朝夕はだいぶ涼しくなりましたが、昼間はやっぱり出歩くと暑いです。それでも以前に比べればだいぶましになりました。何かあてがあるわけでも無いのですが、暑い中少し歩いてみました。
お寺の庭のクチナシを見てみると、相変わらずオオスカシバの幼虫がムシャムシャと葉っぱを食べています。しかし今年は何か変です。ここでは緑色の幼虫しか見たことがなかったのですが…
2010年9月19日 京都市西京区大原野
今年は黒っぽい色の幼虫がやたら目立ちます。もしかすると半分かそれ以上はこの色かも知れません。
毎年見られるのはこういう緑色系です。もうひとつ付け加えると、この写真のような模様がある幼虫もここでは珍しいのです。
今年は猛暑が長い間続きましたが、何かこういった昆虫の世界にも影響があったのではないでしょうか。環境の変化が幼虫の体色にも影響するのかどうかは知りませんが。
今日は初めて羽化したての成虫を見ました。翅にまだ鱗粉が付いていて不透明です。この鱗粉を払い落として翅が透明になるところまで見たかったのですが、いつまで待っていれば良いやら分からなかったので、心残りではありましたがこの場所を離れました。