花壇シリーズ№5
今回は、先般からの ”マメ科の花” に一つ追加して、「クリムソンクローバ」の花を挙げて始めます。
<「クリムソンクローバー」>
茎先に、マメ科特有の蝶型の赤い花が、円錐穂状に集まって咲くので、姿が、”赤いトーチ”、”赤いキャンドル” になります。
別名に「ストロベリートーチ」、「ストロベリーキャンドル」の名前が付く理由です。
「シロツメクサ」の仲間ですから、葉も3枚の小葉で3出複葉、互生します。
草丈は、30~50cm、花序の高さは、5~7cm、牧草として入ってきた由
マメ科、シャジクソウ属、一年(多年)草、ヨーロッパ原産、学名 Trifolium incarnatum、英名 Crimson clover
別名は、他に「ベニバナツメクサ」、「オランダレンゲ」等
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母の日のプレゼント「カーネーション」に因んで、今回は、ナデシコ科の花にしました。
「アグロステンマ」と「シレネ・ペンヂュラ」です。
<「アグロステンマ」>
ヨーロッパでは、雑草扱いで、園芸用としては、栽育されないとか、綺麗な花なのですが ・ ・ ・
群生してる花々の間を風が、吹き抜けると、波打ち、波打ち、”ピンクの波" になり、美しい眺めです。
細い茎の先端に、花径2~3cmのピンク色で、中央部が、白色の花を咲かせます。
5弁の花は、外側に少しカールして、・・・色の斑が、放射状に入ります、葉は、銀緑色で、花色とマッチします。
ナデシコ科、ムギセンノウ属、耐寒性一年草、地中海沿岸、西アジア原産
英名 Agrostemma githago、別名「ムギセンノプ」(麦仙翁)、「ムギナデシコ」(麦撫子)
英名の Agrostemma は、Agros=畑、Stemma=王冠を意味して、”畑に美しく咲く” を著わすとか
次のナデシコ科の花は、「シレネ・ペンジュラ」です。
<「シレネ・ペンジュラ」>
沢山の品種の中の人気が有る品種で、別名「フクロナデシコ」(袋撫子)、萼が、袋状に膨らむので
此の名前が、付いたとか、草丈は、20cm位、花径は、2cm位、一重や八重咲きが有ります。
花色は、ピンク、白等、「桜」の花に似た雰囲気が有ります。
ナデシコ科、シレネ属、耐寒性一年草、地中海沿岸原産、学名 Silene pendura
英名 Drooping catchfly、別名「サクラギソウ」、「サクラマンテマ」
<各画像は、クリックで拡大表示します>