山の春夏秋冬

たまの休日に野山へ出かけたとき目に留まった生き物や風景の紹介

ギンリョウソウ

2013年05月06日 | 草本

 とっても久しぶりにカメラを提げて出掛けました。と言っても、もうゴールデンウイークも最後の日です。天気は非常に良いのですが、黄砂のせいか景色が霞んでいました。これと言って撮るものも思い付かないので、神社の杜に入ってみました。

2013年5月6日 京都市西京区大原野

 今年のギンリョウソウは、ちょっと不作。育ちも良くありません。すぐ近くに、高速道路が開通したのは関係あるでしょうか。道ができて便利にはなったかも知れませんが、私がカメラを提げてうろうろしていた場所は、ことごとく高速道路の通り道になってしまって、近所をうろうろするのもままならぬようになってしまいました。


カキツバタとキショウブ

2011年05月26日 | 草本

 池の縁で今時分楽しめる花です。

2011年5月25日 京都市西京区大原野

 この黄色い方の花は品種だと思っていたのですが、調べてみるとキショウブとか言う別種だそうで、おまけに明治時代に入ってきた外来種だとか。「要注意外来生物」の一つにもなっているそうです。


ヒガンバナ

2010年10月06日 | 草本

 今日は良い天気かと思いましたが、だんだん雲が多く成ってきました。陽が出るとまだ暑いですが、やっぱり木陰に入るとだいぶ涼しいです。空の青さもだいぶと深くなってきました。

2010年10月6日 京都市西京区大原野

 もう少し青い空を入れたかったのですが、もたもたしている内にどんどん雲が流れてきました。ヒガンバナもぼちぼち終わりです。


ヨウシュヤマゴボウ

2010年10月06日 | 草本

 別に珍しいとか言う物では無いのですが、実が色付いてなかなかきれいです。

2010年10月6日 京都市西京区大原野

 ゴボウと名が付いていますがゴボウではありません。おまけに毒があります。お腹が空いていても、得体の知れない物は口にしないようにしましょう。


タケノコ

2010年05月11日 | 草本

 もう、ずいぶん暖かくなりました。と言うより、少し暑いくらいです。朝の涼しい内から歩いてみました。竹林を通ると、ニョキニョキたくさんタケノコが生えています。

2010年5月9日 京都市西京区大原野

 まだタケノコの季節。この辺りは「朝堀り」と銘打ってタケノコを売っています。柔らかくて美味しいタケノコを食しようと思えば、まだ土の中にある内に掘り出さないと駄目なのだそうです。それでも収穫してからも早い内に火に掛けるなどしないと、苦みが出た上に硬くなって食べられなくなるそうです。写真のように地上に生えているのは、もちろんもう食用にはなりません。これが食べられたら、とても食い応えがあるのですが。

 タケノコはだんだん成長が早くなって、日に数十センチから1メートル伸びるようになるそうです。


タツナミソウ

2010年05月11日 | 草本

 畑の脇に咲いていました。

2010年5月9日 京都市西京区大原野

 この頃は畑や田んぼの周りや道ばたの草をマメに刈るので、こういった植物が珍しくなりました。人の手の入らない場所がほとんど無くなったこの頃では、どれほどの野草が絶滅したか分かりません。こうやって細々とでも自生しているのを見るとほっとします。


ホウチャクソウ

2010年05月11日 | 草本

 薄暗い林の中の道ばたに咲いていました。

2010年5月9日 京都市西京区大原野

 分類を見ると、ユリ科、APG植物分類体系ではイヌサフラン科、とややこしいことを書いてあります。DNA解析による分類体系が主流になりつつあるとか。

 お寺の軒下にぶら下がっている「宝鐸(ほうちゃく)」みたいな花なのでこんな名前をつけたのだそうですが、逆にお寺の軒下にぶら下がっているのが宝鐸と言うのを知ったわけで、人生どこから新しい知識を得るか分かりません。 


タニギキョウ

2010年05月04日 | 草本

 今日はまずまずの天気だったのですが黄砂がひどくて、景色を眺めるのはすぐ近くまで霞んでいて面白くない。黄砂の源の国は砂漠化が進んで、ますます黄砂もひどくなるそうな。全く迷惑な話。その中でランニングしている人も居ましたが、逆に健康に悪いのでは。春霞などと風流がっていてはいけません。
 薄暗い神社の杜の中で、小さな可愛い花が咲いていました。

2010年5月4日 京都市西京区大原野

 調べてみると、ちょっと分かりにくいのですがキキョウの仲間。花びらが5枚あるのではなくて、鐘形の花が深く5裂しています。


ギンリョウソウ

2010年05月02日 | 草本

 私の場合、今日からやっとゴールデンウイークの仲間入りです。今日は朝から天気が良かったので、やっぱり近所ですが出掛けてみました。家を出たときはまだ涼しかったのですが、歩いている内に暑くなってきました。それでもやっぱり木陰は涼しいです。神社の杜に入るとギンリョウソウが咲いていました。今年はちょっと少ないようです。

2010年5月2日 京都市西京区大原野

 全体が白くて色素のない不思議な植物。漢字で書けば勿論「銀龍草」です。どの植物と近縁なのか素人には全く分かりかねますが、図鑑を見ればイチヤクソウ科に分類されております。どうやってイチヤクソウに結びつけていったのか、素人にはそれもまた不思議です。