天気もすこぶる良いので、久しぶりに京都北山の方へ行ってみました。ただ、いつものように黄砂で山が霞んで景色は今ひとつでしたが。
今の時期、昆虫などは目に付きにくいのですが、花が咲いていれば出会えるポイントとなります。毎年立ち寄ってみる花の所へ行ってみました。びっしりと白い花が咲くのですが、何の木か分かりません。民家の庭に植えてあったり畑の横に植えてあったりするのですが。
2007年4月29日 京都市左京区広河原
今年もちょうど満開でした。暖冬続きのせいか、以前より咲く時期が数日早くなっているように思います。
早速網を持ち出して叩いてみました。標本の収集などはもうやっていないのですが、目の届く範囲では見ることのできない昆虫などがたくさん居るので、叩き網などをしてどのような昆虫が居るか確認だけはやっています。叩いてみれば、実にたくさんの昆虫が入ってきました。中でも目を引くのはこのカミキリムシです。
黄色の目立つ色なので、花の周りを飛んでいるとすぐに分かります。棲息地が限られているようなので、なかなか目にすることはありませんが、棲息地では比較的よく見ることができます。なかなかきれいなカミキリムシです。
前から撮してみました。交尾しているときは網の中でもおとなしいので、撮影するには楽です。黄色い頭や体に黒いマジックでいたずらされたみたいな模様です。