山の春夏秋冬

たまの休日に野山へ出かけたとき目に留まった生き物や風景の紹介

キヌガサタケ

2011年07月03日 | シダ類・コケ類・菌類

 今日は朝から天気は今ひとつ。少しは陽も射しましたが青空は見えませんでした。こんな日に見に行くとすれば、と考えているとキヌガサタケの事を思い出しました。時期的にはもうそろそろです。昨年見たところは今年も生えているだろうかと行ってみると、やっぱり生えていました。

2011年7月3日 京都市西京区大原野

 しかしどうもイノシシにでも荒らされたのか、きれいに残っているのがあまりありませんでした。頭のグレバの部分には相変わらず小バエやらハネカクシの仲間が来ていました。

 ここのキヌガサタケは、図鑑に載っているのより少し傘の部分が小さいように感じます。どんなサイズが標準なのかは知りませんが。卵が割れて生えてくるような姿は、スッポンタケの仲間の特徴のようで、上の写真では左側に、その上の写真では右側に、まだこれから生えてくる幼菌があります。
 スッポンタケもそうですが、竹林付近に生えるようです。まだここの場所しか見付けていないのですが、うちのあたりでは竹林が非常に多いので、まだまだ繁殖地があるかと思います。


シイタケ

2010年11月23日 | シダ類・コケ類・菌類

 近所の神社に積んであった朽ちたシイの樹に、シイタケがニョキニョキ生えていました。

2010年11月21日 京都府乙訓郡大山崎町

 見た目が毒気のない如何にも食べられそうなキノコです。もうぼちぼち食べ頃でしょうか。シイタケの傘は開くとかなりでかくなるので、こんなに接近して生えても大丈夫なのかと、別に私には関係のないことですが気になったりします。

 世間ではマツタケがやたらと珍重されますが、もしこのシイタケが希少なキノコだったとしてマツタケと比較するとしたら、私はシイタケの方を選びます。


カンゾウタケ

2010年11月03日 | シダ類・コケ類・菌類

 大きなシイの樹の根元近くに生えていました。

2010年11月3日 大阪府三島郡島本町

 独特な色なので、離れたところからでもすぐに分かります。シイの大木に生える変わったキノコで、ときどき目にします。

 下から見たところです。名前は「肝臓」から来ているようです。毒々しい色なので食べられないような気がしますが、サラダにして食べるのだそうです。バター炒めでも良いそうなのですが、私はどうも食べる気にはなりません。


クズヒトヨタケ

2010年10月31日 | シダ類・コケ類・菌類

 ここのところよく湿っているので、キノコでも生えていないかと探してみましたが、もう時期が遅いのかあまり見つかりませんでした。
 これは割と明るい場所で何とか見付けたキノコです。

2010年10月31日 京都市西京区大原野

 図鑑で見るとクズヒトヨタケがよく似ていました。違っていたらご免なさい。


テングタケの仲間

2010年10月17日 | シダ類・コケ類・菌類

 神社の杜の中に生えていました。シロオニタケの近くです。何かタイトルを入れないといけないのでテングタケの仲間としましたが、もしかすると違うかも知れません。

2010年10月17日 京都市西京区大原野

 とにかくキノコは図鑑を見てもあまり載っていないので素人には難しいです。側には何本も生えていました。

 まだ幼菌ばかりで、傘の開いた姿が分かりません。