夕方の事。
買い物の為に、観光通り。
浜田停留所付近にて、
杖を突いた男性が、横断を始めた。
歩道での立ち位置が、
なんかおかしいな、と思ってたら、
やはり渡り始めた。
片側2車線の往来の激しい路線。
時間帯も、時間帯だ。
当然の様に、双方の車線で急ブレーキ。
ちょっとしたパニックになった。
双方の車線を完全に止め、
それでも、軽く会釈しながら渡る様子は、
なんか、手慣れたものに感じる。
最近のドライバーのマナーは向上し、
信号のない横断歩道では、
歩行者がいれば、停止するクルマが増えた。
しかし、これは・・・・・
海手に10m程、山手に10数m程移動すれば、
信号のある横断歩道がある。
そこを利用しても良さそうなんだが、
彼にすれば、
自分は足の不自由な老人だと自負しているのだろう。
別に彼を非難するつもりもないが、
大きな通りでの事故は、こういうケースが多い。
以前多かったのは、
栄町付近での国道を渡る老人達。
自分達の感覚では、クルマが途絶えたと思ってるんだろうが、
間隔が空けば、それだけ速度の出たクルマが通過する。
ドライバーも、まさか、渡って来るとは思っていない。
40年近く前に、
事故直後、通り掛かった事があった。
片側3車線の国道、その中央線付近に、
人が倒れている。
あの頃は毎年の様に、同じ場所で事故があった。
話が脱線した。
ああ、
非難するつもりはない、と言ったが、
やはり私は心が狭いんでね。
だから、ちょっと、怒りを覚えるな。
歩行者優先って事で片付ける訳にいかない。
長閑な農道を横切るのとは訳が違う。
急ブレーキを掛ける事によって、
後続車に追突される危険性もある。
クルマの列から、ひょいと現れれれば、
ブレーキが間に合わない事もある。
長くなっちまったが、
まあ、
自分が歩行者の時は、気を付けたい。
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