山の春夏秋冬

たまの休日に野山へ出かけたとき目に留まった生き物や風景の紹介

チュウレンジバチの産卵

2010年06月27日 | ハチ・アリ・アブ・ハエ類

 昨夜の雨も朝には止んでいて、出掛けても大丈夫かなと思って出掛けてみると途中で雨が降り出したり。まあ出掛けたのは昼も近くなった頃でしたが、雨が降ったかと思えば晴れ間が出たりで、こんな日はとにかく蒸し暑くて湿気がやたらと多くて気持ちの良い休日とはいきません。朝はほとんど寝ていたので出掛けてもあまり時間はありませんでしたが、道ばたの茂みを見て歩くと、イバラでチュウレンジバチが産卵していました。

2010年6月27日 大阪府三島郡島本町

 とにかくどんよりと曇っていて写真を撮る日和ではありません。空が青空だったら良かったのですが。イバラの茎に産卵している♀の側にいるのはつがいの♂でしょうか。


ビロードツリアブ

2010年04月04日 | ハチ・アリ・アブ・ハエ類

 これといって撮る物がなかったので、またビロードツリアブの登場です。

2010年4月4日 京都府長岡京市柳谷

 こうやって休憩しているときは撮り易いのですが、花の蜜を吸っているところを撮ろうと思って近付くと、アップで撮る前に飛んでしまって、なかなかうまくいきませんでした。


ビロードツリアブ

2010年03月22日 | ハチ・アリ・アブ・ハエ類

 他に撮る物がなかったので、ビロードツリアブを撮ってみました。

2010年3月22日 京都府乙訓郡大山崎町

 道ばたでよくこうやって日光浴しているので見付けやすいのですが、わざわざ探して撮ろうと思うような華やかさはないのであまり撮ることがありません。ホバリングしているところを撮る練習にはなると思います。


アオスジコハナバチ

2009年10月29日 | ハチ・アリ・アブ・ハエ類

 昨日は穏やかな良い天気でした。陽の当たるところは少し暑いくらいでしたが、日陰はとても冷んやりしていました。山寺のツワブキが咲いている頃なのを思い出して、少し見に行ってみました。花が目的ではなくて、花に来る昆虫が目当てです。花は少し盛りを過ぎたようでしたが、ハチやらアブやら飛び回っていました。そしてこんなきれいなハチが来ていました。

2009年10月28日 京都府長岡京市柳谷

 このしっぽの筋が黄色であっても充分にきれいなのですが、さすがに青色にはかないません。以前からときどき見かけてはいたのですが、写真を撮ったのは初めてでした。

 たいていハチというのは黄色い線が定番なのですが、どうしてこのハチは青いのでしょうか。

 きれいでとても気に入ったハチだったのですが、せかせかとよく動き回るし、なかなか思うような方向を向いてくれないので、今ひとつ満足のいくような写真にならなかったのが残念です。


ハラアカハキリヤドリ

2009年08月26日 | ハチ・アリ・アブ・ハエ類

 涼しい日が続きますが、明日くらいからはまた暑くなるそうで残念です。私にとっては涼しくて良かったのですが、農家の人にとってはこんなに早い時期に涼しくなって困っていたようです。それにここのところ雨が降っていないのですが、これからはどうでしょうか。また暑くなると夕立があったりはするかも知れませんが。
 何かハチ類でも居ないかと野の花を見て歩くと、今はクマバチかこのハチがよく来ていました。

2009年8月23日 京都府長岡京市奥海印寺

 腹部のほとんどが赤いちょっと変わった感じがするこのハチは、調べてみるとハキリバチの仲間でした。ハキリバチと言えば、竹筒などの中に切り取ってきた葉っぱで仕切りをして巣を作るハチです。

 しかしこのハチは自分の巣を作らずに、他のハキリバチ(オオハキリバチ)の巣にもぐり込んで卵を産み付けるそうです。その後どうなるとまで書いてあるものを見つけられなかったので分からないのですが、巣の中では限られた餌で生き残りを懸けた戦いが始まるのだと思います。


トモンハナバチ

2009年08月04日 | ハチ・アリ・アブ・ハエ類

 今日は朝から夏空が広がって、やっと梅雨明けしたようです。まぁ、昨日の午後には梅雨明けしとったようなもんですが。
 夏の空はとても好きです。子供の頃の夏休みを思い出します。もしできるのなら、私もゆっくり夏休みを過ごしてみたい。
 と言うわけで夏休みのない私は、撮り溜めした写真で何とかつないでいくことにして、今日はちょっと変わったハチです。

2009年7月29日 京都府長岡京市奥海印寺

 コマツナギの花の周りを飛び回って、ときどきこうやって橋の手すりの上で休憩していました。細長いサングラスのような眼と尖った口、ちょっと柄の悪そうな風体です。大きなお世話かも知れませんが。

 ハキリバチの仲間で、竹筒などの中に巣を作るようですが、切り取ってきた葉っぱで作るのではなくて、ヨモギの毛を集めてきて作るそうです。普段あまり見たことが無いように思うのですが、やはり数が減っているそうです。


カブラハバチの幼虫

2009年08月01日 | ハチ・アリ・アブ・ハエ類

 ちょっと前の話しですが…。
 畑の菜っ葉が何者かにかなり食われていました。この畑、もう見放されて手入れもしていないようで、もう食い放題です。何が食っているのかなと葉っぱの裏を覗いてみると、黒い芋虫がたくさん居ます。

2009年7月12日 京都府長岡京市柳谷

 一昔前なら何て蛾の幼虫だろうと思ったところですが、この頃は少しだけ賢くなって、ハバチの幼虫だと分かりました。太い葉脈の所は避けて食べているところはやはりハバチの仲間です。
 この辺りを見ているとハバチの成虫も飛び回っていました。だけどカブラハバチかどうかはよく分かりません。年に5化も6化もするようなので、幼虫と成虫が同時に見られることもあるとは思いますが。