花を愛でる

四季折々の花を愛でます、時折、亀吉の様子も

早咲きの桜

2020-03-16 | 植物 花

今日は、早咲きの「桜」の花です。

「ソメイヨシノ」(染井吉野)等に比べて開花時期が若干早い「サクラ」です。

最初は「カンヒザクラ」(寒緋桜)です。

” 沖縄の「桜」” の「カンヒザクラ」(寒緋桜)は、五弁の緋色の花を下垂させます。

旧暦の正月頃に咲くため、「ガンジツザクラ」(元日桜)の別名が付いています。

他に、「ヒカンザクラ」(緋寒桜)、「ヒザクラ」(緋桜)、「タイワンザクラ」(台湾桜)

の名前が、付いていますが、多くは、「寒緋桜}の名前が多く使われます。

同じ早咲きの「ヒガンザクラ」(彼岸桜)が有るので、間違い易い「ヒカンザクラ」(緋寒桜)は

ほとんど、使うことがないようです。

葉が出る前に花を咲かせるのは、他の「桜」と同じです、花が散る時は、花弁が花弁が散るのでは無く

萼が着いた状態で落下します、「染井吉野」等とは違っています。

バラ科、サクラ(スモモ)属、耐寒性落葉高木、中国原産、学名 Cerasus campanulata

=Purunus campanulata 、英名 Taiwan cherry

学名  Campanulata は、「カンパニュラ」の様に花弁を下垂させる意味からとか

次の早咲き「サクラ」は、「カワズザクラ」(河津桜)です。

 静岡県の河津川の岸辺で発見したとのこ

「オオシマザクラ」Cerasas speciosa と「カンヒザクラ」C.campanulata との自然交雑種で

「染井吉野」より早咲きで、花色も濃く、開花期間も長い特徴が有ります。

此の時期、河津町では、花見の行事が行われます。

学名 Cerasus lannesiana 'Kawaz-zakura'



<各画像は、クリックで拡大表示します>

以前にも載せた早咲きの「カラミザクラ」(唐実桜)Cerasus pseudo-cerasus 、中国名「桜桃」

<下図もクリックで拡大表示します>

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