何故か今年の2月はよく雪が降ります。おまけに2月も終わりになると強い風が吹きまくっています。今日もたまに陽が射したかと思ったらかき曇って雪が降ったりの天気でしたが、少し出歩いてみました。
花でも咲いていないかと思っても、せいぜいいくらか咲き出した梅の花が見られるくらいです。紅い梅はだいぶ咲いている木もありましたが、白い梅はまだちらほら咲きだしたところでした。雪が降ってあまり長く歩けなかったのですが、お寺の庭に生えていたコケ類にたくさんが生えているのを見付けました。
2008年2月27日 京都市西京区大原野
コケ類も種類までと言うと難しいのですが、チョウチンゴケの一種ではないかと思います。お寺の庭などでは観賞用に地面にコケ類を植えることが多いので、時期によっては一面このような光景が見られます。
コケ類の普段見ている緑色の葉の部分は配偶体(n)で、この上にできた生殖器官で受精して胞子体(2n)として成長したのがこのがある部分だということです。では胞子が作られています。コケ類の生活の主体が配偶体(n)であるのに対して、種子植物などの本体はこの胞子体(2n)に相当するので、一口に植物と言ってもだいぶ違いがあるようです。