山の春夏秋冬

たまの休日に野山へ出かけたとき目に留まった生き物や風景の紹介

ハシビロガモ

2008年01月31日 | 鳥類

 やっぱりどうにも天気が良くありません。次の休日もどうやら雨のようです。ひと昔前なら今の時期は雨ではなくて雪が降って、通学などで往生したものなのですが。雪でも積もれば楽しいので少し外へ出てみようと思うのですが、雨ではまた出掛けようがありません。ちょっと憂鬱です。そんなわけで、また水鳥でお茶を濁すことにします。

2008年1月6日 兵庫県伊丹市昆陽池

 このカモもまた目付きが良くありません。しかし頭の辺りが緑色に光っていてきれいだったりするので、思わずカメラを向けてしまいます。

 つがいで泳いでいました。どのカモもそうですが♂と♀はまったく色が違うので、知らなければ同じ種類だとは気付かないでしょう。私もよく知らないので、♀だけで居ると何の種類かよく分かりません。


キンクロハジロ

2008年01月27日 | 鳥類

 どうも休日になると好天に恵まれません。今日もやっぱり曇り空。たまに陽が射したかと思えばすぐに雲が覆って雪が降り出す始末。また歩いて回るのは断念です。今日もまた正月に撮った水鳥でお茶を濁すことにします。

2008年1月6日 兵庫県伊丹市昆陽池

 とても目付きの悪い水鳥です。作り物のような目をしていますがアンドロイドではありません。

 昆陽池ではオナガガモがよく目立つのですが、キンクロハジロもたくさん居ます。離れていても金色の目だけは不気味に光ります。目で何か合図をしたりするのでしょうか。


オナガガモ

2008年01月24日 | 鳥類

 昆陽池のカモは数が多くて、どの種類のカモが多いのかは分かりにくいのですが、中でもよく目に付くのはオナガガモでしょうか。

2008年1月6日 兵庫県伊丹市昆陽池

 すらっとしてきれいなカモです。他のカモとは違って、人にとても馴れています。

 ハトと同じように道ばたを歩いています。餌をやるとぞろぞろその人の後を付いていきます。とても野生の水鳥だとは思えない光景です。背中にネギを背負っている幻覚に囚われる人も居るかも知れません。

 こうやって見ていても、人の前にいるのはほとんどがオナガガモなので、人を恐れないのがこのカモの特性のようです。


ユリカモメ

2008年01月21日 | 鳥類

 昆陽池へ行ったのは、昆虫館に行くのではなくて、水鳥を撮りに行ったのでした。昆虫館で長居し過ぎて、水鳥の方はあまり時間が無くなってしまいました。それにしてもたくさんの水鳥が来ていました。

2008年1月6日 兵庫県伊丹市昆陽池

 ここの水鳥は、とても野生動物とは思えないくらい人に馴れています。ユリカモメなどは餌を差し出すとすぐに群がってきます。

 側で見ているとなかなか面白いです。よほど餌が不足しているのでしょうか。少しでももらおうと必死です。

 穏やかな顔をしていますが、これでもご先祖様は恐竜です。

 また誰かが餌をくれないかと、勢揃いして待っています。


ジャコウアゲハ

2008年01月21日 | 蝶・蛾類

 この蝶はまだ野外では見たことがないのですが、見ようと思ったらやっぱりそれなりの、食草の多いような場所へ行かないとだめなようです。

2008年1月6日 兵庫県伊丹市昆陽池(伊丹市昆虫館)

 赤い腹部が印象的でした。食草のウマノスズクサから蓄積したアルカロイドの毒を持っているそうで、いわゆる警告色と言うやつでしょうか。


リュウキュウアサギマダラ

2008年01月21日 | 蝶・蛾類

 こういう蝶を見ると、翅にローマ字や数字が入ってないか見てしまいます。

2008年1月6日 兵庫県伊丹市昆陽池(伊丹市昆虫館)

 アサギマダラのような移動はしないようですが。これもやっぱりガガイモ科の植物を幼虫は食べるようです。

 これは蛹。葉っぱにまぎれて見付けにくそうな色をしていました。


リュウキュウムラサキ

2008年01月19日 | 蝶・蛾類

 だいぶ寒くなってきました。明日には雪が降るとか。ここのところせっかくの休日も天気が良くない日が多いし寒いし、出掛けても写真を撮る意欲の湧くような物も見付けられなくて、また撮り置きの蝶々でお茶を濁すことにします。

2008年1月6日 兵庫県伊丹市昆陽池(伊丹市昆虫館)

 いきなり前からの写真で、私のように蝶の種類に疎い人には何の蝶だか分からないかも知れませんが、リュウキュウムラサキです。

 少し高いところに居たので、ノーファインダーで手を伸ばして撮ってみました。何とか撮れてはいるのですが、高感度で撮ったので少し画質が悪いのが残念です。青い構造色の部分などは写りが今ひとつ。

 迷蝶として南の方では見ることができるらしいのですが、八重山列島あたりでは土着しているとかしていないとか。


ツマベニチョウ

2008年01月15日 | 蝶・蛾類

 ハイビスカスの花に来ている姿が絵になる蝶ですが、今回はハイビスカスではありません。

2008年1月6日 兵庫県伊丹市昆陽池(伊丹市昆虫館)

 南方では温室でなくても一年中見られるそうです。幼虫はフウチョウソウ科のギョボク。ギョボクと言っても今ひとつどんな木なのか思い浮かびませんが、材が柔らかくて軽いので疑似餌に使ったことから「魚(漁?)木」なのだそうです。

 翅の裏はと言うと、表の華やかさとは裏腹に、翅を閉じれば全く目立たなくなります。