山の春夏秋冬

たまの休日に野山へ出かけたとき目に留まった生き物や風景の紹介

イシノミの一種(その一)

2007年07月05日 | シミ・トビムシ・イシノミ類

 今頃の時期に古い神社やお寺の石垣などを見て歩くとよく居るイシノミです。変態をしない原始的な昆虫なんだそうです。

2007年7月1日 京都市西京区大原野

 種類もいくつかあるようなのですが、図鑑にもせいぜい一種類しか載っていないので名前までは分かりませんでした。仕方ないので顔のアップでもいかがでしょう。

 複眼が大きくて左右がくっついています。こういう眼の昆虫は珍しいのでは。まぁ、ハエやらトンボはくっついていますが。髪型はおかっぱです。体は毛ではなくて鱗粉で被われていました。


トビムシの一種

2007年04月20日 | シミ・トビムシ・イシノミ類

 スギの材の上を何やらとても小さい虫が歩いていました。2ミリちょっとくらいで、もちろん細かな姿は分かりません。また拡大して撮してみました。

2007年4月15日 大阪府三島郡島本町若山神社

 眼で見たときは、こんなに毛深いとは思いませんでした。その姿からはトビムシの一種だとは分かるのですが。

 ときどき止まっては、何かを食べているようでした。食べ物はよほど拡大しないと見えそうにないので、これでは分かりません。菌類などを食べているのではないかと思うのですが。

 腹部の下にはもう一対の脚が見えます。飛び跳ねるのに使う跳躍器で、トビムシ特有の器官です。少し突いてみると、とても小さいのにびっくりするくらい高く飛び上がりました。


トビムシの一種?

2007年04月07日 | シミ・トビムシ・イシノミ類

 神社の境内で大きなシイの樹が切り倒されていたのですが、その幹に何やら小さな赤い虫が湧いていました。

2007年3月28日 京都市西京区大原野南春日町

 脚は6本、昆虫には違いないようですが。見た感じはトビムシの仲間のようにも見えます。

 周囲には赤い玉のようなものが入った繭のようなものがたくさんありました。この虫と関係があるのかどうか、結局何も分からないまま時間が無くなってしまいました。


トビムシの一種

2007年03月29日 | シミ・トビムシ・イシノミ類

 石垣の辺りを見て回っていると、石の上に黒っぽいとても小さな生き物がたくさん居るのに気が付きました。2~3mmくらいの大きさしかないので私の目ではどんな姿をしているのかよく分かりません。しかし数は半端ではなくて、何百と居るようでした。

2007年3月25日 大阪府三島郡島本町若山神社

 自分の目で見ているだけでは、その姿も何をしているのかもよく分からなかったのですが、こうやって拡大してみると、どうやら石の上の植物質と思うのですが何かを大勢でひたすら食べているようでした。
 ワラジムシの子供のようにも見えてしまうのですが脚は6本、昆虫です。はっきりとは分からないのですが、どうもトビムシ類のようです。跳躍器が見あたらないので、たぶん跳ねたりはしないと思います。

 あまり大きく拡大して撮ってしまうと本当に小さな虫なのか分からなくなってしまいますが。
 この日は雨の後だったから良かったのでしょうか。時間的にも夕方近かったので時間もあるかも知れませんが。後日晴れた日に見に行くと全く姿を見せませんでした。
 この頃は何でもかんでも目に付いた生き物は一度は調べてみようと思うのですが、よくまぁこれだけ色々な生き物が居るものです。今まであまり関心が無かった生き物も多いので、どのような部類に属するのか、そこから分からないことが多いので困ります。