花を愛でる

四季折々の花を愛でます、時折、亀吉の様子も

花の絨毯(1)、「ネモフィラ」

2019-04-30 | 植物 花

今が盛りの「ネモフィラ」 Nemophila  です、ムラサキ科、ネモフィラ属の植物の総称とか

匍匐性で横に広く広がるので、花壇やプランターに盛り上がって花を咲かせています。

亦、多くの地方で、広い場所を栽育地としていて、此の時季、多くの行楽客を愉しませています。

花は、5枚の花弁、1本の雌蘂、5本の雄蘂、濃い紫色の雄蘂の葯が、綺麗です。

葉は、羽状複葉で、切込みが ”唐草模様” に似ているので「ルリカラクサ」(瑠璃唐草)の和名が付いています。

人気の品種は、澄んだ青色の花の中心が白色の「ネモフィラ・メンジエシー」  Nemophila menziesi   ですが

他に花弁が、黒色に白い縁取りの「ネモフィラ ’ベニーブラック’」  N.menziesii ver.discoidalis 'Penny Black'

尚、”ペニーブラック” の名前は、イギリスの最初の1ペニー切手の愛称からとのこと、黒い色の切手です。

白い花弁に多数の小さい紫色の斑点が点在する「ネモフィラ ’スノーストーム’」  N.var.atmaria 'Snowstorm'

白い花弁に青紫色のブロッチが入る「ネモフィラ・マクラータ」  N.maculata  等が主な品種です。

Nemophila  とは、ギリシャ語で   Nemos (林) phileo (愛する)の意味で

林の中の陽だまり等を好む植物と記されています。

ムラサキ科、ルリカラクサ(ネモフィラ)属、カナダ、北アメリカ原産、耐寒性這性一年草

英名 Baby Blue Eyes別名 「ルリカラクサ」(瑠璃唐草)、「ネモフィラ・インシグニス」

下図は、「ネモフィラ・メンジエシー」


純白の花も

下図は、園芸種「ネモフィラ ’ペニーブラック’」、花弁が、黒紫色で縁、裏が白色

イギリスの最初の1ペニー切手の愛称から、黒い色をした切手です。


下図は、白地に紫色の斑点が美しい園芸種「ネモフィラ 'スノーストーム’」です。


最後は、「ネモフィラ・マクラータ」です、英名 Five Spots の通り5枚の白い花弁の各々の先端に

青いブロッチが入ります、「紋唐草」の和名が付いてました。


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