山の春夏秋冬

たまの休日に野山へ出かけたとき目に留まった生き物や風景の紹介

アオスジコハナバチ

2009年10月29日 | ハチ・アリ・アブ・ハエ類

 昨日は穏やかな良い天気でした。陽の当たるところは少し暑いくらいでしたが、日陰はとても冷んやりしていました。山寺のツワブキが咲いている頃なのを思い出して、少し見に行ってみました。花が目的ではなくて、花に来る昆虫が目当てです。花は少し盛りを過ぎたようでしたが、ハチやらアブやら飛び回っていました。そしてこんなきれいなハチが来ていました。

2009年10月28日 京都府長岡京市柳谷

 このしっぽの筋が黄色であっても充分にきれいなのですが、さすがに青色にはかないません。以前からときどき見かけてはいたのですが、写真を撮ったのは初めてでした。

 たいていハチというのは黄色い線が定番なのですが、どうしてこのハチは青いのでしょうか。

 きれいでとても気に入ったハチだったのですが、せかせかとよく動き回るし、なかなか思うような方向を向いてくれないので、今ひとつ満足のいくような写真にならなかったのが残念です。


ヒメヤママユ

2009年10月29日 | 蝶・蛾類

 燈籠の灯りに前夜やって来た内の居残り組です。初めて見るのですが、なかなかの絶品です。

2009年10月28日 京都市西京区大原野

 まるで絨毯のような重たそうな翅です。これでバサバサ飛んで来るのですから、きっと豪快なことでしょう。


オオノコメエダシャク

2009年10月29日 | 蝶・蛾類

 燈籠の灯りに前夜やって来た内の居残り組です。

2009年10月23日 京都市西京区大原野

 短い期間にしか活動しないのか、燈籠の灯りで見たのは初めてです。運良く出くわしてそれっきりと言う蛾は結構多いです。

 この日は運が良かったのか二匹目にも出会えました。普段は休日に見に行くだけなので、平日に現れてそれっきりと言う蛾が結構居るのではないかと思います。できるものなら毎日でも見に行きたいところなのですが。


ヤマダカレハ

2009年10月29日 | 蝶・蛾類

 燈籠の灯りに前夜やって来た内の居残り組です。

2009年10月23日 京都市西京区大原野

 ボテッと大きな蛾です。カレハガの仲間には多いようですが、これも幼虫は毒毛虫なんだそうで要注意です。クヌギなどに居るようなので、クワガタ採りなんかのついでに刺されたりしないように注意しましょう。


クモを食べていたクモ

2009年10月26日 | クモ・ヤスデ・ムカデ・甲殻類

 近所の神社で燈籠の周りに居るクモを見て回っていたら、食事中のクモが居ました。

2009年10月18日 京都府乙訓郡大山崎町

 しかし食べているのをよく見ると、食べられているのもやっぱりクモでした。ぼちぼち餌となる昆虫が少なくなってきて、同類も手を付け始めたのでしょうか。

 後ろにぶら下がっているのは卵嚢のようです。このクモの種類もすぐに分かるだろうと高を括っていましたが、結局分かりませんでした。