山の春夏秋冬

たまの休日に野山へ出かけたとき目に留まった生き物や風景の紹介

アカスジカメムシ

2007年07月03日 | セミ・カメムシ・チャタテムシ類

 道ばたのセリの蕾(実かな?)にアカスジカメムシが居ました。赤と黒のしましまがきれいというか毒々しいというか、人によっては受け取り方が違うと思いますが。

2007年6月20日 京都市西京区大原野

 だいたいセリやハナウドなどの、花ではなくて蕾や実の上にいるのを見るので、こういったものの汁を吸っているものと思います。それにしても、このカメムシの翅はどこにあるのでしょう。よく見ると小楯板がとても大きくて、腹部背面のほとんどを被っています。しましま模様は小楯板の模様でした。その下に翅が隠れているようです。


カノコガ

2007年07月03日 | 蝶・蛾類

 今がこの蛾の旬なのでしょう。あちこち道ばたでよく見ます。ただ飛んでいるとき以外は葉の裏に留まっていることが多いので、葉の裏側からのぞいた翅の先を見て歩かないとそこにいるのが分からなかったりします。

2007年6月20日 京都市西京区大原野

 毎年この時期になるといろいろな人のホームぺージに現れて同じような解説が入ることと思いますが、翅のまだら模様が子鹿の背中の様だということで「鹿の子」です。


アズマキシダグモ

2007年07月03日 | クモ・ヤスデ・ムカデ・甲殻類

 山道の途中で、ササの葉に糸を張り巡らした子供部屋を作って子供を見守っているクモを見ました。

2007年6月20日 京都市西京区大原野

 子供を閉じこめているようにも見えなくもないですが、たぶんこうでもしなかったら子供達は勝手気ままに、どこへ行ってしまうか分からないからでしょうね。