谷沿いの林道を歩いていたら、スギの幹に大きな蛾が留まっていました。
2007年8月26日 京都市左京区花脊
スギの幹と紛らわしい色なので見落としそうですが、翅の白い帯がちょっと目立ちます。いつもはもう少し違う場所に居るのかも知れません。
翅の模様を見ていると横にぶれているように見えてきて、何だか目の焦点が定まらないのは私だけでしょうか。
谷沿いの林道を歩いていたら、スギの幹に大きな蛾が留まっていました。
2007年8月26日 京都市左京区花脊
スギの幹と紛らわしい色なので見落としそうですが、翅の白い帯がちょっと目立ちます。いつもはもう少し違う場所に居るのかも知れません。
翅の模様を見ていると横にぶれているように見えてきて、何だか目の焦点が定まらないのは私だけでしょうか。
自然界は夏もそろそろ終わりのようで、以前のようにいろいろな生き物たちを見ることが難しくなってきました。このブログも少しネタ切れぎみです。ただのサラリーマンの辛いところで、平日にネタ探しができない上に、休日に雨でも降ろうものなら2週間くらいネタ切れが続くことも有るわけです。当分そのような状態が続きそうなので、今までに時期をはずして紹介できなかった生き物たちに登場してもらうことにします。
神社にあったシイの材の上で休憩していました。あまり近付きたくない昆虫ですがおとなしそうだったので、そっと近付いて撮ってみました。
2007年7月15日 京都府乙訓郡大山崎町
ストロボを光らしても無関心のようでした。単眼の辺りにある黒いシミのような模様がこの種類の特徴のようです。
アリが乾燥した鳥の糞をあさっていました。
2007年7月25日 京都府乙訓郡大山崎町
鳥の糞のどの部分を集めているのかはよく分かりませんでした。よくトイレで小便を舐めているのも見るので、塩分を集めているのでしょうか。
車を駐めてぶらぶら歩いていると、道ばたの草むらではキリギリスがいくつも鳴いていました。途中に有った広場は草刈りも済んでいましたが、周囲の草むらでたくさん鳴いています。♂はやはり存在を知られやすいので草むらからはあまり離れませんが、♀は鳴かないので草刈り後の広いところでも歩いていました。
2007年8月26日 京都市左京区広河原
緑色のきれいな♀です。私の子供の頃は、♂ならば鳴き声で居場所が分かるのですが♀は鳴かなくて居場所を探すのが難しいので、♀が採れると感動したものです。
草むらを離れて広い場所で鳴いている♂も居ました。
草も刈られてすぐに見つかりそうなのですが、うまく物陰に隠れていてなかなか見つからなかったりします。
少し場所を変えて歩いていると、車に轢かれて死んだ他のバッタ類の死骸を食べているキリギリスが居ました。
2007年8月26日 京都市左京区花脊
キリギリスにとっては、天日干しで上等の「干物」です。独り占めして、さぞかし美味しいでしょうね。
また久しぶりに京都北山の森の中を歩いてみました。北山杉と言うくらいどこまで行っても杉ばかりなのですが、その中でも老木はかなり変わった形をしています。
2007年8月26日 京都市左京区花脊
根元が幅広くて幹がいくつかに分かれてかなり奇妙な姿をしていますが、この写真の杉は序の口です。この辺りの杉は、冬場に雪の重みなどでねじ曲げられて枝などが地面に着くとそこに根を下ろす性質があって、その上に折れたり切られたりするとそこから芽が出やすい性質なので、そんなことが何度か繰り返されて長い年月が過ぎて大きくなるとこのような姿になるのだそうです。
川沿いの山道を歩いていて鉄の橋の横を通るとき、橋の上で這いつくばっているアオカナブンが見えました。宝石のような緑色はひときわ目立ちます。
2007年8月19日 京都市西京区大原野
何をしているのかとよく見ると、そのまま息絶えていました。どこも傷んだ様子もなくきれいな死に様です。寿命を全うしての大往生なら良いのですが。
竹林の間の小道を歩いていたら、足元をミヤマクワガタの♀が歩いていました。
2007年8月19日 京都市西京区大原野
この頃ではうちの近所ではほとんど姿を見なくなったクワガタムシですが、それでもこうやってときには目の前に現れたりします。ときどき竹林の道を歩いているのを見るのですが、竹林は明るいのでたまたま歩いていたりすると見付けやすいだけかも知れません。ほとんど姿を見なくなったとは言っても、まだ人の目の届かないような場所でひっそりと暮らしているようです。
立ち枯れのカエデの幹を這っていました。近付くと洞に隠れようとしましたが、その手前でこちらの様子をうかがっているところです。
2007年8月19日 京都市西京区大原野
幼いときならばしっぽに金属光沢があって青光りしてとてもきれいなのですが、これくらい大人になると色あせてしまいます。
猛暑の中を何時間も歩き回って喉もからからになったので神社の手水舎で喉をうるおしていると、すぐ側ではハチや蝶も喉をうるおしにやって来ていました。
2007年8月19日 京都市西京区大原野
このアシナガバチも口に水を含んではどこかに飛び去って、またいつの間にか戻ってきてを繰り返していました。たぶん巣に水を運んでいるのでしょう。ミツバチなどは何匹も来ていました。この猛暑で思わずやって来たのでしょうか。
この頃では樹液に来る昆虫を撮ろうなどと思っても、うちの近所ではなかなか見ることができなくなりましたが、ときには何とか生き抜いているその姿を目にすることも有ります。
2007年8月19日 京都市西京区大原野
数日前はもうくたびれたようなゴマダラチョウも来ていたのですが、この日は見ませんでした。一昔前にはこのような昆虫が群がっている光景をよく見ることがあったのですが、この頃では寂しい限りです。