花を愛でる

四季折々の花を愛でます、時折、亀吉の様子も

初夏に咲くー№ 3「カリステモン」

2024-05-12 | 植物 花

今日の樹木花は、「カリステモン」の花です、”ブラシの木”  の花です。

「カリステモン」 Callistemon spp.  も赤い “花” (雄蕊)を咲かせています、穂状花序がブラシの様に見えます。

<「カリステモン」>

<カリステモン>とは、ラテン語で “美しい雄蕊” の意味とか、成程です。

「カリステモン」も次回に載せる予定の「ヒネム」同様、花弁が小さいので目立たない特徴をもっています。

其のブラシ状の花序の先端から、若い枝をだして更に伸び、花を咲かせます。

花後に、扁平した丸い果実を隙間無く着けますが、枝から脱落しない状態で、数年位種子を閉じ込めているとか

オーストラリアでは、山火事で枝が燃えた後で種子を弾き出すそうです。

花が咲いている花序の上に、若芽をだして花を咲かせ、果実を着けて長い間脱落しないので

何段にも果実が着いた枝を視ることになります。

「カリステモン」にも多くの品種が有るようです、此処では、「カリステモン・スペキオスス」を載せました。

フトモモ科、ブラシノキ属、耐寒性常緑高木、オーストラリア原産、学名    Callistemon speciosus

英名    Bottle brush 、別名 「ブラシノキ」、「ハナマキ」(花槙)、「キンポジュ」(金宝樹)

尚、「スペシオサス」に似た「シダレハナマキ」(枝垂花槙) C.viminalis  は、花が下垂します。



他の画像は、動画にしました、

下図は、果実の画像です、昆虫の卵の様で ・ ・ ・ 

赤い花は、お馴染みで目に付きますが、白色に花も在ります。



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