城ヶ島公園 ~城ヶ島砲台跡地に造られた公園

2009-07-21 23:03:35 | 日常&時間の旅


 今ではニンゲンよりも猫が闊歩する城ヶ島公園ですが、戦前は(ネコどころか)一般人立入禁止の要塞地帯で、除籍になった巡洋戦艦「生駒」の25cm連装砲塔2基を中心に多数の野砲が配置されていました。砲台跡は、跡地17haを城ヶ島公園として造園する際に埋め立てられてしまい、観音崎の砲台跡と違って当時の痕跡を残していませんが、展望台のコンクリート壁に貼られた公園の地図を眺めていると、おぼろげながらかつての姿が浮かび上がってきました。
 西側砲台は、駐車場入口前の円形花壇植込みに、東側砲台はトイレ付近に設置され、地下施設の入口が確認できるそうです。現在は入口を塞いでしまったそうですが、少し前まで内部を探検できたとか・・・(そこらへんは、次回訪ねてみるつもり)。


(左)城ヶ島公園入口。ウミウが迎えてくれるが、ここの住人は猫!
(右)中に入ると、左右に松林が広がるが、強風のため左に傾いている!


(左)奥の展望台から城ヶ島大橋を振り返る。中央に見えるトイレ付近に砲台があったのかな? 丸い模様が台座の跡だったリして?
(右)同じ展望台から安房崎灯台を望む。円形のテーブル&ベンチが置かれている場所も台座だった? この大きさだと高射砲?


(左)安房崎灯台をズームアップする。ここに秘密基地を築いたのだが、今も残っているかな? 胸がドキドキしてきた・・・。
(右)東側に目をやると、手つかずの自然が広がる。この裏は断崖絶壁で、ウミウの繁殖地になっている。


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