山の春夏秋冬

たまの休日に野山へ出かけたとき目に留まった生き物や風景の紹介

紅葉

2010年11月23日 | 風景

 うちの辺りでは、紅葉もだいぶ進んで、ちょっと山の方へ行くと、もう終わりかけと言う所もありました。

2010年11月21日 京都市西京区大原野

 今年の紅葉は、いつになく色が鮮やかです。猛暑の夏が長く続いた影響らしいのですが。私が見に行った所は、紅葉が進んで終わりかけの樹もあればまだこれからの樹があったりで、一部はまだこれからも引き続き紅葉が見られそうです。


シイタケ

2010年11月23日 | シダ類・コケ類・菌類

 近所の神社に積んであった朽ちたシイの樹に、シイタケがニョキニョキ生えていました。

2010年11月21日 京都府乙訓郡大山崎町

 見た目が毒気のない如何にも食べられそうなキノコです。もうぼちぼち食べ頃でしょうか。シイタケの傘は開くとかなりでかくなるので、こんなに接近して生えても大丈夫なのかと、別に私には関係のないことですが気になったりします。

 世間ではマツタケがやたらと珍重されますが、もしこのシイタケが希少なキノコだったとしてマツタケと比較するとしたら、私はシイタケの方を選びます。


キノカワガ

2010年11月23日 | 蝶・蛾類

 近所の神社の石の鳥居にさりげなく張り付いていました。

2010年11月21日 京都府乙訓郡大山崎町

 すぐ側を人も車も通る参道で、目の高さに居ました。絶対見つからないと思っているのか、なかなかの自信家です。更に探すと、上の方にもう一匹居ました。この鳥居は居心地が良いようです。


アケボノマルハキバガ

2010年11月23日 | 蝶・蛾類

 灯籠の灯りに前夜やってきた内の居残り組です。

2010年11月21日 京都市西京区大原野

 目の前に湾曲した牙のようなものがあるのでキバガの仲間と思って調べましたが、これもいろいろな科があって分かりにくかったのですが、ヒラタマルハキバガ類のアケボノマルハキバガが一番似ているようでした。いくつも居たので、珍しい種類ではないようです。


キバラモクメキリガ

2010年11月23日 | 蝶・蛾類

 灯籠の灯りに前夜やってきた内の居残り組です。

2010年11月21日 京都市西京区大原野

 こうやって燈籠の上にころがっていると、遠目には枝の切れ端に見えます。私がこれにカメラを向けていると、通りがかりのカメラを持った人が不思議そうに立ち止まって見ていました。私がこれは蛾ですよと説明するまで、その人には棒切れを撮っているようにしか見えなかったようで、この蛾にとっては為て遣ったりだったのではないでしょうか。


コミスジの幼虫

2010年11月23日 | 蝶・蛾類

 神社の杜の中を歩いていたら、フジの葉の上に小さな糞が見えました。何が居るのかと思えばコミスジの幼虫でした。

2010年11月7日 大阪府三島郡島本町

 本当のところは、この幼虫がじっと枯れ葉に成り切っていたので、その周りのまた違う者を探そうとしていました。つまりはまんまと欺されたわけです。低い位置だったので上から見ているせいでもあったかもしれません。普段はクズの葉で見ることが多いのでフジの葉とはすぐには結びつきませんでしたが、マメ科の植物に着く事を考えればまた他の植物で見ることがあるかも知れません。