花を愛でる

四季折々の花を愛でます、時折、亀吉の様子も

今が盛りのシソ科、キク科の穂状の花2種

2018-08-06 | 植物 花

今、白色が涼しげ

スイフヨウ(醉芙蓉、酔う前) ハマユウ インドハマユウ  ナツフジ     セイロンライティア
白色のストケシア サボテン  マンデビラ オオシロソケイ    マンデビラ ’サマードレス’

 

最初は、シソ科の「アニスヒソップ」の花です。

<「アニスヒソップ」>

長い花穂に小さな唇型の花を多数咲かせます、「アガスターシェ( Agastasye spp.)」の一品種で

日本の「カワミドリ」の近縁です、蝶や蜜蜂が群がる蜜の豊富な植物です。

花色は、紫を始め、濃い紫(アガスターシェ ’ブラックアダン’ Agastache 'Blackadder')

青(アガスターシェ ’ハニービーブルー’ A.'Honybee blue')

白(アガスターシェ ’ハニービーホワイト’ A.’Honybee white')等、多数の園芸品種が、有ります。

シソ科、カワミドリ属、北アメリカ、カナダ原産、耐寒性多年草

学名 Agastache foeniculum、英名 anise hyssop、blue giant hyssop、licorice mint

別名 「アガースターシェ」、「ジャイアント ヒソップ」

次は、シソ科の花「リアトリス」です。

<「リアトリス」(キリンギク)」>

通常、 穂状咲きの花は、花序の下から上に向かって咲くのだが

「リアトリス」は、有限花序で、上から下に向かって咲きます。

其の咲き方も、此の槍咲きのスピカタ種や玉咲きのリグリスティリス種とが有る様です。

茎は、扁平で180cm位立ち上がります、別名「キリンギク」麒麟菊は、首が長い麒麟に喩えたものの様です。

他に「ユリアザミ」の別名が、付いていますが、花は、「アザミ(薊)」に似て、葉が線形で「ユリ(百合)」に

似ているからとか、密生した小花が華やかです。

キク科、ユリアザミ(キリンギク、リアトリス)属、耐寒性多年草、北アメリカ原産

日本には、大正時代に入ってきた由

学名 Liatris spicata、英名 dense blazing star ”密集した燃える星” 


<各画像は、クリックで拡大表示します> 


ゴマノハグサ科の花(4)

2018-08-01 | 植物 花

緑道の休み処を過ぎると ・ ・ ・ 

滝が現れます、滝風が爽やかです。

今日のゴマノハグサ科の花は「ブットレア」です。

<「ブットレア」Buddleja × hybrida

小さな花が、多数密生して長い円錐形の花穂ができます、甘い香りがします。

仲間は、アジア、南北アメリカ、南アフリカに100種位有るとか

日本に自生する「フジウツギ」(藤空木)Buddleja japonica も仲間のひとつです。

一般には、ダヴィディー種の「ブットレア」が、主に栽育されています。

花色は、藤色が主ですが、他に白、紫、斑入りと多数の園芸種が有ります。

他に、南米原産で黄色い花を球状に咲かせるグロボーサ種 B.globosa 等多彩です。

尚、「ブットレア」の名前は、イギリスの植物学者<バドル>Buddle の名前からとのこと

ゴマノハグサ科、フジウツギ属、中国原産、耐寒性落葉低木、学名 Buddleja davidii、英名 Butterfly Bush

別名「フサフジウツギ」(房藤空木)、「バタフライブッシュ」

英名の「バタフライブシュ」は、花が、蝶に似ているからではなく、蝶が、此の花の蜜が好きだからとか

蝶が群がっている光景は、確かに目にします。





下図は、 黄色い小花を球状に密生させる「ブットレア・グロボーサ」B.globosa 、英名 Orange ball tree です。


<各画像は、クリックで拡大表示します>

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