今日は朝から天気は今ひとつ。少しは陽も射しましたが青空は見えませんでした。こんな日に見に行くとすれば、と考えているとキヌガサタケの事を思い出しました。時期的にはもうそろそろです。昨年見たところは今年も生えているだろうかと行ってみると、やっぱり生えていました。
2011年7月3日 京都市西京区大原野
しかしどうもイノシシにでも荒らされたのか、きれいに残っているのがあまりありませんでした。頭のグレバの部分には相変わらず小バエやらハネカクシの仲間が来ていました。
ここのキヌガサタケは、図鑑に載っているのより少し傘の部分が小さいように感じます。どんなサイズが標準なのかは知りませんが。卵が割れて生えてくるような姿は、スッポンタケの仲間の特徴のようで、上の写真では左側に、その上の写真では右側に、まだこれから生えてくる幼菌があります。
スッポンタケもそうですが、竹林付近に生えるようです。まだここの場所しか見付けていないのですが、うちのあたりでは竹林が非常に多いので、まだまだ繁殖地があるかと思います。