山の春夏秋冬

たまの休日に野山へ出かけたとき目に留まった生き物や風景の紹介

クサギカメムシ

2007年07月06日 | セミ・カメムシ・チャタテムシ類

 お寺の庭のフヨウに居ました。周りには幼虫も居ます。

2007年6月17日 京都市西京区大原野

 名前はクサギカメムシですが、別にクサギだけにいるわけではないようであちこちで見かけます。もしかすると「臭気カメムシ」という意味かも知れません。冬場には越冬のために家の中まで集団で進入して来て臭いを発したりすることがあるそうで、人間にとってはですがとても迷惑なカメムシです。この臭いはカメムシ自身にも有毒らしくて、臭いを出させて瓶などに入れて置くと死んでしまうことがあるそうです。
 このときは周りに二齢幼虫が居ましたが次に見に行ったときも、おおかた二齢幼虫のようでした。

2007年6月27日 京都市西京区大原野

 また次に見に行ったときは三齢幼虫と四齢幼虫が居ました。これは恐らく三齢幼虫。

2007年7月1日 京都市西京区大原野

 そして、これはたぶん四齢幼虫。

2007年7月1日 京都市西京区大原野

 まだ脱皮したてのようでした。


カワゲラの一種

2007年07月06日 | カワゲラ・ハサミムシ類

 神社の道ばたに植えてあったアジサイの葉の上にカワゲラが居ました。夜になると灯籠に明かりが灯されるので、その明かりに飛んで来たのでしょう。

2007年6月27日 京都市西京区大原野

 手元にある図鑑を見てもほとんど種類まで分からないので、これも同じく分かりません。眼の後ろの眉毛のような黄色い紋はなかなかの特徴だとは思うのですが。