山の春夏秋冬

たまの休日に野山へ出かけたとき目に留まった生き物や風景の紹介

クルマバッタ

2009年08月30日 | バッタ・カマキリ・ナナフシ類

 今日はすっきりしない天気だったのですが、とても暑くて外をうろうろしているとへとへとになってしまいました。それでも雲が多かったので少しはましでした。
 さて今日の一匹目は、この頃あまり見かけなくなったクルマバッタです。

2009年8月30日 京都府長岡京市柳谷

 農道を歩くと、道ばたからパキパキ音を立ててバッタが飛び立ちます。クルマバッタの♂です。ショウリョウバッタの♂のようなパチパチとか細い音ではなくて、ポキポキと小枝を折るような音がします。

 飛びながらどうやってあんな大きな音が出せるのか、ちょっと不思議です。見かけはトノサマバッタと間違えそうですが、小型でいかつくて模様が多いので、すぐに見分けが付きます。


フタトガリコヤガの幼虫

2009年08月30日 | 蝶・蛾類

 道ばたのフヨウの葉を、何匹も寄ってたかって食い荒らしていました。

2009年8月23日 京都市西京区大原野

 もうすっかり大きくなっていました。数日経って見に行くと居なくなっていたので、もう蛹になってしまったのでしょうか。何度となく登場していますが、まだ成虫を見たことがありません。


オオスカシバの幼虫

2009年08月28日 | 蝶・蛾類

 今日は朝から蒸し暑い一日でした。雲が多くて陽が弱かったせいか、猛暑と言うことも無かったのですが。天気予報を見ると、少しの間曇りの日が続くようです。
 今日の一匹目は、クチナシの葉っぱをもりもり食べて大きくなったオオスカシバの幼虫です。

2009年8月26日 京都市西京区大原野

 セミも少なくなってツクツクボウシの声が目立つようになった頃、だいぶ成長したオオスカシバの幼虫が目に付くようになるので、私にとってはこれが「小さい秋」かも知れません。

 クチナシの生け垣を見て歩くと、下に黒い小さな糞が無数に転がっているのが目印です。通勤途中で車道沿いにクチナシを植えてあるところがあって、糞が落ちているのを見付けると、ついその姿を探してしまいます。


カノコガ

2009年08月28日 | 蝶・蛾類

 カノコガが、燈籠の台で交尾していました。

2009年8月23日 京都市西京区大原野

 割と身近でひらひらゆっくり飛んでいる姿をよく見かけると思います。6月と8月の年2化だそうで、今から孵る幼虫は来年になれば成虫です。よく見ればなかなかお洒落な模様で、アマゾンの奥地でも居てそうに思うのは私だけでしょうか。