種類で、Leschenaultia formosa  と   L.biloba 、此等の交配種とのこと。

クサトベラ科、レシュノールティア属、非耐寒性常緑亜低木、西オーストラリア原産

 

ブルーが、際立つビローバ種です、冬の灰色に負けない鮮やかさです


今年は、卯年とのことで、友人が、ウサギの動画を送ってきたので、今日も載せました。