山の春夏秋冬

たまの休日に野山へ出かけたとき目に留まった生き物や風景の紹介

ヒメアカネ

2011年08月30日 | トンボ・カゲロウ類

 ちょっと開けた山の斜面を上がると、小さなトンボが居ました。一般的なトンボの印象から比べれば、かなり小さなトンボです。

2011年8月28日 京都市左京区花脊

 写真で撮ってしまうと、大きさなんて分からなくなってしまいますが。明るいところでは、多分♀だと思いますが、この黄色いのばかり居ました。

 薄暗い森に入ると、多分♂だと思いますが、何故かこのしっぽの紅いのばかり居ました。小さいながらも、一丁前に縄張り争いをやっていました。


ナツアカネ

2010年09月20日 | トンボ・カゲロウ類

 お馴染みの逆立ちポーズです。

2010年9月12日 京都市左京区広河原

 太陽光と角度を付けることで体温の上昇を抑えているらしいのですが、どれだけの効果があることやら。そんなに暑いのなら日陰に入ればいいのにと思うのですが、そういう発想は無いようです。


ハラビロトンボ

2010年07月19日 | トンボ・カゲロウ類

 この連休、寸前でやっと梅雨が明けたかと思うと、とんでもない暑さ。まあそんなもんだろうと、昨日は避暑も兼ねて少しだけ山の方へ遠出してみました。町にいるよりは多少木陰は涼しいかも知れませんが、日なたはやっぱり暑いです。しかしせっかく遠出したのですが、どうも天気が良くありません。かんかん照りの方がいいのかと言うとそうでもないし、写真を撮ろうなどと思うと青空の方がいいし、難しいところです。いずれにしても風が強くて写真日和ではありませんでした。
 たいして見所もなく、車を走らせて脇道に入ったりしていましたら、ちょっとした湿地がありました。車を駐めて見てみると、太くて小さなトンボが居ます。長靴に履き替えて少し下りてみました。

2010年7月18日 京都市左京区久多

 うちの近所ではたぶん見かけないハラビロトンボでした。たいていの♀は人が近付いてもあまり逃げませんでした。

 ♂はなかなか敏感ですぐに逃げてしまいます。そのくせ近くまで来て、ホバリングしながらこちらの様子を覗っていたりします。歩きにくい泥の中を長いこと♂を追いかけるのに時間をつぶしました。
 ♂はしょっちゅう他の♂と争っていました。ホバリングしながらにらみ合いです。ときどき♀を見付けてはしっぽを上に反らして近付いていきます。しっぽを上に反らせるのが求愛ポーズのようです。そういう光景が撮れればいいのですが。

 気が付くと、♀を捕まえて降りて来て交尾していました。 


ダビドサナエ

2010年05月12日 | トンボ・カゲロウ類

 小川の辺りにはいろいろなトンボが居ました。オオカワトンボの次に見かけたのはこれ。

2010年5月9日 京都市西京区大原野

 ちょっと小型のサナエトンボです。似たような種類もいるのですが、ダビドサナエだと思います。毎年この辺りでは今頃よく見かける常連さんです。


シオヤトンボ

2010年05月12日 | トンボ・カゲロウ類

 シオカラトンボもよく飛んでいますが、何となく似ているこれも今頃よく見かけます。

2010年5月9日 京都市西京区大原野

 シオカラトンボよりは随分腹部がずんぐりしています。シオカラトンボは田んぼの辺りなどで見かけますが、こちらは川縁でよく見かけます。


オオカワトンボ

2010年05月11日 | トンボ・カゲロウ類

 野を流れる小川ではオオカワトンボの最盛期でした。

2010年5月9日 京都市西京区大原野

 ♂はすっかり成熟して、粉が噴いて光沢がありません。この辺りの♂は橙色翅型で、よく目立ちます。

 この辺りの♀は薄橙色翅型です。

 交尾しているカップルも居ました。場所が悪くてうまく撮れませんでしたが、♀は首根っこを押さえられていても、ハート型でした。

 今年はいつになく数が多かったように感じましたが、気のせいでしょうか。


ノシメトンボ

2009年09月15日 | トンボ・カゲロウ類

 太陽の方向もちょうど良かったので、ノシメトンボを正面から撮ってみました。

2009年9月13日 京都府長岡京市奥海印寺

 谷に少し入ったところなのでバックは角度を少し変えるだけでいろいろ選べますが、結局、空が多く入る方向が見栄えも良くなりました。