山の春夏秋冬

たまの休日に野山へ出かけたとき目に留まった生き物や風景の紹介

ヒメヤママユ

2010年10月31日 | 蝶・蛾類

 昨日の晩から雲が切れて今朝も陽が射したりしていたので、朝は早めに出掛けてみました。しかし雲の切れ目も束の間、午前中に雨が降り始めました。
 もう虫の音もあまり聞けなくなって、撮るものも限られてきました。しかし蛾類は何かしら一年中現れます。神社の燈籠には、昨夜灯りに誘われてやって来たヒメヤママユが張り付いていました。

2010年10月31日 京都市西京区大原野

 だいぶ大きめの蛾です。毛や鱗粉で絨毯のようなこの翅で飛んでくるわけですが、重たそうで、飛んでいる姿があまり思い浮かびません。
 ここは暗い杜の中せいか、燈籠は昼間でも点きっ放しです。夜に撮ったわけではありません。


クズヒトヨタケ

2010年10月31日 | シダ類・コケ類・菌類

 ここのところよく湿っているので、キノコでも生えていないかと探してみましたが、もう時期が遅いのかあまり見つかりませんでした。
 これは割と明るい場所で何とか見付けたキノコです。

2010年10月31日 京都市西京区大原野

 図鑑で見るとクズヒトヨタケがよく似ていました。違っていたらご免なさい。


ビジョオニグモ

2010年10月17日 | クモ・ヤスデ・ムカデ・甲殻類

 今日は天気も良かったのですが昼過ぎまで用事で出掛けられず、あまり時間も無かったのですが少しだけ歩いてみました。
 陽も傾きだして弱くなり始めた頃、道ばたのクズの葉に居たクモです。

2010年10月17日 大阪府三島郡島本町

 普段は巣網の中に隠れているビジョオニグモです。腹部は白くて目立つのですが、巣網の中では緑色の腹側を外に向けているので、あまり目立ちません。
 このクモが何故巣網の外にいるかというと、私が巣網の中から突き出したからです。本当のところ、見付けたときは何やら獲物を捕まえていました。

 背側は白いのですが腹側は緑色です。下向きに出ている糸は獲物が触れると振動が伝わって、巣網の中に隠れて待ちかまえているクモが飛び出してくる仕組みです。


テングタケの仲間

2010年10月17日 | シダ類・コケ類・菌類

 神社の杜の中に生えていました。シロオニタケの近くです。何かタイトルを入れないといけないのでテングタケの仲間としましたが、もしかすると違うかも知れません。

2010年10月17日 京都市西京区大原野

 とにかくキノコは図鑑を見てもあまり載っていないので素人には難しいです。側には何本も生えていました。

 まだ幼菌ばかりで、傘の開いた姿が分かりません。