ゴマノハグイサ科の花の最初は、「リナリア・マロッカナ」です。
<「リナリア・マロッカナ」>
「リナリア」には、此の「リナリア・マロッカナ」以外に
地中海沿岸原産、多年草「リナリア・プルプレア」Linaria purpurea
「リナリア・ビパルティタ」Linaria bipartita 等が有り
少しずつ趣が違いますが、「リナリア」は、一般に此の「リナリア・マカロッサ」を指す様です。
日本にも仲間の「ウンラン」L.japonica が、有ります。
葉は、細かく繊細、多数分枝して、多数の花を穂状に咲かせます。
花色は、白、紫、赤、黄色と多彩で、上向きの花弁は、縦に大きく裂けているので
丁度、ウサギの耳の様です。
花弁の下唇の奥に黄色い斑紋が有ります、「リナリア」は、別名「姫金魚草)
“小さな「キンギョソウ」” の意味ですので、「金魚草)」(スナップドラゴン)に似ています。
ゴマノハグサ(オオバコ)科、リナリア(ウンラン)属、モロッコ原産、耐寒性一年草
学名 Linaria maroccana 、英名 Linaria , Spurred snapdragon ,Toadflax
下図は、「リナリア・プルプレア」 (Linaria purpurea) です、「マロッカナ」とは大分違った雰囲気です。
<各画像は、クリックで拡大表示します>
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