山の春夏秋冬

たまの休日に野山へ出かけたとき目に留まった生き物や風景の紹介

オオゲジがカマドウマを食すところ

2011年08月06日 | クモ・ヤスデ・ムカデ・甲殻類

 オオゲジがカマドウマを捕まえて食べていました。長い脚がたくさんあるので、何がどうなっているのか、少し分かりにくいかも知れません。

2011年8月3日 京都府乙訓郡大山崎町

 首根っこを押さえて、一気におとなしくさせたようです。大きなゲジだけあって、獲物もでかいです。


ビジョオニグモ

2010年10月17日 | クモ・ヤスデ・ムカデ・甲殻類

 今日は天気も良かったのですが昼過ぎまで用事で出掛けられず、あまり時間も無かったのですが少しだけ歩いてみました。
 陽も傾きだして弱くなり始めた頃、道ばたのクズの葉に居たクモです。

2010年10月17日 大阪府三島郡島本町

 普段は巣網の中に隠れているビジョオニグモです。腹部は白くて目立つのですが、巣網の中では緑色の腹側を外に向けているので、あまり目立ちません。
 このクモが何故巣網の外にいるかというと、私が巣網の中から突き出したからです。本当のところ、見付けたときは何やら獲物を捕まえていました。

 背側は白いのですが腹側は緑色です。下向きに出ている糸は獲物が触れると振動が伝わって、巣網の中に隠れて待ちかまえているクモが飛び出してくる仕組みです。


ゲホウグモ

2010年08月01日 | クモ・ヤスデ・ムカデ・甲殻類

 夜に小道を行くと、道をふさぐようにクモが巣を張っている事がよくあります。この日も懐中電灯の灯りの前にいくつかクモの巣が現れました。

2010年7月27日 京都市西京区大原野

 このように夜に巣を張るタイプは、朝になるとせっかく張った巣をたたんでしまってどこかに隠れてしまうそうで、昼間は人目に付きません。こんなにきめ細かい巣を毎日のように作り直すのはかなり重労働でしょうが、こういったクモを探しに行くとなると、夜に見に行けば効率良いわけです。


クモを食べていたクモ

2009年10月26日 | クモ・ヤスデ・ムカデ・甲殻類

 近所の神社で燈籠の周りに居るクモを見て回っていたら、食事中のクモが居ました。

2009年10月18日 京都府乙訓郡大山崎町

 しかし食べているのをよく見ると、食べられているのもやっぱりクモでした。ぼちぼち餌となる昆虫が少なくなってきて、同類も手を付け始めたのでしょうか。

 後ろにぶら下がっているのは卵嚢のようです。このクモの種類もすぐに分かるだろうと高を括っていましたが、結局分かりませんでした。