昨日は梅雨が明けたかと思うような青空が見えていましたが、また当分は曇りや雨が続きそうです。この頃は気温も高くて、うちの効かないエアコンではちょっと辛くなってきました。
昨夜は出掛けてみると、土曜日ということもあって、ホタル見物の人がよくうろうろしていました。うちのあたりでは比較的多くの河川でホタルが見られるのですが、数十年の間に多くの棲息地が開発や整備のために無くなりました。ほんの身近なと思っていた生き物が遠い存在になっているのが、とても残念でなりません。
と、ここではホタルの話しではありません。神社の燈籠の灯りを見て回っていて、私としては初めて知った出来事の話しです。
2011年6月25日 京都市西京区大原野
コメツキムシの一部はよく灯りにやって来ますが、大抵の場合は集光性のせいかも知れません。しかしそればかりでない連中が居る事を、今回初めて知りました。
普段コメツキムシが何を食べているのか、あまり考えもしなくて、観察することもありませんでした。花に来る種類もあれば樹液などに来る種類もあります。その程度の認識しかありませんでしたが、昨夜は蛾の死骸を貪り食うコメツキムシを見てしまいました。蛾のようにただ灯りに寄せられて来るのではなくて、食事が目的でやって来ているのです。
長い間写真を撮って歩いていたのに、何故今まで目にすることがなかったのか分かりませんが、初めて見る光景にちょっと驚いた次第です。