しげる牧師のブログ

聖書のことばから、エッセイを書いています。
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朝の露 イザヤ44章 <彫像>

2013-07-24 | インポート

 「木で細工する者は、測りなわで測り、朱で輪郭をとり、かんなで削り、コンパスで線を引き、人の形に造り、人間の美しい姿に仕上げて、神殿に安置する。」(13新改訳)<o:p></o:p>

 

イザヤが活動したのは今から2500年前、すでに定規(測りなわ)、インク(朱)、かんな、コンパスがあって、木工技術が整っていたとはおどろきである。

▼昔からの仏像彫刻、ギリシャの石造彫刻などは、芸術的にみればPhoto_3
価値あるもので、それらを否定することはできない。ただ問題は彫像を神として礼拝するとき、その行為が唯一にして真の神であられるお方を隠し、見えなくしてしまうことにある。だから、彫像のような物は、芸術として鑑賞しても礼拝の対象としてはならないのだ。

人を含むこの大自然は、創造主の無限の知恵と力を現わしており、追求すればするほど神の偉大さと人の小ささを感ぜずにはいられない。あがめられ、礼拝されるべきはこのお方だけなのだ。ヨハネが「子どもたちよ。偶像を警戒しなさい。」(Ⅰヨハネ5:21同)というとおりである。<o:p></o:p>