トコトコきっぷ ~箱根登山鉄道一日乗車券

2008-07-01 23:58:00 | 鉄道紀行&乗り物


強羅で(始めからこれだけ傾いている)ケーブルカーに乗り換える・・・


 箱根を観光する場合、観光施設やホテルとタイアップした様々な乗車券が発売されていますが、ニワトリさんが使ったのが、箱根登山鉄道の1日乗車券「トコトコきっぷ」。箱根登山鉄道の小田原から強羅までの区間と、強羅~早雲山を行き来している箱根ケーブルカーが「1500円で一日乗り放題」のお得な切符です。あまりにも得なので、「とくとく切符」だと思い込んでいましたが、乗車券をよく見ると、「トコトコきっぷ」と書かれていました。急勾配&急カーブをゆっくり走る登山鉄道ならではのネーミングかもしれません。
 通常運賃は、小田原→強羅まで片道650円、強羅→早雲山まで片道410円なので、ケーブルカーに乗るつもりなら往復するだけで元が取れてしまう切符です。
 「トコトコきっぷ」は、箱根の各施設が割引になるなど(強羅公園は無料になった!)何かと便利な切符ですが、早雲山から先のロープウェイや芦ノ湖遊覧船&バスにも乗ろうというなら、二日間有効の「箱根フリーパス」=3900円をお勧めします(トコトコ+各乗車券=4770円)。「トコトコきっぷ」は自動券売機では買えないので、窓口で買いましょう!


強羅~早雲山の所要時間10分。途中ですれ違う。


 小田原駅で「トコトコきっぷ」を購入したニワトリさんは、とりあえず雨降る中を「登山鉄道」終点の強羅まで乗り、はす向かいのプラットホームからケーブルカーで早雲山駅に向かいました。晴れていれば箱根ロープウェイに乗り換え桃源台まで行っても良かったのですが、雨だったのでフリー切符の使える早雲山どまりにしました。
 ケーブルカーに乗った途端、雷雲が発生したとの知らせを受けてロープウェイの運航を中止する旨のアナウンスがありました(団体さんの添乗員は一斉に予定変更の打ち合わせを携帯で始めたが、早雲山までは予定通り登った)。それを聞いて、早雲山駅で下車するのもおっくうになり、乗ってきたケーブルカーで折り返してしまいました。今考えると、せっかく登ったのだから、少しもったいなかったかな?


 終点の早雲山駅。標高767m。1.2km全6駅を行く間に214mも登る。200パーミルの勾配を登ってゆくあたりはさすがケーブルカーだけど、この間乗った御岳登山ケーブルの最大勾配は470パーミルだった。そして、高尾登山ケーブルに至っては、最大勾配が何と607パーミル!日本一の勾配を誇る。

 美術館など施設を巡る人には、登山バス乗り放題の「箱根施設めぐりバス1日乗車券」1000円がお得です~♪(「箱根フリーパス」はバスも乗り放題)


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