山の春夏秋冬

たまの休日に野山へ出かけたとき目に留まった生き物や風景の紹介

ヒメカマキリ

2009年11月20日 | バッタ・カマキリ・ナナフシ類

 ちょっと怠けている内に、いつの間にか朝夕の寒さが応えるようになってきました。活動している生き物も、めっきり少なくなってしまいました。普段目に付いたものを撮り歩いているだけなので、これからの時期は何を撮ろうかととても悩んでしまいます。
 そんなことは尻目に、ヒメカマキリはとても元気です。他のカマキリとは違って、小さな体で大げさな動作をするので、とても面白いカマキリです。お寺の材の上に一匹見付けました。

2009年11月15日 京都府長岡京市柳谷

 私が近付くと、逃げようとはせずに、伏せをしてこちらの様子を覗っています。私が突くまで、いっときの間このように伏せをしたままで居ました。


オオトビサシガメ

2009年11月20日 | セミ・カメムシ・チャタテムシ類

 お地蔵さんやら石の灯籠などが並んだほとんど日陰で湿っぽい場所なのですが、なぜかこのカメムシがそこいら中に居ました。

2009年11月1日 京都府長岡京市柳谷

 薄暗い場所ですがあまり動かないので広角でも撮ってみました。

 あまり越冬するような場所には見えないのですが、これからどんな場所で越冬するのでしょうか。


シタバガの仲間

2009年11月20日 | 蝶・蛾類

 お寺のお堂の扉に、なにやらとても大きな蛾が留まっていました。このお堂は夜になると灯りが灯されるようで、寄ってみるとよく蛾が留まっています。

2009年11月15日 京都府長岡京市柳谷

 見付けたときは何の蛾かさっぱり分からなくて確かめたりしなかったのですが、たぶんこの蛾の後翅は派手な黄色をしているのではないかと思われます。違うかったらご免なさい。 


コカマキリ

2009年11月11日 | バッタ・カマキリ・ナナフシ類

 もうこの頃は、朝夕もだいぶ寒くなって、さすがに目に付く生き物も少なくなりました。立冬は過ぎたので暦の上ではもう冬に入ったことになりますが、気持ちの上ではどの辺りから冬と言ったらいいものか。私としてはカマキリの姿が見られなくなったら冬、という感覚でいますが。しかし野へ出るとまだカマキリが元気にしているので、なかなか冬になりません。元気にしていると言っても、よく目に付くのはコカマキリやヒメカマキリなどの小型のカマキリです。小さいせいか動きが敏捷なので、余計に元気に見えるのかも知れません。

2009年11月8日 京都府長岡京市柳谷

 カメムシを捕らえて食べていました。人間で言ったらカニやエビを食べているような感覚でしょうか。ただ、人間のように殻を残して柔らかい身の部分だけを食べるようなことはしません。人間も何でも食べられたらゴミが出ないのですが。このカメムシ、ほとんど前脚と頭の部分だけになっても、脚を振ってもがいていました。人間だったらもうすでに死んでいます。生命力の強いことが良いのか悪いのか、苦しむ時間がとても長くなります。