仕事から帰って来てから、少し神社の境内へセミの羽化を見に行ってみました。どうしても時間が遅くなるので、たいていのセミは翅も伸びきって色付くのを待つだけの状態です。しかし中には、蛻けたばかりでまだ翅がくしゃくしゃの者も居ました。これ幸いとカメラをセットしていると、もたもたしている内に見る見る翅が伸びていきます。
2008年7月30日 京都市西京区大原野
背景に燈籠の灯りを入れてのスローシャッターなので、一枚撮るのにもなかなか時間が掛かります。その上何枚も試し撮りをするので、そうのこうのしている内にも翅は伸びていきます。
いくらも撮らない内にほとんど伸びてしまいました。色付けば目立たないアブラゼミと言えども、蛻けたばかりのときはとてもきれいです。
もっと近付いて撮ろうとしたのですが、さすがにうっとうしくなったのか少し上へ登ってしまって、撮影は終わり。他の場所でぶら下がっているのが居たので、少し大きく撮ってみました。
昨年はこの時期たくさん羽化したてのセミがぶら下がっていたのですが、今年はほとんど居ませんでした。少し時期をはずしたかも知れません。一日二日の違いだったのかも知れませんが。